ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

浪越徳治郎 (1905 - 2000)

2018年12月07日 | 空木宝剣

平成や 師走の心 母ごころ

いよいよ、平成という時間の乗物も終着駅に近づいた。

出発の1988年から30年間。

さまざまな人が下車し、そして、新たな人々が乗車して来た。

30年前には、あの人もこの人も生きていた。

寿司詰め世代の団塊も、30年の長旅で、早や古稀となりにけり。

2年後は東京五輪。

なんでも高輪ゲイトウエイという駅が、誕生するそうな。

団塊が、75才となる2025年には、またもや大阪万博。

環状線でも、新しい駅名が誕生するのだろうか?

来年5月からの新しい年号。

「指圧の心は母心。押せば命の泉湧く」の手で、新年号に乗車して五輪まで。

その心で、7年後の万博まで、もう少し頑張るとすべえか。


百カラット コトバの世情。

2018年12月07日 | 百伝。

尾道市長が、ご自分のFACEBOOKで、「アートの島、百島の取り組み」の新聞記事をシェアされていたので、読ませて頂きました。

掲載記事は、日本経済新聞の夕刊・・・珍しいなぁ。

何が珍しいかというと、地方には夕刊が配達されていなくて、大都市居住の購買者向けだからです。

昨晩、百島の同級生と電話・・・話題は、百島のアートよりも、介護やら空き家問題の百島の現状を教えて貰いました。

同級生の一人が、実家の空き家を手離したとか、訪問介護者の担い手もいなくなるとか・・・過疎化の現実問題が影となって大きくなります。

打開策・・・東京タワー?

(写真提供:百島ネットワーク代表 漆原氏)

今年、東京タワーは、還暦60歳だとか・・・まだ若いんだ!

20代の頃、仕事場の僕のデスクから、東京タワーを眺めながら働いていました。

毎日のように東京タワーを眺めているだけで、元気を貰っていたのは事実です。

過密と過疎の世情は、相反して、よく似ています。

まっすぐ起立しているものが、目の前にあるだけで安心するものです。

気の合う同級生とか、そんな仲間との助け合いとか、小さな活動とか、励ましとか、ほめ言葉クラブです。

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「極道の妻たち」の著者である女性作家、高野山真言宗僧侶 家田荘子さん、3年前、百島の西林寺で法話されていました。

尾道市(おのみちし・広島県)の尾道港から備後商船の高速船に乗って22分(フェリーなら最長49分)福田港に着きます。ここが百島です。今日は、曹洞宗・西林寺さんで、大般若法要があり、お話をさせていただきました。とっても古そうですが、お掃除が境内まで行き届いた綺麗なお寺です。一生懸命住職夫人としてのお役目をされている、見るからに優しく穏やかな住職夫人がいらっしゃいました。法話後、高速船に乗るまでのわずかな時間に、今日の法要のお手伝いをされている女性たちが百島ドライブに連れて行って下さいました。右が田島、左が本州、橋が正面にかかっています。ところが百島も本州から凄く近いのに橋がありません。「でも橋がかかるのも良し悪しで、田島の人たちは家に鍵をかけないといけなくなったそうですよ。暴走族が橋を渡って田島まで走るようになって、その音が百島まで聞こえるんです」と、百島の女性。後ろには穏やかな瀬戸内の空と海が広がっていました。海を見るとすぐ、水行したくなる私のために海岸沿いを走って下さいました。

(2015年1月12日 家田荘子ブログ~心のコトバ~ より抜粋)

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百島が、クルシミマスの島にならないように!

より多くの称賛、笑い、ユーモアが必要です。

ハッピー・クリスマスです。