ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

名馬有。

2018年12月18日 | 千伝。

今夜のNHKのノーナレ「勝利を売る男」。

大井競馬場で予想屋を職業とする吉富さんの馬脚連打の言葉に、元氣を貰いました。

「競馬で勝つことは稼ぐことではない。自由になることだ」

ところで、今年の中央競馬の締めくくりとなる最高峰のG1グランプリレース第63回有馬記念予想(12月23日 中山競馬場)が大盛り上がり。

障害馬王者のオジュウチョウサンの出走予定、そして騎乗するのは武豊騎手。

人間で言えば、障害物レースのチャンピオンが、トラックレースに挑むという前代未聞の挑戦です。

勝利すれば、地方競馬出身のオグリキャップの時以来の感動的な夢のレースとなるかもしれません。

有馬記念は、僕が生まれた1956年(昭和31年)スタート、今年は、第63回となります。

今から、40年ほど昔。

第21回有馬記念の優勝馬はトウショウボーイ、第22回の優勝馬はテンポイント。

そして、第23回有馬記念 1978年(昭和53年)12月17日 当時のレコードタイムでの優勝馬は、カネミノブ。

歓喜、歓喜、歓喜の3年連続、勝利を的中させた思い出があります。

とりわけ、カネミノブからは、大きな誕生日プレゼントを貰いました。

同期には、あの怪物馬マルゼンスキーがいました。

そして、トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスは、今でもTTGとして競馬伝説のひとつとして語り草になっています。

しかし、それ以上に踏ん張った小柄のカネミノブの晩年は、悲しい哉・・・消息不明だとのこと。 

カネミノブは、翌年の有馬記念、その翌年の有馬記念も惨敗。

あれ以来、馬券を買っていませんが、有馬記念だけはテレビ観戦しています。

誕生日になると思い出す、不思議な名馬だったカネミノブ。

・・・合掌。

微速前進ですが、今日から63歳に向かって走ります。