今夜のNHKのノーナレ「勝利を売る男」。
大井競馬場で予想屋を職業とする吉富さんの馬脚連打の言葉に、元氣を貰いました。
「競馬で勝つことは稼ぐことではない。自由になることだ」
ところで、今年の中央競馬の締めくくりとなる最高峰のG1グランプリレース第63回有馬記念予想(12月23日 中山競馬場)が大盛り上がり。
障害馬王者のオジュウチョウサンの出走予定、そして騎乗するのは武豊騎手。
人間で言えば、障害物レースのチャンピオンが、トラックレースに挑むという前代未聞の挑戦です。
勝利すれば、地方競馬出身のオグリキャップの時以来の感動的な夢のレースとなるかもしれません。
有馬記念は、僕が生まれた1956年(昭和31年)スタート、今年は、第63回となります。
今から、40年ほど昔。
第21回有馬記念の優勝馬はトウショウボーイ、第22回の優勝馬はテンポイント。
そして、第23回有馬記念 1978年(昭和53年)12月17日 当時のレコードタイムでの優勝馬は、カネミノブ。
歓喜、歓喜、歓喜の3年連続、勝利を的中させた思い出があります。
とりわけ、カネミノブからは、大きな誕生日プレゼントを貰いました。
同期には、あの怪物馬マルゼンスキーがいました。
そして、トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスは、今でもTTGとして競馬伝説のひとつとして語り草になっています。
しかし、それ以上に踏ん張った小柄のカネミノブの晩年は、悲しい哉・・・消息不明だとのこと。
カネミノブは、翌年の有馬記念、その翌年の有馬記念も惨敗。
あれ以来、馬券を買っていませんが、有馬記念だけはテレビ観戦しています。
誕生日になると思い出す、不思議な名馬だったカネミノブ。
・・・合掌。
微速前進ですが、今日から63歳に向かって走ります。