雪積る寒い冬は、百島が恋しくなります。
でも、北陸を案内するならば、雪景色の時季が一番好いかもしれません。
共感という言葉の感覚。
・・・気を引き締めないとね。
生きている途中で、誰と知り合い、誰と同じ時間を過すか。
それによって、運命は自ずと決められてしまいます。
去年まで、10年以上、逝くのが間近い高齢者を見守っていました。
今年に入って、老いゆく高齢者の皆さんを見守っています。
ホテルのような施設のロビーで、同じテーブルに坐って、会話をすると同じ立場で共感することが多々あります。
受け身のままで、物事を考えてしまいます。
「次の楽しみは、何が食べられるのか? 何が飲めるのか? 何をしてくれるのか? 誰か面白いことを言ってくれるのか?」
とにかく、期待だらけの時間が、高齢者の頭の中で、ゆっくりと流れています。
共感感覚です。
自分では、何もしたくない、何も決められない・・・まさしく高齢者の認知の始まりが垣間見えます。
人間は起立して歩かないと、自立とは、そういうものだと教えられる日々です。
坐るのは、心を落ち着かせるため。
寝るのは、身を休めるため。
禅問答ではありません。
介護業界も、国からの補助がないと、施設経営も厳しいというのが事実。
・・・ほんとうかな?
これに共感すると、自転車操業に巻き込まれます。
自転車を長く全力で漕ぐ人生の余力は、ありません。
介護の現状の世界を、単純に学びたい、自分たちの再生のために。
春になれば、バイクに乗りたいものです。
身体と心は、自分の両輪。
バランスよく操業しないと、人生の終わりが、想いとは程遠いゴールになってしまいます。
リラックスという癒しの時間。
ストレッチという励みの時間。
リハビリという再生への両輪操業です。