はや、経団連に加盟する企業の採用説明会が、3月1日に解禁されたとのこと。
もはや、経団連非加盟の外資系やIT(情報技術)企業などは、先行して採用活動を始めており、すでに学生の10人に1人以上が内定を持っているとのこと。
こういう日本独特の1年以上前からの就職採用状況・・・考えられないです。
今も昔も、就職ではなくて、就社活動のようですが、離職活動も、当たり前のように前倒しになるかもしれません。
日本のリーディングカンパニーのトヨタ自動車でさえ、生き残るために「自動車をつくる会社」から「移動に関わるサービスを行うモビリティカンパニー」に変革中です。
豊田章男社長が、面白いことを言ってました。
「いつでも転職できる人が、いつまでも辞めない会社が、生き残る会社である」
ただね・・・いつでも転職できる有能な人は、会社人としてではなくて、どんどん転職して、よりよい世間、社会のための社会人になって欲しいものです。
今朝の参議院予算委員会。
収入の格差が大きい社会は、やはり問題です。
アポ電話強盗、詐欺、児童虐待、いじめ問題等々・・・毎日毎日、不幸な出来事が起こっている日本社会です。
警察官は、どれぐらい必要となるのか?
経済社会という生産者と消費者。
犯罪社会という加害者と被害者。
先日亡くなられた堺屋太一さんは、日本の治安悪化、個人所得は、世界ランキング50~60位ぐらいに凋落するであろうと予言していますが、同感です。
貧乏な国になっても、福祉国家の先進国となれば、結果オーライです。
生きる上での大切な事は、収入とか、稼ぎとか、お金は、勿論大事。
でも、幸せは、学校、職場、地域の人間関係の善し悪しで決まります。
職業選択の自由という権利があるけど、仕事には、誰かに福となるようなものを与えないとね!
市場の奪い合いの仕事は、辛い人生になります。
・・・こんな諺があります。
自覚すること。
出会う全ての人のことを。
何か心配事があり、何か愛するものがあり、
そして、失ったものがあることを。
Remember that everyone you meet is afraid of something, loves something and has lost something.
花に水やり、道のゴミ拾い、少しでも世界が善いものになれば・・・。
少しでも社会の問題が解決できるならば、それが生きた証という成功ではないのかなぁ。