ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

皇寿まで・・・。

2019年03月12日 | 千伝。

昨日は、東日本大震災から8年。

5年前、息子と一緒に、東北地方の太平洋沿岸を南下して、宮城県気仙沼市へ訪問したことを思い出していました。

当時、復興が終わるまでには、「あと5年はかかる」と言っていたけど、まだまだ復興は終わっていません。

全部流された更地に、ポツンと立っていたプレハブ住宅。

「ここさ帰る」かな?

「ここ栄える」かな?

ずっと、思い出す標語「ココサカエル」です。

今、新しく勤務している高齢者用介護施設には、あの大津波で家を流された方も暮らしています。

東北から北陸へ移住されて来られているのです・・・記憶が飛んでいるのか、忘れようとしているのか、昨日は全くの無表情でした。

福井で暮らす娘や息子が、故郷の親を引き取って、施設に入居させているのです。

遠く故郷を離れて想い巡らす若者ではなくて、高齢者の想いは、どうなんだろうね?

さて、日本の30代~40代の年齢層の約4人のうち1人が貯金無し、50%が、貯金50万円以下だとのこと。

人間、明日死ぬのであれば、貯金なんて必要ないんだろうけど、日本の老後社会の年金生活時代が暗いんだろうね。

ところで、新しい元号となる5月には、今日出かけた車のディーラーも9連休、眼科医院も10連休だとのこと。

・・・凄いね!

日本の社会機能は、マヒ状態になるのではないかと、心配になります。

とは言うものの、僕個人も、明日から5連休です。

勤め人としての経歴の中で、5連休なんて、人生初めてだったかな?

神々の爪痕が残る出雲や吉備と、生き仏様の足跡が残る四国に挟まれた、瀬戸内海の百寿の島まで出かけようかなぁ。

皇寿まで、あと何年ですか?