ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ヘミングウェイ(1898~1961)

2019年08月23日 | 空木宝剣

称名の 滝の如くに 落つる汗

人生にも、精巧なナビゲーションがあったなら、随分楽にゴールまで、到達出来るかも知れない。

でも現実は、昨日までの事しか見えず、明日は闇の中である。

先見の目を養うために、人間は過去を分析する。

ところが、過去に閉じ込めた筈の、過ちや歪が、闇の中から甦り、歴史は再び繰り返す。

日本一の滝、称名の水は、日本一の信濃川ではなく、常願寺川を流れて富山湾に注ぎ、ゴールの日本海へ。

「原始、女性は太陽だった(平塚らいてう1886~1971)」

地球は、火の塊である太陽から生まれてきた。

そして、地球は水の星に育ち、その海から全ての生物が湧いてきた。

太陽である女性は、子宮という惑星を持ち、そこから
ヒトは生まれ出て、未だに「生まれ出る悩み(有島武郎1878~1923)」のなかである。

火は戦争。

水は平和。

人間が、火の扱いを誤ると、やがて水が襲ってくる。

今日は、太陽の黄経が150度の処暑。

流れ出る汗も、季節の変わり目を知っての引き際である。



「日はまた昇る」ことに感謝して、「武器よさらば」の国際関係を、早急に構築せねば、チコちゃんに叱られるか。