ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

富士には月見草がよく似合う。

2020年02月17日 | 空木宝剣
初雪や 今日六十九 明日七十



今夜は、広島市内にも雪が舞っているようである。

先週は、新型コロナウイルスと野村監督の報道で終始した。

時間とは不思議なものである。ダイヤモンドプリンセス号での監禁状態にされた二週間は、とてつもなく長く感じた事だろう。

野村監督の、プロ野球道を貫いた84年の生涯。

己を月見草に喩えた苦労人。

劣等感をエネルギーに変換出来た成功者である。

カネヤンの「グランドには金が落ちている」というのは有名だが、ノムサンは、グランドという畑で人を育てたようだ。

平凡な人生を陰性と例えれば、有名非凡な人生は、陽性反応かも知れない。

世間の目に晒されるのは、相当なストレスに違いない。

ストレスを昨日に閉じ込める重石と、アタラクシアを明日に求める羽根の両方を持ち合わせる必要がある。

今日で、六十代よさようなら。

明日は、七十代よこんにちは。

48年前に、69歳で亡くなった祖母が気にかかる。