ゼレンスキー ウクライナ大統領は、自らを「国民の僕(しもべ)」と称した。
NHK連続ドラマしもべえも、10話で完結。
困った時の神頼みに、スーパーマンのような、しもべえの存在があれば怖いものなし、安心安全である。
現在、その安心安全を奪われたウクライナ。
1000万人を超える避難民。
ロシアの爆撃で破壊された都市。
その損失は、計算されているのだろうか?
ロシア革命当初から、肥沃なウクライナは、資本家的大農(クラーク)階級として、プロレタリアート独裁から、ターゲットにされていた。
疫病や大災害それに、経済恐慌等で、政情不安に陥った際に、為政者は、国外に責任転化し、弱い国を侵略する構図が、今回も具現化された。
残念な事に、人間の天敵は、人間が造った武器のようである。
第一次大戦の従軍体験をもとに「武器をさらば」を書いたヘミングウェイ(1898~1961)から約半世紀。
21世紀の現代人は、盾と矛の開発に余念なく、天敵を育てる矛盾の一方で、SNSで、臨場感あふれる情報網を手にした。
「煉獄の中で」
閻魔大王の透視眼。
その研磨を怠らなければ、この世から、天変地異の大災害は別として、人間の人間による地獄だけは、減少するかも知れない。
「核兵器よさらば」「化学兵器よさらば」「天敵よさらば」
ウクライナ戦争、早急に完結すべし。