団塊が、高校生の頃、「鋼鉄は如何に鍛えられたか」を読んで感動した覚えがある。
ブルジョアの搾取階級に対するプロレタリアートの革命。
ソホーズ コルホーズの5年計画 7年計画は、成功するかに思えた。
それが、団塊が大学生の頃になると、ソルゼニーツィンが、彗星の如く現れて、「イワンデニーソヴィチの一日」でノーベル賞作家になり、続いて「ガン病棟」や「収容所群島」などで、当時のスターリン独裁政治を暴露した。
コミュニズムのお題目を信じた、70年代の学生運動も、浅間山荘事件を期に下火となり、やがて消えていった。
ベルリンの壁の崩壊から、イデオロギー闘争は、ナンセンスに思えたが、古今東西関係なく、賞味期限を過ぎた長期政権は、腐敗し悪臭を放つことを、またもや、今回のロシアとウクライナの戦闘で、確信してしまった。
レーニン勲章を受け、32歳で亡くなったオストロフスキーは、「鋼鉄は、何のために鍛えられたのか?」と、プーチン政権の現状を草葉の陰から、訝っているに違いない。
戦争や格差 貧困などを無くす明快な答は、もはや権力者に頼らず、AIに尋ねるほうが正解のようだ。
権力よ、さようなら。
人工知能よ、今日は❗