フォークグループ、マイペースの森田貢さん(68歳)がなくなったいうニュース、合掌。
マイペースと言えば、大ヒットしたのは「東京」・・懐かしいなぁ。
🎵東京ヘは何度も行きましたね。君が住む花の都、東京ヘは~🎵
懐かしいなぁ❗
この歌がラジオからよく流れていたのは、上京したばかりの18歳、東京生活が始まったばかりの1975(昭和50)年でした。
同じ頃、大ヒットしたのが、イルカさんが歌っていた「なごり雪」🎵東京で見る雪は最後だと、汽車を待つ君が~🎵
さらには、「木綿のハンカチーフ」も大ヒット。
後に、「🎵死ぬほど憧れた東京のバカヤロー」と熱唱する長渕剛さん、湘南を大アピール、さらに東京ビクトリーを歌うサザンの桑田佳祐さんは、まだデビューしていない。
昔も今も、東京をテーマにした歌は、なんと多い事か❗
東京には人間が多い、その数だけ人間ジャングルのドラマがあるのでしょう。
しかし、東京の名を使って、海外でヒットした歌は、あるのかな?
思い出す限り、皆無です。
かつて英国のバンド Japanが歌った Life in Tokyo・・いい曲だったけど、世界では今一つ。
日本人が思い描く都会と田舎、外国人が思い描く日本と東京と地方には、ズレがあるようです。
昭和初期に生きた作家太宰治の言葉を借ります。
「火の鳥」から抜粋。
「あたし、もう、いやになった。あなたを相手に、こんなところで話をしていると、死ぬるくらいに東京が恋しい。あなたが悪いのよ。あたしの愛情が、どうのこうのと、きざに、あたしをいじくり廻すものだから、あたし、いいあんばいに忘れていた。あたしの不幸、あたしの汚なさ、あたしの無力、みんな一時に思い出しちゃった。東京は、いいわね。あたしより、もっと不幸な人が、もっと恥ずかしい人が、お互い説教しないで、笑いながら生きているのだもの。あたし、まだ、十九よ。」
「でも、ねえ。あの子を、いま田舎へかえすなんて、やっぱり、残酷よ。よく、そんなこと、言えるのね。あの子を国へかえしちゃいけない。あなたは、あの子が、去年どんなことをしたか知ってるわね。どんなに笑われたか、知っているわね。東京は、いそがしくて、もう、そんなこと忘れたような顔していて呉れるけど、田舎は、うるさい。あの子は、きっと座敷牢よ。一生涯、村の笑われもの。田舎の人ったら、三代まえに鶏ぬすまれたことだって、ちゃんと忘れずに覚えていて、にくしみ合っているんだもの。」
1975(昭和50)年、マイペースの「東京」が大ヒットしていた頃、あまりヒットはしないものの、「東京の水」を歌ったずっと今も耳に残る歌があります。
M氏への便り
作詞 吉田健美 作曲 杉本真人
東京の水って?
都会の夢を流す事かな?
都会の夢を飲み干す事かな?
百年昔も今現在も、人間は、とりわけ若者たちは笑いながらも毎日頑張って生きてゆける未来の場所を探しているのです。
🎵 Don't worry Be happy ;
All right !