百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

孤高 起業家

2011年10月06日 | 千伝。
太陽は孤独に天空を舞う。

何ものをも焼き尽くすがゆえの孤独と

何ものをも生かす輝きの両面を持つ絶対のものである。

アップルのスティーブ・ジョブスが逝った。

数日前から新しいパソコンへデーターの移動作業をしている。

まだ、携帯のスマートフォンを持っていない。

i-Phoneを買おうかと・・合掌。

無から有を生むこと。

平凡から非凡を生ずること。

不幸から幸福を導くこと。

これはちょっとした工夫。

ちょっとした遊び心。

ちょっとした道草。

ちょっとした無駄。

ちょっとした失敗。

こんなことから生まれるようです。 

松下幸之助翁の話・・困ったときの救いの神が、商いを生ずるという。

この世は、光と闇の世界。

誰かのちょっとした常識を破る遊び心の感性のなす技によって、

世間の日の目を見ることになったのでしょう。 

仕事方法を、生活様式を変えた先人と同人に感謝。

幸福へのパスワードは、愛、創、忍

2011年10月05日 | 百伝。
再び、腰痛が悪化して、寝込んでいる。

今朝、寝ながらテレビを観ていると、日野原重明先生が出ておられた。

百島の我が家の近くに引っ越してきた、昔、看護師をされていたおばさんが、日野原先生と一緒に働いたことがあると話していたが・・当時は、どんな方かも判らなかった。

百歳になって・・元気であればいいけど、そうでないと長生きも辛い。

聖路加病院の日野原先生曰く。

第一に、いくら歳をとっても愛は欠かせないとのこと。

神の慈悲、友人愛、親子愛、夫婦愛、隣人愛、いろんな愛は、人のぬくもりがあり、こころの健康、身体の健康を促進するとのこと。

次に、創とのこと。

もう歳だからといって新しいことに挑戦しないのは禁物。

まだやってないこと、絵を描いたり、歌を習ったり、ダンスをやったり、やったことのないスポーツを始めたりするのは大切なこと。

先生は、葉っぱのフレディを88歳の歳に絵本にしたとのこと。

何歳でも遅いことは無く、やらないのが一番つまらないようです。

最後に、忍耐との事。

長く生きれば、その分辛い経験も多いようで、友の死や自分の子供の死にも遭遇せねばならない事があるとのこと。

それに耐えなければ、諦めが生じてきて、気力も失うとのこと。

世の中のいろんな事故、事件、戦争までも経験しても、終わりよければすべて良しの忍耐力を持てば、病気になっても一病息災で、こころは健やかで運命も開くとのこと。

先生の話を聞いて、幸福へのパスワードは、愛、創、忍だと思った次第です。


なでしこリーグ

2011年10月02日 | 千伝。
10月1日、向こうにある競技場が、福井県坂井市三国にあるテクノポート福井スタジアムです。



ここで、「INAC神戸レオネッサ対アルビレックス新潟レディース」の公式戦が行われました。

神戸は、澤穂希、川澄奈穂美、大野忍、近賀ゆかり、海堀あゆみ等々、日本代表7人を擁して、さらに韓国代表のチ・ソヨンも加わるスター軍団です。

試合前のウォーミングアップです。







一方、新潟は、坂口夢穂と上尾野辺めぐみの日本代表2人に、なでしこリーグ選抜の川村優理を擁した全員がアマチュア選手軍団です。

坂口選手・・半導体を作る工場で働いているそうです。



背番号5の川村優理選手・・彼女の父と少しの間、隣同士で歓談して、新潟チームの現状を聞かせていただきました。感謝。




さて、試合開始・・。



前半、全勝優勝を目指す神戸が圧倒的に優位で・・試合内容もちっとも面白くなく、飲食物を求めて、スタジアムの外に出たぐらいでした。

そして、後半・・点差は、3対0で、神戸のリード・・。

応援も圧倒的に神戸側が多く・・だんだんと新潟を応援するような雰囲気になりました。

ところが、後半の後半・・足が止まった神戸から、新潟が続けざまに3点連取。

神戸の連勝を止めて、引き分け試合となりました。



試合後、歓喜の新潟チームと負け試合のような神戸チームの明暗の差が大きく・・観客にとっては、面白い試合になりました。

当日のなでしこリーグの試合は、福井県では、大きなニュースとして扱われましたが、全国的には、全くスポーツニュースとしても流れていませんでした。

なでしこリーグの存続するためのライバルは、Jリーグの男子サッカーであり、プロ野球との集客競争になると考えますが・・頑張ってもらいたいものです。



みんな、がんばらばないと・・。

楽しい一日でした。

将来来福

2011年10月01日 | 百伝。
伊勢うどん、伊勢えび・・たくさんの土産物を買いました。



お金と気持ちを沢山・・伊勢に残したような気分です。

ほんとうは、大王崎まで足を伸ばしたかったのですが、時間的に無理でした。

伊勢からの帰福の際、名古屋経由で帰りました。



都会の高層ビルは、大きな墓石に映ります。

ちょっと思い出したので書き留めて置きます。

神の領民たる伊勢の方に教えて頂きました。

お参りする際の願い事が叶う方法を教えます。

伊勢参りの作法は、二拝二拍手、そして願いごとを伝えて、一拝です。

そのまえに大事なことは、お賽銭です。

いちばん、よい金額は、55円がよいと言われています。

両方に穴があいて、将来の見通しがよいからだとのこと。

伊勢の内宮にいくと、御賽銭箱には、万札からの紙札も沢山入っていますが・・

それほど、経済的に余裕のない方は、御縁がありますように5円で十分です。

5円、15円、25円、35円、45円、55円・・ここまでがよいのです。

それ以上の65円、75円、85円、95円、100円は、ちょっと御縁が遠のくという冗談です。

また、願い事を伝える時の大切な事・・。

必ず、自分の住所も名前を言わなければ、神様は憶えていません。

本籍地、現住所、生年月日、名前を告げて、延々と自己紹介をして、最後に、お願い事を申し出ます。

(小生も、備後の国、広島県尾道市百島町泊の生まれ・・と自己紹介を始めます。)

願い事は短く、自分は何者であるかという、神さまへのアピールが大事なのです。

そうすると、神さまの御覚えもよいのでしょう。

それ以後、願い事の多くが、叶うようになりました。

さて、これも希望していたのですが・・

今日は、なでしこリーグのサッカー試合(INAC神戸vsアルビレックス新潟)の観戦です。

澤穂希選手や川澄選手の動きを観れるのが楽しみです。

多分、千客万来の賑わいなのでしょう。



はてさて、伊勢では、天照大御神の神札、内宮で神棚、蘇民将来の木札、笑門の木札・・たくさんの縁起物も買いました。

お金と気持ちを沢山・・伊勢から頂戴したような気分です。

施行(もてなし)の国、伊勢から、無事に帰福しました。



何かに・・笑顔で感謝です。


お伊勢参道

2011年10月01日 | 百伝。
26年前に何度かの伊勢詣した頃、「おはらい町通り」はありましたが・・

「おかげ横丁」は、ありませんでした。

伊勢の赤福が、平成5年にオープンさせたとのこと。

その中に、参宮歴史館「おかげ座」という芝居小屋のような施設がありました。

映像シアターによって、庶民が、一生に一度の伊勢参りを夢見ての時空の旅・・そして、伊勢路の風土と歴史とともに紹介しています。

また、当時の「おかげ参り」の再現した歴史館・・大変興味深く面白かったです。

26年昔に小生が取材した内容のほとんどが、ここに集約されていて発信されているような・・

「おかげ座」でした。



小生の時間の都合に合わせて、素早くテキパキとご案内説明していただいた若き聡明美人な方にも感謝です。

さて、この「おはらい町通り」「おかげ横丁」・・。



赤福本店も含めて、ほとんどのお店に、魔除けとして、しめ縄に「蘇民将来子孫家門」の木札を掲げています。





これこそが、26年前に抱いた・・小生の疑問でした。

天照大御神の日本の最高守護神が、この伊勢におられるのに・・

なぜか?

「蘇民将来」という人物の登場です。

しかも、蘇民将来は、伊勢の神の領民になっています・・。

原点となる、日本の聖地・・伊勢での物語となっているのです。

アレレ?・・備後の国が舞台なのに・・。

ここでは、遠い備後の国の物語ではないのです。

伊勢は、欲張りです。

神の領民たる自負があります。

その創造力の源が、神に近づき、幸福に近づき、災いを避けるのです。

江戸時代・・伊勢への「おかげ参り」が日本各地で熱狂的なものになってゆきます。

これは、当時、伊勢から全国に発信した宣伝企画の綿密な仕掛けがありました。

翻って・・わが故郷の備後は?

備後の国、桃島に蘇民将来が生まれ暮しておった・・。

それぐらいのロマン伝説が必要かもしれません。

伊勢は、神領民たる素晴らしいアイデア豊富な国です。

伊勢参宮

2011年10月01日 | 千伝。
一昨日の早朝に、福井の自宅を出発。

距離的には、ちょっと大回りになりますが、時間的には短縮しているかな・・滋賀県の草津まで南下して、新名神高速道へ。

この琵琶湖の南にある近江界隈は、伊賀や甲賀の忍者の里、柳生の里への足がかり・・京都や奈良や伊勢の中間点になるような興味深い地域です。

小生の26年ぶりの伊勢参宮です。

日本人の心の聖地と崇められ、昨年は、全国各地から約880万人が参宮されたという伊勢の神宮です。

一昨日も平日にもかかわらず、もの凄い観光客の多さに驚かされました!

ディズニーランドか、USJか・・と思うぐらいビックリです。

さて、はじめに、外宮(豊受大神宮・・天照大御神のお食事を司る衣食住を支え、我々の生活の守り神様)です。

亀石です。



今では、パワースポットと呼ばれる三ツ石から仰ぎ見る御正殿です。



外宮から内宮までは、車で5分ぐらいの距離にあります。

勿論、正月以外は、駐車料金は無料です。

東京ドームの1100個か1200個分の敷地があるという内宮に入ります。

内宮の正式は、皇大神宮。

毎年、天皇陛下、総理大臣、横綱までが参拝する「天照大御神」をおまつりしています。

五十鈴川に架かる宇治橋です。

鳥居を見れば、男の神さまか、女の神さまか・・判ります。



内宮 御正殿です。



20年に一度の次の式年遷宮は、2年後の平成25年。

つまり、26年前から既に二度式年遷宮が行われており、内宮の御正殿は、同じ場所なのですが、石段の高さも広さも二倍ぐらい大きくなっているようで、より観光化されたような雰囲気なっていました。

一拝。