ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

通勤・通学で考えること。

2012年12月15日 | 千伝。
身を粉にして働いても、儲けが少なく、収入が乏しい方も多くいます。

会社内の要職に上りつめたとしても、経営不振、リストラの危機に直面している方も多くいます。

今の時代世相は、お金も名誉も・・頼りにはなりません。

面白可笑しく、自分の好きなように、自分の想うことに没頭して生きてみたいという人が増えています。

これを、無欲と呼ぶのかどうか・・判りません。

名誉とかお金を求めて生きるのも、それは、それでよいでしょう。

でも、そのために、やりたくもない事を我慢して生きるのは、しない方がよいでしょう。

人のために生きるということになると、つまらない生き方が、幸せな生き方に変わると考えます。

人のために生きるとは、とりあえず、やせること。

心身の動きを活発にしなければと・・。

今日から、一日百グラムづつの減量を考えているのです。

通学・通勤の質量

2012年12月15日 | 千伝。
また明日、京都まで出かけて参ります。

朝の往路は、家から大学まで、片道3時間ほど要します。

帰路は、2時間程度かな・・?。

高校時代は、片道2時間以上かけて通学していました。

船待ち時間を考えると、往復の通学時間は、かなり要していたと思います。

日本で一番通学時間が長い高校生かな・・と考えていました。

東京の大学に進学すると、関東圏からの遠距離通学というのはザラにいて、一番驚いたのは、静岡県の沼津から通学していた学生です。

社会に出ると、名古屋から新幹線で通勤している方にお目にかかった事もあります。

都会での片道2時間以上の通勤というのは、当り前の感覚になっていました。

ところが、地方で暮らしていると、感覚が変化してきます。

地方での片道2時間通学・通勤というのは、痛学・痛勤以上に長すぎるという心痛感覚です。

だから、地方の停滞感の要因は、この辺りにあるのかな・・見通しの甘さという推測・憶測です。

人間は、動く動物であり、活力の源は、動くということです。

動くことは、働くということ。

日々の通学・通勤時間が短ければ、人生の量を!

日々の通学・通勤時間が長ければ、人生の質を!

・・深く考えるチャンスという巡り合わせです。

船に乗ろう♪

2012年12月14日 | 百伝。
わが百島の同級生たちの皆なへ。

まず、船を漕ぎだす準備をしよう♪

船に乗って、百島へ行こう♪

日本一高い船賃を払っても、百島へ行こう♪

百島ピクニックに行こう♪

我々にとって、もっとも恵まれた人生の恩恵があるのが、百島という舞台だよ。

みんな、自分のとこの空き家、休耕地、海辺、里山をリストアップ。

みんな、何がしたい? 何を残したい?・・半農半漁生活じゃないよ。

これは、自分に対する残りの人生への開拓アート精神だよ。

百島ピクニックだよ・・半学半遊生活だよ。

一人よりも二人、みんなの力・・協力があれば楽しいよ。

それぞれの人生経験、知恵を出し合おう。

わが同級生は、泣き虫ばかりだった。

子供の頃は、百島史上最低と言われた出来の悪かった同級生たち。

今も、泣き虫だってかまわない。

次いでなら、泣き喚き、叫んで、百島史上最高の同級生へと変えてみよう。

老後の生活、お金にも困らないように、それを考える百島学遊会となろう。

・・百島ピクニックへ。

来年から、その船を漕ぎ出す準備をしよう。

我々は、地球に遊びに来たんだよ。

その船に乗ろう♪

日本一高い乗船券 

2012年12月14日 | 百伝。
距離を考えると、日本一高い乗船券(船賃)となるのは、百島行きの船だとか・・。

キャプテン・・そうかもしれません。

我々は、日本一高い船賃を支払っています。

これは、無料で通行できる橋が架かっている近隣の島々の住民との差別化にもなる・・よい意味での可能性もあります。

我々は、「日本一高い乗船券」を支払って、その船に乗って百島へ渡ります。

百島へ渡るには、「日本一高い船賃」を支払わなければなりません。

これって、・・逆手にとって、観光宣伝のキャッチ・コピーのフレーズとなるかもしれません。

これからは、皆さん・・「日本一高い船賃を支払って、百島へ行きました!」・・と宣伝書きをしましょう。

・・でも、損をした感覚はありません。

日本一高い船賃を支払ってでも行く・・百島には「御蔭様」があるのです。

昔、備後商船は、尾道に事務所を置いて、尾道から鞆の浦まで運航していました。

さらに、福田と泊の間までも、運航していたのです。

「びんぼう商船」と呼ばれても・・我々の足だったのです。

がんばれ、備後商船。

百花無心

2012年12月13日 | 資本と社会の問題
栄えたものは、必ず滅ぶという盛者必衰の理。



祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
(平家物語の冒頭)

福井市郊外の朝倉・一乗谷遺跡には、よく出かけます。

車で20分ぐらいかな・・。

気分転換には、最適な場所です。

奥に見える家並みは、復元された武家屋敷です。

最近は、飛鳥時代から江戸時代まで、幅広い時代劇のロケ地としても活用されています。



室町時代末期・・京の都に次ぐ賑わいをみせたという夢の跡です。



室町時代の最後の将軍足利義昭も、明智光秀も、かつて、この地で暮らしていました。

細川ガラシャの生まれ故郷でもあります。



今は、何もない夢の跡です。

ここで、来週の講義の予習復習の準備をしていました。

あなたが思う大金って、いくらばかりの金額ですか?

・・という質問がありました。

人それぞれ・・違うのは、当然です。

日本でいちばん障害者を雇っている企業は、ユニクロだそうです。

歴史とは、モノクロではなく、さまざまな鮮やかな色がついた時間なのかもしれません。

ここは、時間が止まっているような場所です。

春になると、ここは百花が咲き誇ります。

失うものは、何もありません。

ノーマライゼーション

2012年12月10日 | 資本と社会の問題


昨日の京都は、底冷えする快晴でした。

とは言うものの、朝早くから夕方まで、社会福祉の講座に出席して参りました。

「出生前診断」という重い課題でした。

産むか?

諦めるか?

生まれてくる我が子が障害児であろうとも、受け入られる社会であろうとする社会福祉のテーマです。

お隣りの滋賀県は、社会福祉分野では先進地として、よく教材にも取り上げられます。

戦後、滋賀県で福祉施設を築いた糸賀一雄さん、田村一二さん、池田太郎さんの社会福祉思想と実践力が偉大であり、大きく現代の日本社会に関与しているのです。

家族をひきつれて、施設内で暮らしたということです、

糸賀さんたちは、重い知的障害者、動きまわる重症心身障害者、動けない重症心身障害者も、発達するという人間としての過程を尊厳しています。

彼らも嬉しい時、楽しい時は、発達段階で、笑っていくのです。

人間の尊厳とは、何?

人間としての感情の豊かさを推し量ることかな?

日本の障害者数、軽度重度を含めて約750万人+250万人=約1000万人、その家族を含めると、3000万人から4000万人の方々が、命という人権と向き合っていることになります。

勿論、障害者も健常者も、人権上、平等であるというのが前提です。

社会から弱者を締め出さない社会を、ノーマライゼーション(人権を担う社会)と言います。

この子ら「に」ではなく、この子ら「を」世の光に・・「この子らを世の光に」と提唱した糸賀さんたち先人の大きさを噛みしめています。

・・いろいろと考えさせられた帰路でした。

京都で夕食を終えて、福井へと電車サンダーバードで帰路・・前を走る貨物列車が、踏切で車と接触事故の車内放送あり。

敦賀駅で、約2時間待ちの状態になりました。

雪積るプラットホームで・・スマホの電源も無くなりかけてきました。



さて、事故処理後、動いたものの・・今度は、また貨物列車にトラブルありとの車内放送あり。

武生駅で、また約2時間待ちの状態になりました。

眠い!



福井駅に着いたのは、夜中の1時過ぎでした。

京都から電車に6時間近く乗って、やっと帰宅。

よく寝ることができた帰福車中でした。

感謝。

たけくらべ

2012年12月08日 | 百伝。
唯何事も恥かしうのみ有けるに、或る霜の朝水仙の作り花を格子門の外よりさし入れ置きし者の有けり、誰れの仕業と知るよし無けれど、美登利は何ゆゑとなく懷かしき思ひにて違ひ棚の一輪ざしに入れて淋しく清き姿をめでけるが、聞くともなしに傳へ聞く其明けの日は信如が何がしの學林(がくりん)に袖の色かへぬべき當日なりしとぞ。

以上は、樋口一葉の小説「たけくらべ」の結びです。

24歳の若さで生涯を終えた一葉・・これを読むだけでも一葉の凄さに驚かされてしまいます。

樋口一葉の世界は、子供の頃に過ごした百島の世界と非常に似通っています。

「たけくらべ」に現われる少年少女は、悪態や暴言を吐きます。

それでも、どこかで「風(風雅)がわるい」ことは出来ない「淋しく清き姿」なのです。

故郷の百島を考える一人一人の想いだけでは、微力です。

その微力さを、もっと大きな楽しみの力にしたいものです。

物語は、或る霜の朝 水仙の作り花を 格子門の外より さし入れ置きし者の有けり・・から始まるのです。

「たけくらべ」の続きの物語の世界は、故郷を想う物語の世界に相通じるものがあります。

音の日

2012年12月06日 | 千伝。
今日は、音の日だとか。

健康診断の結果、僕の心臓の音も、まだ聞こえているそうです。

午後、期日前投票に市役所に行って参りました。

着いたと同時に、社民党党首の福島みずほさんも到着して、小雪降る中、地元立候補者の応援演説が始まりました。

僅か数十人を前にした寂しい応援演説なので、ちょっと聴いてみようと立ち止まっていました。

すると、平日なのに何をしているのやら風貌怪しい中年若者が、僕のまえを行ったり来たりするものだから、指先を指して「どきなさい」と表現すると、素直に応じてくれます。

しばらくすると、福島さん、その中年若者を手招きして「脱原発」の賛成発言を求めていました。



その中年若者なる人物・・地元福井で活躍するSing J Royというレゲエ音楽では世界に誇れるシンガーだとのことでした。

そういえば、「ほやほや」という故郷福井を讃美する素晴らしい彼の福井弁でのレゲエ曲がありました。

歌って欲しかったな。

生きるとは、鼓動を響かす音・・余韻ありです。

日本まんなか共和国

2012年12月06日 | 千伝。
日本中央共和国とも呼ぶこともあります。

広域の観光誘致活動、域内交流を促進するための地域共和国です。

日本海から太平洋へと、本州のほぼ中央に位置する福井県、滋賀県、三重県、岐阜県の四県で構成されている共和国です。

毎年、文化首都が決められて、毎年、持ち回りで遷都式もされています。

今年の文化首都は、大垣市だったかな?

大阪、京都、名古屋の経済圏に呑みこまれることなく、地域の独自色を出すつもりが、・・今ひとつ認知度が低いというか、文化活動も停滞気味の状態です。

原発政策に加えて、一層いちはやく、日本まんなか共和国(州)として、道州制に名乗りを上げればよかったのに思います。

まさしく、「日本の未来」への指標となるのでは?

日本の文化とは、文化国とは・・何?

さて、今日は、これから大きな病院へ健康診断に行きます。

もし、入院ということになればと考えると・・。

さまざまな思いが交錯して、あれこれと及ぶものです。

優しく幸せな国は、どこですか?

急がば廻れ。

2012年12月06日 | 千伝。
近江商人の商売道の極意は、「三方よし」。

「三方よし」とは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」となります。

「世間よし」とは、「他国へ行商するもすべて我事のみと思はず、その国一切の人を大切にして、私利を貪ることなかれ」とあります。
(五個荘(現東近江市)の中村治兵衛家の家訓より)

近江商人精神の神髄「陰徳善事」によれば・・質素倹約に努め、見返りを求めず富を社会に還元する。瀬田唐橋の架け替えや学校、病院の寄付、凶作時の大型工事「お助け普請」も度々行われた。それが世間の需要、信用を守って持続的な商売を可能にした・・との由。

滋賀県人は、自ら近江の国を、琵琶湖をたたえた湖国とも呼んでいます。

その湖国の嘉田知事が、卒原発を掲げた新党「日本未来の党」という船を漕ぎ出しました。

「国民がいちばんの小沢さん」も、「減税の河村さん」も、広島県六区選出の亀井静香さんも合流、そして乗船をしました。

このことを、「渡りに船」というのでしょうか?

琵琶湖の南の位置に、瀬田の唐橋があります。

東海道の草津宿から大津宿までは、南に位置する瀬田唐橋を経由するより、草津から船を使う方が便利だったそうです。

しかし、天候が悪化した場合には、安全な回り道を行く方が正解です。

さて、この「渡りに船」・・

選挙の結果、躍進しても、難破船になるのでは?

琵琶湖から、瀬戸内海か、日本海か、太平洋か、未来へ漕ぎ出ることが出来るのかどうか?

・・興味があります。

「急がば回れ」という謂われは、琵琶湖から生まれたとの由です。

勘三郎さん 

2012年12月05日 | 千伝。
子供の頃から、子役者で活躍されていました。

同年代の彼の演技に、こんな子供がいるのかと・・!

子供心に、妙な安心感を貰った記憶があります。

ご冥福を祈ります。

合掌。

さて、明日は、小生も健康診断です。

よい結果となりますように。

論語

2012年12月01日 | 千伝。
徳は孤ならず、必ず隣り有り。(孔子)

まっとうに誠実に生きていれさすれば、必ず認められて、理解者が現れるという意味です。

論語は、堅苦しい道徳論ではありません。

蜜柑や柿を食べるような楽しいイメージが溢れています。

楽しい時は、憂いを忘れます。

食事をするのも忘れます。

老いが近づいているのも忘れます。

今日から師走十二月・・。

これさえ、忘れそうな「子曰、徳不狐、必有隣」です。

小生、論語読みの論語知らずです。