百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

万木百草。

2017年01月11日 | 千伝。
とある記事を読んでいると、こんな文面に出会いました。

「介護職は、報酬の高い職種ではありません。しかし、他者の幸福に対して大きな影響力を持つ介護の仕事は、意義があるだけでなく、やりがいもまた非常に大きいものだと思います。」

・・上記の文面を「やりがい搾取」と呼ぶのかもしれません。

天皇陛下生前退位により、平成31年1月1日より、新しく元号が変わるとか?

高齢者の定義を、65歳から75歳へ変更、引き上げるとか?

成人の定義も又、20歳から30歳へ変更、引き上げるとよいのかも?

誰に問いかけても、世に問いかけても、「正しい答え」はありません。

「社会貢献」とか「やりがい搾取」とか・・昨今、気にかかかる言葉です。

去年の誕生日・クリスマスプレゼントに贈られたヒートテックの下着上下を、初めて身に着けてみました。

あれこれ考える理屈ではなくて、ヒートテックのお陰様で、寒い冬を越せそうです。

社会貢献とは、そういうものかもしれません。

今日、「うつ、うつ、うつは、さようなら満塁ホームランとなれ」という幟を見ました。

今日を打つのは、今日の時計。

現実は、どんどんと変化してゆきます。

それでも、花開の万木百草です。

父の命日に。

出光佐三 (1885~1981)

2017年01月08日 | 空木宝剣
アポロンか 油アラブか アメリカ化

戦後の出光は、タンクの底の油を浚う事から始まった。
門司の出光美術館には、そう書かれてあった。
ヘドロ化した油を汲みだす過酷な作業。
映画「海賊と呼ばれた男」には、「百人起し」の熱い男たちの姿が描かれていた。
横島にも、二つの大きな石油タンクあって、昭和30年頃まで進駐軍が管理していた。
やがて丸善石油になり、現在はタンクも消えて海水浴場に変わっている。
油断大敵の時代。
命より大事なものを持っている男達を描いた日章丸の航跡は、後のイラン革命まで示唆する。
2017年。
出光佐三翁、生誕132年没後36年の現在。
「ノーと言えない日本人」が今や「イエスと言えない日本人」に変貌した。
団結心の希薄な「百人倒し」の世代の目に、この映画は、どないに映るだろうか?

青学箱根総合3連覇

2017年01月04日 | 空木宝剣
天下の嶮 寄木細工の 技ありて

分け入っても 分け入っても 青い山
(山頭火)

走っても 走っても 広い原
(五十歩万歩計)

東京大手町から箱根芦ノ湖まで、往路107.5km 復路109.6kmの往復10区間を、時速約20kmで駆けぬける箱根駅伝。
何の道具も持たず、襷だけをつなぐシンプルなスポーツだが、往復約200kmの間に、様々なドラマ模様が表れる。
これぞ、箱根寄木細工の妙。
一秒を削る妙か。
一秒を削るのに、どれほどの汗と涙を絞った事だろう。
九十三回を数える新春の青春ドラマは、「青春とはなんだ」世代の団塊さえも胸を熱くする。

神様人気。

2017年01月03日 | 千伝。
今年は、西に一を+して、酉年。

年末年始、人手不足の為に通常の2倍ぐらいのスピードアップで働きました。

昨日今日・・今年初めての連休でした。

ゆるりと、新年明けましておめでとうございます。



福井地方、いつものお正月は、どんよりとした曇り空か雪景色が似合うのに、光りが射してお正月らしくありません。





今朝は早くから、箱根駅伝をテレビ観戦。

今年も、母校は出場できず予選落ち。

母校が出場していたならば、箱根まで応援に行っていたかもしれません。

午後から、いつもの散歩ルートを初詣参り。



所謂パワースポットと呼ばれる人気のある神社は、正月三日なのに大賑わいでした。





伊勢神宮を頂点とするピラミッド型体制にも似た氏神様の世界にも力関係があるかもしれません。



・・よい時間を過ごすことも出来ました。



商売繁盛の神様、家内安全の神様、火の神様、前厄、本厄、後厄、厄払いの神様・・諸々の神様。





賑やかな氏神様、静かな氏神様・・「光明というは人なり」

今年も、ここに集う皆さまの御健康と御多幸が守られ、楽しいことが一日でも多くありますように!

盛り沢山の神様に声掛け、願い、祈って参りました。

大いなる福あれ!

・・大丈夫です。

今年も宜しくお願い申し上げます。

謹賀新年

2017年01月02日 | 空木宝剣
雲取りや 二千十七 おめでとう

西暦2017年酉年と言うことで、標高2017米の雲取山が大賑わいとの事。
深田久弥の百名山は、北は利尻羅臼に始まって、南は開聞宮之浦まで。
数ある名山の中、東京都最高峰の山という利便性もあるのかも知れない。
団塊も1971年に登山。
初めて、生のキツツキを見て感動した山でもある。
次は、標高2057米の大菩薩岳だが、2057年となると、団塊は賽の河原かトムラウシ天国の庭か?
めでたくもあり、めでたくもなし。