
大した山ではありませんが、山に入って撮影していると、何か変な気分になることがあります。
深い山でなくても、大体私が分け入っている山に、人の姿は殆どありません。
写真は、先日新しい撮影地開拓で紛れ込んだ杉林です。
杉林に三脚を立てて撮影していたら、何となく神名備という言葉が思い浮かびました。
本来、杉林と言うのは人工林ですから、神名備た場所ではないはずです。
日本人は何となく神様が宿っていると感ずると祀りますから、人工の林であっても関係ないとも言えますが。
まあ、一人っきりで撮影していて、ふと集中力が途切れると、山の中に一人でいることに怖さを感じているんだけと思いますが。

