
This is a woman who called Tetsuko.
「入場きっぷがあるのか」
鉄ちゃんの世界で、女性の鉄ちゃんは「鉄子」と呼ばれています。
今日は、その「鉄子さん」に会いに行ってきました。
先日、地元新聞紙を見ていたら、とある講座のPRが掲載されていました。
それは、"鉄道旅行の楽しみを深めよう"「大人の旅学科II」という講座でした。
講座の講師は矢野直美さん、そう元祖鉄子さんです。
講座は無料ですが、希望者多数の場合は抽選となっていましたので、取り敢えず申し込みましたら、見事に当選して今日講座を受講できました。
余談ですが、主催者側の話では定員200名に対して300名以上の申し込みがあったそうです。
講座は、新潟日報メディアシップ(新潟市中央区)内日報ホールで、今日の13:30開始から始まりました。
200名分の席は満席でした、私は開始15分前に会場へ入ったので、少し画像が見づらい席となってしまいました。
矢野直美さんの講座(公演)は1時間ほどでした。
彼女の体験談を撮影した写真とともに、楽しく聴くことができました。
印象に残ったのは「女神は100人姉妹」「オン・ユア・マークス」です。
「女神は100人姉妹」は、一期一会のチャンスを逃したとしても、次があるさと開き直るような意味合いでした。
「オン・ユア・マークス」は、自分は生きている今時点が一番若い、だから何時でもスタートできますよと意味合いでした。
次の1時間30分は、トークセッションでした。
出演は、矢野直美さん(文筆・写真家)、河野哲也さん(JR東日本新潟地区センター所長)、野澤達雄さん(新潟日報モア鉄道コラム担当)、石川千春さん(エフエム新津・パーソナリティー)の4名です。
主に、野澤さんがテーマを示しながら、行き当たりばったりのトークが爆発して、面白かったです。
矢野さんへ鉄道旅行の計画を立てる時のポイントはと質問があり、彼女は「最終列車の時間だけは確認します」と答えていました。
そこへ空かさず河野さんが「最終列車の一つ前の列車も確認して、行動もできれば最終列車の一つ前で終わらせます」と突っ込んでいました。
河野さんいわく「最終列車が運休になったらどうにもなりません」と述べていましたが、さすがにプロは行動が慎重だなと感じましたが、良い助言だとも感じました。
実は、今回の講座の胴元はJR東日本新潟支社です。
当然JR東日本のPRがありましたが、今回の講座参加者限定で課外授業(日帰り旅行)を実施するというアナウンスがありました。
それは「弥彦線てつさんぽ」だそうです。
11月23日に、イベント用車輌のNO・DO・KA運行させて、弥彦までの日帰り旅行です。
しかもNO・DO・KAは、越後線経由で運行されるそうなので、これは中々体験できないコースですね。
多分当日は、撮り鉄さん達が越後線沿線に三脚を立てて待ち構えるはずです。
越後線に特急型の車輌が運行されることは、めったにないからです。
トータル3時間(13:30-16:30)の講座でしたが、時間があっという間に過ぎてしまいました、それだけ聞き入った訳です。
ちなみに、一番上に掲載した写真は、会場のホールへ入場する際に手渡されて、入り口で待っていたJR東日本の制服を着用した方が、昔懐かしいハサミで入鋏(切り込み)を入れて、返してくれたものです。
実は、制服を着用した方は、トークセッションに登場した河野哲也さんでした。
彼のアイディアで、このような入場方法を実施したそうです。
河野哲也さんは、この日のために錆びついていたハサミを三条の業者さんへ研ぎにだして、今日に備えたと言っていました。
彼はJR東日本の現役社員ですが、趣味の方は模型鉄だそうです、写真に写っていた彼が作成したパノラマは、それは凄いものでした。
越乃Shu*Kuraと印刷された布片は、今日の記念として配布されたものです。
多分、コースターとして使うのではと思われます。




