今日は、暦の上では大寒です。
一番寒いはずなんですが、ありがたいことに寒さは大幅に緩みましたよ。
緩んだどころか、午前中は写真のとおり青空が見えたりして、寒中とは思えませんでした。
ただ、油断はできません、これから立春までの期間が要注意ですからね。
夕方には雨模様となったので、今のところは雪は大丈夫みたいですが。
この調子で立春までお願いしたいところです。(苦笑い)
朝は、NHKのR1を聞いていることが多いです。
身支度などをしている時間帯は、ちょうど「ふんわり」という番組の放送時間なので、結構聞いています。
今日の特集は「遺産相続」でした。
昨年、同じお題でやったんですが、今回は少し応用編と言ったところでした。
番組を聞いていて、莫大な遺産などない私ですが、銀行預金や不動産、あるいは最近話題のデジタル遺産について、後始末がやりやすいように記録を残す必要を思い知らされましたよ。
自分の頭の中にあるそれらの記憶は、外部の人には分かりません、だから顕在化して置かないと駄目ですね。
エンディング・ノートとまではゆかなくても、必要最低限の情報を記録しておこうと思いましたよ。
リスナーからの質問を聞いていて、それは私もと思ったことがありました。
それは、こんなシチュエーションでした、行方不明に近い姉がいるが、結婚もしていないし子どももいない。
姉が死亡した時点で、自分も死亡していたら、相続が自分の子どもに来るかでした。
答えは「イエス」、だから子供さんたちには、そんな伯母さんがいることを伝えたほうがう良いということでした。
実は、私もかつてこれに近い経験をしました。
父親の弟が亡くなって、更にその連れ合いも亡くなりました、子どもはいませんでした。
その時点で、私の父親も亡くなっていたんですが、ある日突然生まれ故郷の市役所から手紙が来ました。
いわく、叔父さんの遺産があるが、それを相続したうえで、固定資産税を支払えという内容でした。
意味がわからないので、手紙の差し出し部署へ電話を入れて、事情を聞きました。
そうしたら、遺産の家が相続されていないので、相続したうえで税金を支払えということでした。
こりゃ大変だと言うわけで、どうしてそうなったのかWebで検索すると、ラジオで聞いたとおり、私に相続権があることが分かりました。
その家が売れるような財産だったら良いのですが、借地に建つ古家でした、とほほです。
Webいわく、相続権があることを知った日から3ヶ月以内であれば相続放棄ができるとなっていました。
当然相続放棄をすることにして、この件を取り扱う家庭裁判所へ出向いて、相続放棄の方法を聞いて書類を作りましたよ。
自分の兄弟にも説明をして、一緒に相続放棄するなら書類へ連署しろと言って、書類を送りつけました。
それで、無事相続放棄ができましたよ。
莫大な遺産を残してくれたんだったら、大喜びで相続したんですが、ほぼ価値のない古家と相続放棄をするための手間暇を考えたら、完璧に負の遺産でした。
まあ、借金を残していないだけ良かったのですが、叔父には子どもの頃は可愛がってもらったので、そう思うしかないです。
幸い、私の子どもたちにはそんな親戚はいないので、笑い話として話しましたがね。
子どものいないオジサンとオバサンがいる場合は、要注意ですね。
ただし、その方たちが大金持ちだったら、幸運が転がり込むかも知れませんが。
一緒に働いていた同僚で、そんな人がいました、夢物語ではないですよ。(笑い)
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