■愛はめぐり逢いから / 南沙織 (CBSソニー)
さて、最近のサイケおやじはプログの更新も言い訳ばかりで心苦しく、仕事の愚痴が多いのは、全く自分でも情けないと思います。
では、何をやっているのかというと――
実は仕事関係先から引き継いだ膨大なデータと格闘中なんですよ……。
しかもそれが今や過去の遺物とも言うべきフロッピーディスク数万枚!
おまけに貼ってあるラペルの文字がグニャグニャにクセが強く、結局は中身を参照しないと分からないんですから、始末が悪いです。
そこで若い者からアルバイトまで動員して、古いドライヴも集めて、なんとか連休明けまでには概要を掴むべく奮闘中というわけです。
もちろん寝泊まりも仕事場ですし、周囲のケツを叩きまくっている手前、自らも奮闘努力は必須とあって、いやはやなんとも、自縄自縛って事です。
しかし、そんな中にも憩いの時間はきっちり設けていかないと、仕事の効率はガタオチですから、終った時はパァ~~~ッとやろうと約束する以前に、毎日の癒しはそれなりに、ねっ♪♪~♪
サイケおやじだって、そういう物分かりは良くしているのですよ、手前味噌ではありますが。
そこで個人として、仕事の合間のコーヒータイムには、思わず和む昭和歌謡曲を鑑賞しているわけでして、特に本日ご掲載のシングル盤A面曲「愛はめぐり逢いから」は最高♪♪~♪
なにしろ一抹の愁いが微妙に滲む、それが南沙織の持ち味のひとつであるとすれば、ここでの歌い回しの素直で、幾分引っ込み思案な表現にはグッと惹きつけられてしまいます。
発売された昭和51(1976)年末頃では、珍しくも彼女のレコードジャケットがモノクロというのも、なかなかジャストミートの仕様だと思います。
ちなみに作詞:岡田冨美子&作編曲:林哲司が手掛けた同曲は、テレビドラマ「結婚するまで(TBS)」の主題歌企画だったようですが、サイケおやじはそれを全く知りませんので、完全に楽曲と南沙織のボーカルだけが優先して好きというわけです。
あぁ~♪ ハードな仕事の合間に旨いコーヒーでも飲みながら聴く、南沙織のハートウォームな歌声には癒されますねぇ~~♪
ということで、仕事の行く末は見えずとも、それゆえに彼女の歌が殊更心に染み入るのだっ!
そんな覚悟を決めさせられるほど、素晴らしいというわけです。