■ホテル・カリフォルニア / タンポポ (ワーナーパイオニア)
もしも「1970年代ロックの良く知られたランキング」なぁ~んてものがあったとしたら、イーグルスの「Hotel California」は、まちがいなく上位にランクされるでしょう。
ですから、トーシロのバンドでコピーされたり、時には酔っ払いが鼻唄やってしまうのも充分に許される名曲でありながら、プロのミュージシャンがカパーしたレコーディングは案外少ないのも、それだけオリジナルバージョンの存在感が絶対の証明なのかもしれませんが、どっこい!
それをひっくり返してしまったのが、本日掲載のシングル盤B面に収録の同曲日本語バージョンなんですねぇ~~~~♪
告白すればサイケおやじが、それを演じたタンポポとの出会いを決定的にされたのも、件のカバーバージョンでありました。
その衝撃たるやっ!?
ちょうどその時、某居酒屋で仲間とグタグタやっていた自分の緩みきった頭のネジが逆に締め付けられたというか、有線からは誰が歌っているかも定かではなかった女性デュオが――
そのホテルにはぁ~酒もあるしぃ~
女もぉ いるしぃ~
遊んでおゆきぃ~
ホテルカリフォルニアぁ~~♪
――なぁ~んて歌っていたんですから、仰天至極ですよっ!?!
で、様々に調べてみると、訳詞というよりは替え歌歌詞を綴ったのが、なかしに礼!
諸事情から全ての言葉を掲載するわけにはいきませんが、う~ん、流石は日本を代表する作詞家の堂々たる仕事の一端として、これは凄いとしか言えません。
それでも気になるのは、オリジナルを書いたドン・ヘンリーやグレン・フライシ以下、当時のイーグルスの面々は、これを知っていたんですかねぇ~~。
という素朴な疑問を抱いてしまうサイケおやじではありますが、イーグルス信者にとっては噴飯物(?)の日本語バージョンがあってこそ、この素敵な姉妹デュオのタンポポと邂逅したのですから、全ては結果オ~ライ♪♪~♪
最後になりましたが、サイケおやじの近況としては当分の間、非常勤の職場に入る事になり、その雪国に昨日やって来ました。
つまりは久々の独り暮らし♪♪~♪
しかも当然ながら、おやじバンドでの諸々にもがっちり参加出来る事から、あれこれ事前にメンバーと連絡し合い、1970年代名曲名演をやろうぜっ!
等々、盛り上がったところで思い出したのが、本日ご紹介の日本語バージョンによる「Hotel California」というわけです。
これをやるかは未定なれど、演じるからにはタンポポのアこースティクなアレンジよりは、エレクトリックなハード仕様が第一希望!
よしっ、まずはイントロのギター、そのアルペジオから練習しておこう!