■2 Night At The Fillmore East / Jimi Hendrix and The Band Of Gypsys (Voodoo Chile = CD)
☆Disc-1 / 1st Show 7.30pm 31.12.1969
01 Bill Graham Introduction
02 Power Of Soul
03 Lover Man
04 Hear My Train A-Comin' ▲◎
05 Changes ◎
06 Izabella ◎
07 Machine Gun
08 Stop
09 Ezy Rider
10 Bleeding Heart
11 Earth Blues
12 Burning Desire
☆Disc-2 / 2nd Show Midnight 31.12.1969 ~ 1.1.1970
01 Also Sprach Zarathustra
02 Auld Lang Syne ◎
03 Who Knows ◎
04 Stepping Stone
05 Burning Desire
06 Fire
07 Ezy Rider
08 Machine Gun ◎
09 Power Of Soul
10 Stone Free
☆Disc-3 / 2nd Show (conclusion)
01 Changes
02 Message To Love
03 Stop
04 Foxy Lady
05 Voodoo Chile
06 Purple Haze
☆Disc-4 / 3rd Show 7.30pm 1.1.1970
01 Bill Graham Introduction / Who Knows ※
02 Machine Gun ※
03 Changes
04 Power Of Soul ◎
05 Stepping Stone ◎
06 Foxy Lady ▲
07 Stop ▲◎
08 Earth Blues
09 Burning Desire ◎
☆Disc-5 / 4th Show 9pm 1.1.1970
01 Bill Graham Introduction / Stone Free ◎
02 Changes ※
03 Power Of Soul ※
04 Message To Love
05 Earth Blues ◎
06 Machine Gun ◎
☆Disc-6 / 4th Show (conclusion)
01 Voodoo Chile ◎
02 We gotta Live Togeter ※◎
03 Wild Thing ◎
04 Hey Joe
05 Purple Haze
※バンド・オブ・ジプシーズ
▲バンド・オブ・ジプシーズ 2
◎ライブ・アット・ザ・フィルモアイースト
掲載したのは、これまで述べたとおり、1969年大晦日~1970年元日に開催されたニューヨークはフィルモアイーストでの2日間、計4ステージを演じたバンド・オブ・ジプシーズの音源を6枚のCDに収めた箱物で、発売されたのは確か、2007年でありました。
しかし、これは決して純粋な(?)ブートではなく、それでいてジミヘンの財団「Experience Hendrix」から公認されてもいない、所謂ハーフオフィシャルな商品でありながら、ファンや信者を納得させるだけの質量が確かにあって、それは基本的にはサウンドボードと思しき音質の安定性と申しましょうか、普通に聴けるライブ盤であり、さらにチューニングやMC等々が実際のステージ進行を追体験させてくれますから、たまりません♪♪~♪
つまり、そのまんまに近いナチュラルな音源であるがゆえに、各楽器や各人のボーカルのバランスが悪い部分も確かにあるんですよ。
それでも、リスナーを満足させてしまうのは、やはりジミヘンの魔力であり、全てを乗り越えていくギターとボーカル、さらにはバンド・オブ・ジプシーズという短命に終わった真正ブラックロック(?)のバンドが最も激しく堪能出来る音源!
それに尽きると思うばかりです。
そして当然ながら、近々発売が予定されている公認リマスターによる集成音源集との比較も大いに楽しみである以上、サイケおやじとしては、この箱物CDを今後、少し詳しくご紹介させていただく所存でござます。
ちなみに、この元ネタになっている音源ソースは決してオフィシャルに録音されたテープからでは無いと思いますが、一説によれば、件の正規録音マスターテープは紛失したとか、盗まれたとか、様々な裏事情があるらしく、例えそれがこの6CD盤に用いられたとしたら、音のバランスの良くないトラックが混在しているのは、これ如何に!?
そんなこんなも含めて、バンド・オブ・ジプシーズに対する興味と期待は膨らむばかりあります。