OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ:part-8

2020-04-27 19:57:57 | 歌謡曲

エンドレス・ナイト / 高野サヨ子 (RCA)

久々の「この人」シリーズということで、本日掲載したシングル盤を出した高野サヨ子は、おそらくは典型的な「80年代アイドル」のひとりであったと思われますが、そう書いてしまうのは、サイケおやしが高野サヨ子にはテレビでも全く接した記憶が無く、だからこそ以前に某ネットオークションで纏め売り落札出来たレコードの山から現れた、この躍動的なジャケ写にグッと惹きつけれたのは運命と思いたいところです。

何故ならば、A面に収録された「エンドレス・ナイト」が作詞:島エリナ&作曲:田中真美、そして編曲:戸塚修の企図による、正に発売された昭和58(1983)年当時のブラコン歌謡ポップスに仕上がっていて、アップテンポで軽めのチョッパーベースとか、ビシバシのドラムスは言わずもがな、程好く哀愁が滲むメロディラインもサビのフックが耳に残りますからねぇ~~♪

ただし、肝心の高野サヨ子のボーカルが薄口と申しましょうか、歌唱力はアイドルシンガーとしては普通なところが失礼ながら、逆に弱点に感じられてしまうんですねぇ……。

ど~せなら、からっきしにターヘな歌唱だったらなぁ~~?

とか、不遜な事を考えてしまうほど、残念賞的な隠れ名曲と思う他はありません。

う~ん、それにしても、こ~ゆ~シングル盤が次々に作られていた昭和50年代のアイドル業界は、やっぱり素晴らしい時代でしたねぇ~~♪

そりゃ~、もちろん、売れれば最高なんですが、結果的に埋没したレコードであっても、後年の再発見に可能性を残しているあたりは、その証明と成り得るのでしょうか。

サイケおやじは、そう思いたいです。

あぁ……、高野サヨ子は今……。

コメント
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