女優、そしてマルチタレントとしても活躍中の岡江久美子の突然の悲報!
それも現在、世界を脅かしている新型コロナウイルスによる肺炎とあっては、絶句するしかありません……。
報道によれば、今月3日から微熱があり、自宅療養していたところが6日に容体が急変し、以降は集中治療室にて病魔と闘っていたというのですが、それにしても享年 63……。
どうやら乳癌で放射線治療をされていた最中ということで、免疫力の低下もあったらしいという推測もあるようです。
あぁ……、サイケおやじは彼女のファンの端くれではありますが、ここに謹んで故人への哀悼の意を綴っている次第です。
岡江久美子が最初にブレイクしたのは、テレビドラマ「お美津(TBS)」のヒロインとして、昭和50(1975)年にデビューした時かと思いますが、それ以降は若妻・良妻のイメージが演技の十八番となり、特に当時は全盛期であった所謂「2時間サスペンス」物には欠かせない存在でありました。
そして同時に強い印象を残したのが、クイズバラエティ「連想ゲーム(NHK)」における頭の回転の速さと心配りの素晴らしさで、持ち前のクールな美貌とハートウォームな振る舞いが大きな人気の要因であったはずです。
また、私生活では昭和58(1983)年に俳優の大和田漠と結婚され、今度は人妻・熟女のお色気が全開ながら、その程好い生臭みが逆に幅広いファンを摑んでいた様で、近年ではバラエティ番組のMCとしても活躍していた事は記憶に新しいところでしょう。
しかし、それにしても忘れられないのは、昭和57(1982)年に発売された本日ご紹介の「岡江久美子写真集(スコラ社)」です。
それは嬉しくも、強烈なセクシーショットが満載の所謂着エロ物であり、この表紙のイメージから導かれるフェロモンが噴出しまくった全篇は、実用性満点 ♪♪~♪
残念ながら、諸事情から中身のカットは掲載致しませんが、既に述べたとおり、翌年には結婚された事を思えば、ますますのエロ度数は高まるばかりですよ ♪♪~♪
また、こ~ゆ~イメージの演技を堪能したいと思えば、昭和60(1985)年にテレビ朝日「土曜ワイド劇場」で放送された天地茂主演による明智小五郎の美女シリーズ最終作「黒真珠の美女」を、ぜひともお楽しみくださいませ。
ちなみに説明不要かとは思いますが、ここで明智小五郎を演じた天知茂は、昭和60(1985)年7月27日、クモ膜下出血のため急逝しています。享年 54……。こうして「美女シリーズ」には、一応のピリオドが打たれたのですが、現在シリーズ全作がDVD化されているのは、とてもありがたいところです。
ということで、あれやこれやと失礼な事も書いてしまいましたが、衷心よりお悔やみ申し上げます。
うむ、今夜は件の「黒真珠の美女」を鑑賞しようかなぁ……。
合掌。