■今夜はLAMBADA / 日原麻貴 (キングレコード)
本日も「この人」シリーズで失礼致します。
で、掲載したのは昨日と同じく、某ネットオークションで纏め売り落札したレコードの山の中から掘り出した意外なお宝というか、ご覧のとおりの「プロモ盤」でして、これが世に出た平成2(1990)年の業界を鑑みれば、既にCD時代であったはずが、これは堂々の 45回転のアナログ盤なんですから、手にした瞬間、思わずゾクゾクしてしまったですよ ♪♪~♪
しかも、A面に収録されているのが、その頃に世界中(?)流行っていた「ランバダ」と称された南米産のディスコミュージックであり、その歌謡曲バージョンのカバー作という体裁なんですから、例の濃厚接触ダンスを思い起こせば、ふっふっふっ ♪♪~♪
それはジャケ写の着エロ寸前みたいな雰囲気も感度良好ではありますが、実はサイケおやじは、その主役たる日原麻貴については、知るところがなく、おそらくはグラビアアイドルだったのでは?
なあ~んていう確証の無い推察ですから、つまりは妄想です。
あえて言い訳を繕えば、当時のサイケおやじは欧州の未だ分断されていた国で辛酸を飲めていたもんですから、それでも「ランバダ」っていうディスコミュージックだけは耳にしていたというわけです。
そこで針を落としてみれば、出で来る音は確かに「ランバダ」っていうジャンルなんでしょう、しかし歌詞は湯川れい子による意訳日本語でしょうか。また、アレンジには武部聡志が関わっているんですが、肝心のオリジナルは G.Schubach と P.Oliver とクレジットされているので、本物を流用したディスコ歌謡の一種として企画されたものでしょう。
そして、こけがまた、なかなかグッと惹きつけられるものがあったりして、我ながら面映ゆい気分であります。
本音を言えば、楽曲よりも日原麻貴が気になってしまったんですよねぇ~~♪
何枚のレコードを出しているのか、またイメージビデオとか出しているのか、そんなこんなが次なる奥の細道へ誘いと自覚しているのでした。