OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

牧野美千子の白昼夢

2020-07-13 19:28:47 | 歌謡曲

テラスで Day Dream c/w Take A Chance / 牧野美千子 (東芝)

本日の主役たる牧野美千子は数多登場して来た所謂特撮ヒロインの中でも、その美人度数の高さゆえに、今も人気は衰え知らずと云われているらしいんですが、サイケおやじは件の特撮ドラマ「超電子バイオマン」には接していませんので、つまりはそこで注目された勢いで昭和60(1985)年に制作発売されたと思しき掲載のシングル盤が全てという存在です。

もちろん、当然ながら狙ってゲットしたブツではなく、発売翌年になって漫然と漁っていた中古レコードのバーゲンセールで纏め買いした中の1枚でしたから、何の期待もせずに針を落としてみれば、これがクリビツテンギョウ~~~!?

とにかく作詞:岡田冨美子&作編曲:沢健一によるA面曲「テラスで Day Dream」は、ミディアムスロウなオールディズ歌謡に仕上がっていて、しかも牧野美千子の歌唱が往年のセクシー歌謡路線を踏襲した仕上がりになっているんですから、たまりません♪♪~♪

全くジャケ写ポートレートの男好きする印象とモロに同じ雰囲気の節回しが楽しめるんですねぇ~~♪

告白すれば、実は彼女が子供向け特撮テレビドラマのヒロインをやっていたなんてこたぁ~~、その時のサイケおやじには全然知る由も無くて、最初っから歌手として芸能界にデビューしたのか、あるいはモデルからの転身だったのか、そんなところを想像していたので、かなり衝撃を受けましたですよ。

あぁ~~、この程好い溜息歌唱とビーチボーイズっぽいサウンドの理不尽な整合性!?

全くサイケおやじの好みのツボにジャストミートの名曲にして名唱と思うばかりですっ!

どうか皆様にも、この鬱陶しい世相とすっきりしない空気感を一瞬でも忘れられる様に、この牧野美千子が歌う「テラスで Day Dream」をお楽しみいただきとうございます。

ちなみにB面に収録された「Take A Chance」は、やはり同じ制作スタッフによる溌剌としたニューミュージック系アイドル歌謡ポップスの隠れ名曲にして、ウキウキさせられる名唱になっているんですが、歌詞の中身のキワドイ表現が程好いあたりは、これまた狙いがドンズバってところかもしれません。

サイケおやじは、こちらも大好きなんですよっ!

ということで、ここまで素敵なレコードを残してくれた牧野美千子は、どうやら当時の芸能界における活動期間は短かったらしく、結婚から引退を経て、近年は特撮ドラマの回顧イベントに登場されたり、単発での女優活動もされているとの情報がありますから、アイドル時代(?)の音源の復刻を強く望んでいるのは、何時も通りのサイケおやじの切なる願いであります。

もちろん、今以て未見の特撮ドラマ「超電子バイオマン」が気になっているのは、言うまでもありません、ふっふっふ ♪

コメント (1)
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