■土曜日のアマン / 深野晴美 (RIV.STAR)
所謂カレンダーソングというか、四季の暦を歌い込んだ大衆音楽は夥しく作られておりますが、中でも「七曜」に拘った歌の楽しさは別格ということで、やはり本日は「土曜日の歌」として、昭和63(1988)年に発売された深野晴美のシングル曲「土曜日のアマン」です。
もちろん、皆様ご存じのとおり、彼女は例のオナッターズとしてブレイクする以前より主に水着スタイルをウリにしていたモデルであり、前述オナッターズでの活動と並行して単体での写真集やイメージビデオ作品を次々に出すほどの人気巨乳スタアでしたから、オナッターズとしてレコードデビューすれば、ソロレコーディングも当然が必然!?
掲載盤は、そんな深野晴美の自己名義による最初のレコードであり、作詞:堀江童子&及川眠子、作曲:堀江童子、そして編曲:片倉三起也が提供したのはアップテンポのデジタルラテンポップス歌謡とも言うべき、これまたキャッチーな夏歌♪♪~♪
おまけに当時の彼女のキャラクターを全開させた露出度の高い衣装にセクシーな振り付けも狙いどおりのライブギグはテレビや実演ステージでもウケるのは当たり前だのクラッカーとはいえ、肝心の深野晴美の歌唱力は危なっかしさの塊ですから、たまりません (^^;
そのあたりの映像は今日でもネットでアップされていますので、皆様には存分にお楽しみいただきたいところです。
そこでサイケおやじが痛切に関心させられるのは、当時は既に絶滅危惧種であったテレビにも出演出来る「セクシーアイドル」としての深野晴美という存在であり、それは前述のオナッターズも、また然りでありましょう。
うむ、セクシー歌謡の復活かっ!?
加えて、深野晴美は殊更ノーテンキというか、アンポンタンの尻軽キャラとして、何かにつけては「ワカンナァ~ィ」という、そのセリフこそがバカのひとつ覚えでしたからねぇ~~、素晴らし過ぎるバディの魅力とターヘな歌、そして空っぽ頭のナチュラルな演技力は、なかなか不滅かもしれませんよ (^^♪
ですから、往年の彼女の写真集やビデオ、レコード等々が中古市場では高値安定という現実にも納得しております。
ということで、何も「土曜日の歌」として、深野晴美を取り上げる必然性は???
―― というお叱りは覚悟しておりますが、そこは夏歌との絡みもあっての選曲とご理解いただれば幸いでございます <(_ _)>
実際、楽曲としての「土曜日のアマン」は、なかなか良く出来ていると思っておりますので (^^♪