■エイプリル・モーニング・ラブ / 森真帆 (ユピテル)
リアルタイムでは、ほとんど注目度も低かったけれど、近年のシティ・ポップのブームという、ニューミュージック再発見運動の最中、裏街道的な人気も高いと云われているのが昭和55(1980)年に発売された森真帆(もりまなほ)の掲載シングル盤A面曲「エイプリル・モーニング・ラブ」です。
なにしろ、これがアップテンポのハリウッドポップス系AOR歌謡に仕上がっておりまして、イントロからキャッチーなホーンセクションと爽やかなコーラスでツカミはOK♪♪~♪
そして如何にも当時のニューミュージックが全開というメロディラインに素直な愛の世界が綴られた歌詞を節回す森真帆のクール&ソフトな声質が実にイイんですねぇ~~♪
そこで制作クレジットを確認すれば、作詞:竜真知子&作曲:林哲司というヒットメーカーコンビに加えて、リズム編曲:永井充男、ホーン編曲:中村哲、コーラス編曲:山川恵津子という、正に当時のニューミュージック界をリードしていた面々の御尊名がっ!
ですから、当然ながら、カラオケパートの演奏メンバーにしても、永井充男(g)、清水信之(key)、鳴瀬喜博(b)、上原裕(ds) という強力リズムセクションの参加がジャケットスリーブ裏に記載されているのは必然と思うばかり (^^♪
しかし、肝心の主役たる森真帆(もりまなほ)に関しては、そこにも当時21歳で、東京都出身云々等々、簡単なプロフィールしか紹介されていません。
それでもシースルーの衣装に身を包んだ彼女のお姿が拝めるジャケ写は、ありがたやぁ~~~ (^^♪
実は後で耳にした話ではありますが、ど~やら彼女は裏方で活動していたシンガーであり、ボイストレーナーとしても知られているらしいですよ。
う~ん、だとしたら、サイケおやじは、これっきりしか所有していない彼女のレコードではありますが、他にも歌声が楽しめる音源が残されているはずですよねぇ~~♪
ちなみに掲載盤は相当以前に中古ゲットしたブツで、サンプルの見本盤なんですが、告白すれば、最初はジャケ写の雰囲気に幻惑されての入手でありました (^^;
ということで、繰り返しますが、最近のシティ・ポップのブームから、彼女の音源がデジタル復刻されているのならば、嬉しいですし、皆様にも、お楽しみいただきとうございます <(_ _)>