OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

哀愁と未練のもう一度

2018-02-02 17:04:14 | 歌謡曲
もう一度だけふり向いて / 桜田淳子 (ビクター)

現在のサイケおやじの仕事の困難は、なんとかしがみついているプロジェクトのひとつを諦めるか、否か!?

そ~ゆ~決断が難しい局面にある事に尽きます。

スッパリと切り捨てるのは容易な反面、後々の処理が思わぬ因縁に繋がりかねず、相手方も「もう一度……」という姿勢が真摯なだけに、個人的には勿体なさというよりも、未練を覚えてしまうわけでして、つまりは例によって、情に流されている自分が……。

さて、そこで思い出してしまったのが、桜田淳子が昭和51(1976)年末に出した掲載のシングル盤A面曲「もう一度ふり向いて」なんですが、それはあんまりにもベタですかぁ~~?

しかし青春の移り気とせつなさを綴った阿久悠の歌詞に附された穂口雄右のメロディは、デビュー以来メジャーな曲調を歌っていた桜田淳子のイメージから転換を目論んだが如きマイナーキーの哀愁路線がドンズバッ!

さらに高田弘がの施したアレンジには程好いラテン系のビート&リズムが用いられているもんですから、全体としてミディアムテンポの仕上がりには、桜田淳子の持ち味のひとつである切迫感が滲む節回しがジャストミートでありましょう♪♪~♪

う~ん、絶妙に滲む大人っぽさには捨て難い魅力がありますですねぇ~~♪

ですから、ジャケ写ポートレートのアンニュイなイメージも、それに合わせたチョイスと思うばかりです。

ということで、現実は歌の世界ほどひとつの心情で纏まるわけもなく、結局はドロドロした思惑や打算、大義名分を振りかざしてのゴリ押し等々、決して「情に流されて」済むものではありません。

サイケおやじとしては、しかしそれが分かっているからこそ、迷いに束縛されているのでしょう。

さあ、もう一度……!
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