■平凡パンチ'70 The Nude 高橋惠子 ひし美ゆり子 東てる美 (マガジンハウス)
世間は連休で浮かれていても、なんだかんだで遊べない者だって夥しく、ましてや疎外感に追い込まれている孤独な皆様もいらっしゃるでしょう。
不肖、サイケおやじも、実はそうした中のひとりなんですが、しかしこの「ひとりっきり」というのは人生にとって、物凄く貴重な時間なんですよねぇ。
これは決して負け惜しみではないつもりです。
そして孤独であればこそ、本日ご紹介の素晴らしい写真集も存分に拝むことが出来るわけですよ♪♪~♪
なにしろタイトルどおり、1970年代を代表する女優にして、最高の人気グラビアアイドルでもあった3人ですからねぇ~♪
正直、すっかりお世話になっていたリアルタイムの頃はもちろん、現在だって彼女達への感謝の念は深まるばかりです。
まず高橋恵子は当時、関根恵子として大映末期にブレイクし、特に昭和45(1970)年のデビュー主演作だった「高校生ブルース」から真っ向勝負の15歳という、今ではアブナイ場面の連続描写は強烈で、ヌードはもちろん、スケスケの下着が最高に衝撃的だった事をサイケおやじは忘れていません。
そして「おさな妻」「高校生心中」「遊び」「成熟」等々のヒット作を連発し、大映の倒産をその度に先延ばしさせるほどの実績は、まさに映画史に残る活躍でしょう。
ですから、結果的に大映が昭和46(1971)年末に潰れた後は東宝に移籍し、さらなる名作に出演を続けたのもムペなるかな、いよいよ裸の演技もナチュラルな魅力を増大させた時期には登場するグラビアも爆発的な人気となり、掲載雑誌は驚異的な売り上げとなっていました。
それはご紹介の写真集に纏められた当時の「平凡パンチ」からのカットでも明らかで、昭和48(1973)年9月17号に掲載された内容は、東宝映画「朝やけの詩」撮影中のシーンをメインに使っているのですが、それは彼女のオールヌードが前貼りも無しという評判が世間を騒がせ、なんとっ! そのアンダーヘアがモロ出しの写真が数枚、流出するという裏事件(?)もありましたですねぇ。
告白するとサイケおやじは幸運にも、その複写版を入手し、まさに宝物にしていたほどです♪♪~♪
一方、同じ時期に撮影されたのが、これまた永遠の女神様として今日も時代を超えて美しいひし美ゆり子の南仏コートダジュールでのヌードグラビアで、昭和48(1973)年4月6号&同年8月6日号に掲載されたカットの数々には、おもわず手を合わせてしまうほどです♪♪~♪
しかし、こうした脱ぎっぷりの良さとは逆に、撮影中のひし美ゆり子はポーズやロケ場所についてあれこれゴネていたそうで、それは彼女のプログでご本人が告白されているんですが、やはり羞恥心があってこそ、エロスも尚更に輝くわけですよ♪♪~♪
正直、それを知ってしまえば、リアルタイムよりは現在の方が感激も興奮度も高く、本当に覚悟を決めて鑑賞しておりますです。
あぁ、ありがたや、ありがたや♪♪~♪
そしていよいよ東てる美なんですが、ここに収録されたカットが撮影された昭和51(1976)年といえば、完全にロマンポルノの看板スタアになっていた頃で、オナペット・ナンバーワン女優として、まさに裏アイドルの絶頂期! ですから、温泉旅館で撮られたヌードにも説得力が満点ですよ♪♪~♪
個人的にも「生贄夫人」で鮮烈にデビューした直後から、彼女に対しては制御不能の夢中状態が続いていたわけで、またまた告白すると高校時代に密かに憧れていた同級生に彼女が似ていた事もあり、爆発的な妄想を煽られていた女優さんでした。
ということで、永久保存版として現在発売中!
とにかくこれは買える時に買っておくべき1冊でしょう。
デジタルリマスターなんていう言葉が写真にも使われるとは思ってもいませんでしたが、印刷も綺麗ですし、版型も大きく、しかも値段は2千円代ですから、迷っていたらバチがあたるんじゃないでしょうか。
ちなみに当時は未発表だったカットも収録されているそうですし、これはちょいと全部を確認出来ていないので詳細は書けませんが、それはそれとして、貴重なる「ひとりっきり」の時間には最高の友達になるはずですよ♪♪~♪
心から、ありがとう♪
本日は、そう、述べさせていただきます(敬称略)。
コメントありがとうございます。
残念ながら、東てる美のそういうイベントには参加したことがありません。
彼女の場合、谷ナオミとの確執が表面化してから以降が本領発揮かもしれませんねぇ。女優だけじゃなく、プロデュース感覚も優れていたんですから、現在の幾分地味な活動は勿体ないと思います。
熱いコメント、大いに共感致します。
前貼りは本来、写ってはならない部分を隠すためにあり、また「もしも」の時に修正を可能にするための実用が目的でしょう。
と同時にそれを着用する人物の気持ちというか、現場スタッフにすら、そこを見せたくないという、ひとつの羞恥心でもあるでしょう。
しかし、だからといって、「私は現場では常に前貼りをつけています」云々を自ら話してしまうのは、裸の仕事をやっているかぎり、ファンの気持ちを無視しているんじゃないでしょうか?
また近年、ヘアヌードが当たり前になって、そういう「秘すれば花」という風潮が廃れ、それゆえにエロスの味わいも深みが薄れたように思います。
やはり「見えそうで、見えない」、あるいは「もしかしたら……」というような妄想は大切にして欲しいもんです。
その意味で最近人気の爆乳グラビアアイドルの中には、普通に手ブラ姿とか披露しているくせに、「ニプレスは絶対にしています」と堂々と公言したバカ女がいますよ! う~ん、許せん!
ちなみに関根惠子は「アンチ前貼り派」として有名ですが、流石にそれで開脚する必要がある場合はスタッフをその方向から撤退させるらしいですね。そういう恥じらいは必要です。
ひし美ゆり子様は例えば「忘八武士道」の時は前貼りを強要され、本篇にもチラリと一瞬映っていますが、ご本人の告白どうり、前貼りは嫌だったそうですね。
あとプレイガールの共演者では八並映子が、ど~せ映らないから、と前貼りは使っていなかったそうです。流石♪♪~♪
当時は前張りも検閲の対象だったのでしょうか?
コメントありがとうございます。
前貼りは基本的に映倫カットや修正を避けるための処置でしょうから、検閲の対象にはならないでしょう。
むしろ秘部が映っていなくても、女優さんの腰の動かし方がリアルだったり、声がヤバイ雰囲気だと、切られる場合が多かったそうですよ。
成人映画の女優さんは基本的に前貼りは使わない人が多かったそうですが、それだけ自然体で隠しながらの演技がエロスを醸し出す能力に長けていたと思います。
二條朱美とか、中島葵あたりは最高に上手かったですよねぇ。例え前貼りを用いていたとしても、無粋な感じは決して出さないのが本当のプロでしょう。
ちなみに女優さんが前貼りを使わない時は男優が前貼りを着用するそうです。下手すりゃ~、入ってしまいますからねぇ(笑)。
復刊ドットコムに(近代映画社)原悦子写真集が登録されておりますが、内容は1980年2月にサイパンの浜辺で撮影されたものです。なぜか前張りが修正もされずに掲載されている珍しい写真集です。
お気持ちありましたら投票して下さい。
原悦子はインタビュー記事等ではグラビアでも必らず前張りをしてますというのはありませんが、実祭は平凡パンチ等のグラビアでも前張りを付けていました。スペシャルPART2という特集号とは前張りの写り具合が全然違いまともに写っていました。
情報ありがとうございます。
ご依頼の件、了解致しました。
しかしそれにしても原悦子が……。
という気分ですねぇ。
今の時代だったら、堂々のヘアヌードをやってくれたのでしょうか? ちょいと興味があります(苦笑)。
青野武雄作品集という文庫本サイズの写真集は容易に入手できますので参考にして見て下さい。
こちらも前張りを一部確認できますが、やや物足りない感じです。前を隠している両手のすき間、ヒップラインからはみ出していますが、写真集の方はアナルまで隠しているのが判るほどでした。あれはいやらしかったです。当時私は未成年でしたので立ち見しただけでした。
コメント感謝です。
前貼りの面積の大きさには、それだけ着用している人物の密林面積と比例するものがありますよね♪
うっ、この人は、こんなに……!?
という驚きが興奮を誘うわけですが。
ちなみにアナルは生殖器ではないので、見えても法律上は問題ありませんが、当時はタブーでしたからねぇ。