■最高なのさ / ナナとおさみ (キングレコード)
猛烈な暑さも、鬱陶しいコロナ禍も、今日は完全に振り捨てて、とにかくカッコイ~イのが本日掲載のシングル盤A面曲「最高なのさ」ですっ!
歌っている「ナナとおさみ」は、木の実ナナと元ジャニーズの飯野おさみが組んだ、もしかしたら企画優先のコンビだったのかもしれませんが、このジャケ写にして、歌っているのは曲タイトルに偽り無しっ!
それは作詞:平井一郎&作曲:すぎやまこういち、そして編曲:森岡賢一郎が、これが世に出た昭和43(1968)年8月のロッキンソウルなイメージを究極まで濃縮させたソウル歌謡の決定版であり、もちろん、それはナナとおさみのイカシたグルーヴ唱法があればこそっ!
イントロからディープに蠢くピアノとファンキーなリズム隊に導かれて歌い出す木の実ナナの刹那の節回しに前向きな声質で呼応する飯野おさみのボーカルが、いきなり最高なのさぁ~~♪
あぁ~~、演奏パートのシャープなノリとソウルフルなコーラス、間奏のギターソロも含めて、ここまでクールに燃え滾ったソウル歌謡が今から50年以上前の日本で作られていたという、その事実に現代のお若い皆様は何を思うのでせうか?
幸いにも、サイケおやじは、その時代に多感な十代を過ごしていたとはいえ、今更ながらにシビレが止まらないというのが本音であります (^^)
何よりも、ここまで素敵なグルーヴが僅か2分20秒程度でスパッと終わってしまうという、そのアッパーな曲構成も秀逸の極みだと思うばかり (^^♪
ちなみに飯野おさみは前年末のジャニーズ解散を経て、当時は渡辺プロ系列で制作されていたテレビの歌番組やバラエティに顔を出している事が多かった記憶がありますので、この「ナナとおさみ」の企画も、そんな流れから制作されたとすれば、今や伝説の域とも云うべき大ホームランでしょうねぇ~~ (^^♪
いゃ~~、繰り返しますが、最高なのさぁ~~♪
ということで、早くも7月も終了モードながら、こんなに今から暑かったら、この先が思いやられますねぇ…… (^^;
拙ブログでは、そこんとこを勘案しつつ、スカッと爽やか、あるいは熱気溢れるネタをご紹介したく思っておりますので、よろしくです <(_ _)>