OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

B面押し再び ~ エレキ歌謡は何時だって好き!

2023-10-22 16:55:27 | 歌謡曲

夜明けの渚 c/w 海から来たあなた / 北野ルミ (RCA / ビクター)

掲載したのは昭和47(1972)年6月に発売された北野ルミのシングル盤なんですが、このB面曲「海から来たあなた」も現在、サイケおやじが入れてもらっている高齢者バンドで鋭意練習中のエレキ歌謡であります (^^)

それは作詞:穂高五郎&作曲:野々卓也とクレジットされた如何にも演歌系ポップス歌謡ではありますが、ミディアムテンポで同時期の流行からは幾分懐かしい雰囲気のエレキ歌謡なアレンジは馬飼野俊一の「分かっている」イイ仕事じゃ~ないでしょうか (^^)

というか、それもB面曲ならではの遊び心だったとしたら、世紀を越えた今になって往年のサウンドを楽しむ、例えばサイケおやじの様な者にはグッとシビレる歌と演奏であり、それに賛同していただける仲間の存在も実に嬉しいところです (^^)

また、北野ルミの節回しが絶妙にネチッコイものですから、そのコブシのフィーリングが味わい深く、我々高齢者バンドの女性ボーカルさんが昔は歌手志望だったという上手さにもジャストミートしているあたりは、励みになるわけです (^^)

ちなみに、レコード音源の「海から来たあなた」で聴かれるエレキギターのリードのフレーズはイントロの低音弦域よりも、歌中のオカズ~間奏では高音域で弾けるので、まあ……、それほど難しくは感じないんですが、それでハッと気がついたのは、昨日触れました「十番街の殺人 / Slaughter On 10th Avenue」のコピー演奏におけるサイケおやじの苦しみの原因です。

それは件の「十番街の殺人 / Slaughter On 10th Avenue」の特に後半のリードのパートが低音弦を使っての熱いフレーズなもんですから、つまりは5弦をチョーキングするのには、それなりの握力・指力が必要とされるわけで、結局……、そこでミスっているサイケおやじは自分の握力の低下・老化を自覚しなければならなかったというテイタラク…… (>_<)

そこで本日は握力を鍛えるグリップを速攻で買ってしまったですよ (^^;

閑話休題。

さて、「ついでに」と書けば失礼千万ではありますが、このシングル盤で本来のウリになっているA面曲「夜明けの渚」は如何にも作詞作曲:佐々木勉らしい、ミディアムテンポの歌謡フォークでして、青木望のアレンジも上手い具合に要点を合わせた秀逸さがありますから、その程好い哀愁が好きな人には好きとしか言えない世界でしょうか、サイケおやじも決して嫌いではありません (^^)

ということで、北野ルミは以前にも書いたとおり、ブレイクしたとは言い難いアイドル系のシンガーだったんですが、それなりに中古屋でも彼女のシングル盤は出回っておりますし、それゆえにサイケおやじも6枚ほど所有しているんですが、知り合いからの情報によれば、現在では残された音源がCD化されているらしいので、機会があれば皆様にもお楽しみいただきとうございます。

うむ、エレキ歌謡は何時の時代の制作でも、サイケおやじの琴線に触れるばかりです (^^)


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