OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

後悔先に立たず……、山口いづみへの懺悔

2022-11-21 17:45:51 | 歌謡曲

小さな秘密 / 山口いづみ (東芝)

日本プレスのアナログレコードは、シングル盤であってもジャケットスリーブが附いているのが普通ですから、所謂ジャケ買い趣味も堂々と成り立つというメリットがある反面、時には拘り過ぎて、墓穴……。

なぁ~んていう、悔しい思い出がサイケおやじに残ってしまったのが、昭和48(1973)年に発売された本日掲載盤です。

結論から述べさせていただければ、冒頭に書いたとおり、日本プレスのシングル盤はジャケットスリーブが付属していて、初めて価値がある!?

という実情があるわけで、だからこそ、中古ゲットの場合は少しでも状態の良いブツを探索するという執念が欠かせないと思えば、その扱いについても、慎重な姿勢が必須なんですが、それが裏目というか、時には自分の凡ミスによって、後悔先に立たず…… (>_<)

実は、この山口いづみのシングル盤、中古ゲットした時点では本当に綺麗な状態だったんですよ。

それをサイケおやじは全くの不注意から業務用洗剤の濃厚液が満たされた平皿に落としてしまい、しかも……、それに気がついたのは1時間近く後だったという大失態 (>_<)

ですから、泡食って取り出した時にはジャケットスリーブが変色していたという刹那的状況から、必死に水洗いし、窓ガラスに貼り付けて乾かした後の姿が、掲載画像の真実であります (>_<)

もちろん、レコード盤が入れられている中袋も色落ちしていたんですが、さいわいにも肝心のディスクは水洗いしても無事だったのが、ひとつの救いでもありました (^^;

さて、そこで気になる(?)収録A面曲「小さな秘密」は作詞:なかにし礼&作曲:鈴木 淳から提供された歌謡フォークっぽい哀愁アイドルソングと申しましょうか、ミディアムテンポの優しいメロディラインで歌われるのは、如何にもの初恋メモリーなんですが、山口いづみの節回しの随所に、さもありなんのフェロモンが滲み出しているあたりは要注意!?

しかし、それをイイ感じで中和(?)させているのが、エレピを上手く用いた森岡賢一郎のアレンジで、淡々とグルーヴするベースもニクイばかりですよねぇ~~♪

案外と歌謡曲独特のコブシが入っているので、ちょい聴きには、同時期の小柳ルミ子が歌ってしまいそうな雰囲気もあるんですが、やはり、ここは幾分洗練された山口いづみで大正解だったと思っております (^^)

ということで、今となっては、アナログ盤は骨董品ですから、その扱いには慎重を期さねばならない実情が尚更に重く、繰り返しますが、後悔先に立たず……。

当然ながら、良い出会いがあれば、買い直したいレコードではありますが、自戒として、私有の掲載盤を眺めるのも、ひとつの人生の味わいかもしれないなぁ……。

なぁ~んて、自分に言い聞かせているのでした (^^;


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