■めざめ / 木之内みどり (NAV)
昨日はみっちり、おやじバンドの練習を楽しんだと言えば語弊もありますが、やっぱり楽しいものは素直に楽しい!
そう言えるのが、アマチュアの特権でしょう。
中でも特に楽しいのは、やらかす歌や曲をあれこれ談義する時だと、サイケおやじは思っているんですが、同時にこれがなかなかに険悪なムードになったりした経験は、皆様にもご理解いただけるものと思います。
尤も、すっかり齢を重ねた今となっては、それもまた楽しいわけですが、さて、そこで今季のおやじバンドのテーマは昭和歌謡ロック♪♪~♪
既にGS歌謡の「恋のシャロック」、「回転木馬」や「京都の恋」あたりのベンチャーズ歌謡は決まっていますが、実は参加してくれたボーカリストの熟女さんが相当に歌えるので、もう少し幅広くやれそう!?
そこでサイケおやじは長年やりたくて、密かに温めていた本日ご紹介の「めざめ」を提案してみました。
ご存じのとおり、歌っている木ノ内みどりは昭和49(1974)年からの数年間、典型的なアイドルとして活動していながら、現実的には歌のヒットは昭和53(1978)年の「横浜イレブン」ぐらいで、このデビュー曲も全くの空振り……。
しかし、ちょいと健気で、キュートな容姿は人気を集め、グラビアアイドルとしての存在感も強く、さらには昭和52(1977)年の映画「野球狂の詩(日活・加藤彰監督)」で主役の水原勇気をジャストミートで演じた事により、決定的なイメージを確立したのですが、好事魔多し!
というか、翌年には日本の名人ペースプレイヤーにして、アイドルへの作編曲も提供していた後藤次利と愛の逃避行をやってしまったんですから、入っていた全ての仕事を放り出した彼女は、必然的に芸能界を追放される様に引退しています。
ちなみに当時の後藤次利は元シモンズの玉井タエと結婚していましたから、芸能マスコミは大騒ぎでしたし、人気絶頂の木之内みどりが不倫騒動の末、21歳で引退するなんて……!?!
と泣きながら嘆いていたファンは数知れません。
しかしサイケおやじは、決して彼女のファンではなく、スレンダー系の肢体やロリ系の雰囲気にも、それほど魅力は感じないんですが、木之内みどり名義の歌は好きでしたねぇ~♪
特に昭和49(1974)年初夏のデビュー曲「めざめ」は、「ぶりっ子ロケンロール」の決定版とさえ思うほど、素晴らしい出来なんですよっ! なにしろ最初にラジオで聴いた次の日、レコードをゲットしていたほどです。
そして、これは自分もバンドでやりたいなぁ~~♪
と心に決めはしたものの、誰が当時、こんなアイドル歌謡をロックバンドでやろうなんて、そんなバカを実行出来るはずもありません。当然ながら、その頃は「ぶりっ子」なぁ~んていう言葉もありませんでしたから、アマチュアでもロックっぽい女性ボーカリストにそんな事を提案したら、その場でガイキチ扱いされ、白眼視は避けられません。
でもねぇ~、一度でもしっかり聴いて欲しいんですよ、この「めざめ」を!
こうして時が流れました。
その間にも、サイケおやじの好きな歌謡曲のひとつとして、それは消える事がありませんでしたから、今回、ようやく夢が叶うという感じでしょうか。
しかも件の熟女さんボーカリストが、流石に今の自分には歌詞に無理があるから、「娘にやらせますっ!」と力強い御宣託!!
さっさやかれ~ さっさやかれ~
どぉ~うしていいのか わからない
高校二年なら 大人のはずだから
わかってくれるね とあなたはいうけれど
いじめちゃいやいや~ん 急いじゃいやいや~ん
怒っちゃいやいや いやいや
という、阿久悠の歌詞は、こんな内容ですから、う~ん、わかっていらっしゃいますねぇ~~~♪
そして特参ボーカリストは現役女子高生に決定!
なんでも母娘はカラオケでも趣味が似ているそうですし、先週ちょいと顔を見せてくれた時にも、かなりのロック好きということで、これは期待が膨らみますよ♪♪~♪
ということで、これは歌謡R&Rなんですが、三木たかしの作曲は汎用性の高いアレンジも受け入れてくれますから、おやじバンドはハードロックでやりますよっ!
衣装は当然ながら、ミニスカでパンツ見せ!
とか言ったら、母娘はどうしますかねぇ~?
そんな楽しみも密かに練っているのでした。
http://www.youtube.com/watch?v=oI_0HCpKYAw&feature=related
熟女さんでもイケるのではないでしょうか?
コメントありがとうございます。
これは、もう、一度やったら、やめられない世界ですよ。
高校生の頃から、心の支えかもしれません(笑)
↓
http://blog.goo.ne.jp/8823blue/d/20100916