■ピンボールの魔術師 / The Who (Track / 日本グラモフォン)
昨日の土曜日はプログにも書いたとおり、やっぱり自分も楽しむべきという大義名分(?)を用意して、夕方からは映画鑑賞、その後に楽器屋とかCD&DVD等々のソフト屋、そして中古レコード店を含む、様々な欲望のツアーを展開させていただきました。
まあ、その中に下半身系(♪)が疎遠であった事は些か情けないかぎりではありますが、一応は昔馴染みの飲み屋に顔を出すという、所謂クラブ活動もやりましたから、それはそれで自分を納得させるばかり……。
さて、そんな中の楽器屋での話なんですが、一般的にギター売り場の試し弾きとなれば、ゼップの「天国への階段」、あるいはイーグルスの「Hotel California」あたりのイントロが大定番でしょう。
またリズム系としては、ストーンズの「Jumping Jack Flash」でしょうかねぇ~~♪
尤もこれは天の邪鬼なサイケおやじの好みであって、あまりその場の店員さんには良い顔もされないわけですが、実は、そういうところで、それでもやってしまうのが、本日掲載のシングル盤A面「ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard」のイントロだと言えば、またまた顰蹙でしょうか?
しかし曲展開の決定的な部分をリードしていくイントロからのギターカッティングは、アコースティックだからこその魅力に溢れている事は、誰もケチのつけようが無いと思っています。
ちなみにこの曲は、ザ・フーが1969年に出した畢生の傑作アルバム「トミー」に収録されていますが、現実的には先行シングル扱いだったようですし、既に皆様ご推察のとおり、当時のサイケおやじは2枚組だった前述のLPが買えず、シングル盤をゲットしたのが真相ではありますが、正直に告白すれば、その頃の後追いで聴いた件の名盤「トミー」は綺麗(?)な曲が多すぎて、ちょいとばかりピンっときませんでした。
それは今にしてみれば、物凄い不遜ですし、自らの若気の至りを恥入るばかりなんですが、逆に言えば、それだけ「ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard」というシングル曲のインパクトが絶大であった!
という言い訳も決定的に成り立つのです。
そして実際、この曲のイントロ~全篇のリズムギターをコピーしてアコギで弾く時の快感は筆舌につくし難く、レコードに合わせて演奏を続けるジコマンは中毒性がありますよ♪♪~♪
もちろん曲そのものの高揚感も唯一無二!
ですから後年、エルトン・ジョンが同名映画出演時に「ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard」の大名演を披露したのは言わずもがな、自らのカバーバージョンを大ヒットさせ、臆面も無くレギュラー演目にしてしまった事についても、罪深さよりは共感を覚えるほどです。
ということで、ギターを弾かれる皆様であれば、本日のサイケおやじの戯言なんて、全くのお笑い草でしょう。それは言い訳ではありますが、自覚するところでもあります。
しかし同時に、分かってもらえるところも、本当はあるんじゃ~ないかなぁ……、等々の甘えも顔を出してしまうですねぇ、恥ずかしながら。
どうか、そのあたりをご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
登場する時の曲がカッコイイんですよね~♪
そういえば昔のアニメで「ゲームセンターあらし」と、言うのもあって
月面宙返りや炎のコマとかいって、ゲームやるのに空中回転したりしてましたっけ。
先輩の物欲ツアー、お茶の水、はたまた新宿~西新宿、あるいは渋谷あたりでしょうか?
アコギ売り場で「ピンボールの魔術師」試奏している人、見たことありません。大切な売り物に激しいストローク奏法、店員さんヒヤヒヤ顔だったのでは?個人的には、フィンガーなら「君の友だち」、ピックなら「here comes the sun」あたりにしときます。キーボードなら「saturday in the park」ですね。
お互い楽しい休日を過ごしたようで、何よりでした。
「ピンボールの魔術師」は生ギターであるのを知っていましたが、全曲生で弾ききってしまったピートには驚かされました。
ピンボール…はLPの中では埋没してしまうように感じたのは私だけだろうか?ギターの音が小さいせいだろう。
Overture,Sparksとかの演奏だけの方が私は好きなのだが。
キース・ムーンが100%生きるし、というかドラムを主にきいている。
映画「トミー」観にいきましたね。
「トミー」のアルバムに関しては、フー、映画キャスト、舞台キャストと3作品買ってしまいましたが、なぜか個人的には舞台キャスト版が一番好きという天邪鬼な私です。
コメント感謝です。
クラプトンはマリリン・モンローの像を崇拝しているんでしたよね♪ 曲は「Eyesight To The Blind」で、これは古典ブルースがオリジナルだと思いますが、それをクラプトンにやらせてしまうピートの悪企みは流石(笑)。
クラプトンもその気になっていましたよねぇ~♪
ブートで聴けますけど、ライブ演目に入れていた頃もありました。
コメントありがとうございます。
まあ、お金は生きているうちに使いましょうよ(笑)。
アコギの試し弾きで「here Comes The Sun」っても、良いですねぇ~♪
ちなみにキーボードでは「Let It Be」が定番の頃、ありましたよ。簡単ですから♪
コメントありがとうございます。
ザ・フーはドラムスとベースが主役のバンドだと思うんですよ。ピートはあくまでも纏め役で、ロジャーはお気楽に歌って正解でしょうか。
キース・ムーンの死後、ザ・フーも急激に面白みが失われていきましたですね……。
コメントありがとうございます。
私の世代だと、ザ・フーとキンクスの全盛期がレコード出てなかったですねぇ……。契約の縺れだったようです。
「トミー」はレコードの訳詞を読んでも、イマイチ物語が分からず、そのファジーなところを拡大解釈したのが映画版だと思います。アン・マーグレットが名演名唱♪
かなり好きな映画です、個人的に♪
舞台キャスト版もレコードは名演が多く、これも聴き飽きない魅力満点ですよね。今夜は聴こうかなぁ~♪