ボブ・ディランの残侠

■ボブ・ディラン！ (Columbia / 日本コロムビア)

本日も旅中ということで、その間の収穫をご披露させていただきます。

それは所謂コンパクト盤と我国では呼ばれている４曲入りの33回転７インチ盤で、こういう商品はベスト盤的な意味合いもあるんですが、中には微妙なバージョン違いなんかもあって、けっこう侮れません。

それと日本特有のジャケットデザインの魅力♪♪～♪

これも大きいですねぇ～♪

本日の１枚には、何とも頑固な表情のボブ・ディランが実に強い印象を残しているわけですが、これはご存じのとおり、本人が公式レコードデビューして以来のサードアルバム「時代は変わる」からのポートレイトを流用したものです。

ちなみに、その「時代は変わる」のジャケットデザインにしても、実はボブ・ディランが敬愛するウディ・ガスリーというフォークソングの偉人が出していた某アルバムにクリソツ！？　だという真相もあるらしいんですが、問題の現物を見たことがないので判断のしようがありません。

しかしボブ・ディランのボブ・ディランたる存在感が威圧的とも言えるこのショットこそ、まさにイメージどおり！　その頑なな姿勢に男が惚れるという残侠の証明でしょう。

肝心の中身はフォークロック期の代表曲を収めていますが、実は聴くことは出来ないでしょうねぇ。

何故ならば、レコード盤が両面共にガタガタ……。

実は某古本屋系リサイクルショップのジャンク品コーナーに押し込んであったのを、私が堀し出したのが真相で、店の人からも「針飛びしますよ」とご忠告いただいたわけですが、ジャケットが綺麗でしたから、ノーモンク♪♪～♪

価格も捨て値という、これが本当のジャケ買いってやつでした。