OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

英亜里の色彩~テロリストよ、これを聴け!

2015-01-21 15:28:46 | 歌謡曲

娘の季節 c/w 女は恋が好き / 英亜里 (CBSソニー)

筒美京平の天才性はあらためて言うまでもありませんが、それをサイケおやじに再認識させたのが、昭和45(1970)年に英亜里が出した本日掲載のシングル盤です。

もちろん「再認識」と書かねばならなかったのは、これを聴いたのがリアルタイムではなく、世に出てから相当後に中古屋での邂逅だったという、例によっての事情があるわけでして、些か確信犯かもしれませんが、だからこその覚醒は強い印象となったのでしょう。

なにしろA面収録の「娘の季節」からして、演歌系歌謡曲のイメージが強い英亜里の個性を逆手に活かしたソウル風味の歌謡ポップス仕立てになっているところが素晴らしく、同時期のいしだあゆみが歌ってもOK!?

それほど筒美京平ならではの世界が味わい深いメロディとアレンジに結実し、加えて相性バッチリという橋本淳が綴った歌詞を節回す英亜里のボーカルが巷間云われるとおり、都はるみ調なんですから、たまりません♪♪~♪

当然ながら、英亜里もフォロワーとしての存在をあえて否定しない潔さがリスナーに好感を与えてくれる個性かと思います。

一方、作詞:山口あかり&編曲:有明春樹と作り上げたB面収録の「女は恋が好き」は、筒美京平の今日的評価とは異なる印象のド演歌になっていて、非常に濃い仕上がりなんですねぇ~~。

このあたりを「良」とするか否かで、作曲家としての筒美京平への思い入れにも格差(?)が現れるかもしれません。

そしてサイケおやじは、このB面が大好きなんですよ♪♪~♪

ということで、筒美京平の懐の深さを満喫出来る1枚ではありますが、歌手としての英亜里にも充分に魅了されてしまう名盤かと思います。

さて、最後になりましたが、世界中を震撼させるイスラム国による邦人誘拐事件!

巨額の身代金要求よりも、日本という国家国民に真っ向からケンカを売ってくる、その態度は絶対に許せません!

当時に囚われている人質の安否、そのご家族や関係者の心中如何ばかりか……、全く胸の潰れる思いですが、あえてテロリストに一言!

おまえらの心根みたいな真っ黒な衣装しか身の着けない者と日本人は違うという事、例えばこのシングル盤のように、多種多様なカラフルな趣を持っているのが、その証ですよ。

そこを考え直して即刻、人質を解放せよっ!

悔しかったら、聴いてみろっ!

コメント (110)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ようやくシャデラックスの実... | トップ | 今、正統派歌謡曲と共に必要... »
最新の画像もっと見る

110 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
デビュー曲は珍しい (ステーラーズ)
2023-06-16 20:49:04
テレ東 「日本歌手協会・歌の祭典2023第1夜」に“英 亜里”さん出演されました。デビュー曲「花を咲かせて」を歌唱されてました。
返信する
とにかくお若いです (てつや)
2021-12-09 20:28:05
私もこの歌謡祭の放映を拝見していました。 18歳でデビューしたときのイメージと今回出演されていた英亜里さんの若々しさにタイムラグを余り感じなかった事が驚きです、例えば毎日見ている家内とか近所のおばさんたちの18歳の頃と今ではほぼ別人の変容ぶりなんですが、
英亜里さんとこんなに差があるのはいったいなぜなのか、私が英亜里さんの歌を聴きながら勝手に想像していた人間像は、 悪意の無い人 素直な心の持ち主 楽天的な人 欲の無い人 ストレスを上手にこなす人 心優しく穏やかな人 ずっとそう思っていました それで合点がゆきました、 いつまでも若く衰えない人の条件を備えている人なんだなあと思いました。そんな人の歌う唄だからいつまでも飽きの来ない唄になるのですね、これからも若々しいお姿を見せてくださいませ、 有り難うございましたございました。
返信する
アゲイン貴子 (ラウタランカ)
2021-12-09 08:04:36
日本歌手協会主催歌謡祭2021年度BSテレビ東京で12月8日(水)(第二夜)放映されたものに“英 亜里”さんが出演されました。言わずと知れた「花の手拍子」を歌われました。
前回はスタジオ収録でしたが今回は会場で観客を前にその姿を披露してました。
なんとショートカットで歳相応の佇まい着物姿が美しい
もし来年も出演されるなら「花は知りたい」を唄って欲しいです。
返信する
ワイドスクランブル (日本橋蛎殻町)
2020-12-25 12:49:35
なかにし 礼
誕生 中西 禮三(なかにし れいぞう)
(1938-09-02) 1938年9月2日
満州国、牡丹江省牡丹江市
死没 (2020-12-23) 2020年12月23日(82歳没)心筋症

追悼こめまして“英 亜里”さんがリリースした2枚のアルバムをあえて紹介します。

「春琴抄」1969年11月1日 なかにし礼 作詩、構成

A面
1.春琴抄
2.たけくらべ
3.野菊の墓
4.放浪記
5.三四郎
6.婦系図
B面
1.雪国
2.縮図
3.小僧の神様
4.雁
5.愛と死
6.破戒


「花物語」1970年10月1日 なかにし礼 原作、作詩、構成

A面
1.椿の庭
2.水の花
3.火の菊
4、雪水仙
5.萩の廓
B面
1.竹の花
2.梅の閨
3.蔦の段
4.百合模様
5.藤の坂


なかにし礼さん著書の「花物語」は全部で一章から十五章までの構成です。
アルバム以外にあと五章あります。下記に付け足します。
1.薔薇人形
2.菫の祭り
3.牡丹の里
4.芥子の宿
5.富士の桜

あと5章(5曲)“英 亜里”さんに歌って頂きたかったです。

合掌(恩師、裕次郎さんのところに旅立ったんですね)
返信する
残像だけが残っている (てつや)
2020-12-25 09:12:23
先日のBSテレビ東京の歌手協会祭による放映で、
引退して40年にもなる英亜里さんが出演しているところを観てびっくり!  40年前に、もう歌のことはきれいさっぱり捨てて生きる、と覚悟をして引退した英さん、ですから衣装から楽譜まですべて処分してしまったと言っておられました。
合田道人さん自身もファンだったので6年がかりの熱意で英亜里さんを説得しての実現だったようです、
さすがに英さんも この情熱には抗することが出来なかったのでしょう、人情の通じ合う一瞬、この人生の機微こそ 豊かな人生 幸せな人生であり まことに美しい場面ですね
清水から飛び降りる心境で覚悟を決めた英さん
40年振りはさすがに身震いするほど心配で心細かったことでしょう、放映されたとき 歌い出す直前の表情は緊張している様子が窺えます、 それがまた妙齢の落ち着いた様と 少女が緊張のなか挑もうとする初々しさが重なり、私の脳裏になんとも素晴らしい残像となってインプットされたのです、
イザ!歌い出したら 若いころの正確無比な音程
は全く変わらず 声も年齢的な想像よりはるかに
若若しいのでびっくりしました
ただ残念だったのは 突然観た映像にびっくりして
録画できなかったことです  私の中では残像だけがしっかりと刻まれているのでした。
英亜里さんまたチャンスがあったら出演してください 有難うございました。
返信する
忘れないうちに転記 (日本橋蛎殻町)
2020-12-17 16:07:21
英亜里さんの花の手拍子50年振りにお姿と歌を拝聴しました。当時ミノルフォンレコードの夕方の歌謡番組で観てまして英さんの大ファンでした。昨日は嬉しくて本当に有り難うございました🎵妻と娘2人が小さい時からカラオケ行った時にたまに唄ってました。[誰の歌? 楽しいね]と言いながら[タンタタン♪タンタタン♪]と手拍子して娘達も口ずさんでいました♪嫁いでいる娘から連絡ありさっきテレビBSで花の手拍子の人が唄ってたよ♪と。もう何年もカラオケ一緒に行ってないのに[唄の力は素晴らしい♪]
又是非[英亜里さん]呼んで下さい!
返信する
解説! (日本橋蛎殻町)
2020-12-04 14:51:52
「この歌は、♪私はつぼみ…なんて、年とったら照れて歌えなくなるなあ…なんて思ってました。
ヒットしたという実感は全くなく、紅白歌合戦出場有力とか新人賞候補と言われても、まるっきり他人ごとでしたね。
全部自分とは別の場所で動いてる気がして。欲もなかったし、そのうちにステージでは面白くもないのに笑わなきゃならない…って窮屈に思うようになってきちゃって。
だから当時の曲、私を売るためのオリジナル曲で、“この歌が好き”っていう歌、あまりありません。
アルバムに入れた「花笠踊り」なんかの民謡や、オリジナルでも、テレビとかでは歌わないアルバム曲のほうが断然好きでしたね。
結局、人の前に出て歌うというのが得意じゃなかったんでしょうね」。

「それまでの衣装も譜面も全部捨てて、気持に整理がつきました。歌手をやめることは悲しくもなかったし、だからと言ってうれしくもなかった。
結婚? 私、今まで一度もしてませんのよ。でも歌が嫌い
なわけじゃないの。
自分が表に出るのが辛かったんだと思います。違う方法がもしあったら、今も歌手をやめていなかったかもしれない。
本当は音楽が大好きなんです。その証に、今は女性の中堅演歌歌手のスタッフとして歌に向き合ってます。
その彼女を見てると、私がとても苦労知らずで、恵まれていた歌手だということを思い知らされます」。

※“自分が全面に出ないのなら…”という気持ちで、彼女は音楽業界に身を置いているのだ。しかし、“英 亜里”という一時代を画した歌手にとっての責任はある。

「今回の発売は、誇りだと思っていいのですね?」と問われた。「もちろんです! あの時代、レコードを買った僕のような人間がいるんですから、待っていたんですから…」。

もしかしたら、「花の手拍子」がまたふたたびテレビの“なつメロ番組”で聞けるようになるかもしれない。そんな気がしてならなかった。

        解説者 合田道人 氏

“英 亜里”ゴールデン☆ベスト リミテッド 2013 ソニーミュージック

今回のテレビ(BSテレビ東京)出演は合田さんの努力の賜物です。素晴らしい感謝です。
返信する
不覚なり…… (サイケおやじ)
2020-12-03 18:02:19
情報、ありがとうございます。

見逃してしまい、残念無念……、心底後悔するばかりです(>_<)
再放送をチェックさせていただきます。

もっともっと、公の場に登場して欲しいですねぇ~~。
返信する
“英 亜里”さん出演! (日本橋蛎殻町)
2020-12-03 13:00:15
日本歌手協会歌謡祭・第一夜
2020年12月2日(水)17:58~21:54
出演者一覧

曲目1
「雲に聞いておくれ」田辺靖雄
「出世街道」畠山みどり
「東京の灯よいつまでも」新川二朗
「何も云わないで」園まり
「幸せになりたい」こまどり姉妹
「君がすべてさ」千昌夫
「夫婦鏡」宮路オサム
「氷雨」日野美歌
「ふたり酒」川中美幸
「さざんかの宿」大川栄策

曲目2
「炎」冠二郎
「アメリカ橋」山川豊
「ふるさとは今もかわらず」新沼謙治
VTR「人形の家」弘田三枝子
「VACATION」伊東ゆかり
VTR「こんにちは赤ちゃん」梓みちよ
「ヘイ・ポーラ」田辺靖雄・九重佑三子
「東村山音頭」下谷二三子
「みちづれ」牧村三枝子
「くちなしの花」牧村三枝子

曲目3
「花束(ブーケ)」八代亜紀
「星屑の町」三山ひろし
「長崎の女」松原健之
「希望」九重佑三子
「生きる」美川憲一
「星影のエール」Jin
「フランチェスカの鐘」あべ静江
「長崎の鐘」平浩二
「2020イヨマンテの夜」細川たかし

曲目4
「下町の太陽」倍賞千恵子
「さくらのバラード」倍賞千恵子
「あしたのジョー」尾藤イサオ
「タッチ」岩崎良美
「君を見つめて -The time I’m seeing you-/with 本田雅人」森口博子
「キラキラ星あげる」大場久美子
「太陽がくれた季節」西口久美子
「バラが咲いた」マイク眞木
「みんな夢の中」高田恭子

曲目5
「花の手拍子」“英亜里”
「恋の町札幌」菅原洋一
「涙と幸せ」渚まゆみ・錦野旦
「空に太陽がある限り」錦野旦
「おんなの出船」松原のぶえ
「北のおんな町」三山ひろし
「女の港」大月みやこ
「男の港」鳥羽一郎

曲目6
「草原の輝き」アグネス・チャン
「僕 笑っちゃいます」風見しんご
「狙いうち」山本リンダ
「さそり座の女」美川憲一
「ブッダのように私は死んだ」坂本冬美
「遠き昭和の…」五木ひろし
返信する
40年ぶりにびっくり (てつや)
2020-12-02 21:43:07
12月2日BSテレ東京の日本歌手協会祭の放映で
40年前に引退して以降一切表舞台に出ることの
無かった 英亜里さんが出演して 花の手拍子を
歌っているのです いやはやびっくりです 熱心な
ファンでも有った某芸能デイレクターの6年越しの
勧誘に根負けしての出演だったようです、ながーい
ブランクのはずですが しっかりした音程で安心
して聞くことが出来て 本当に嬉しくなりました
もう70歳だと思いますが とても元気そうで
若い時の清潔な佇まいは変わらず 今日は僕に
とってこの上なく幸せな一日となりました、
たとえば未練残して分かれた 彼女に思いがけずに
再会して その様子から不幸にはなっていなそうで
安心した心境です  英亜里さん よくぞ度胸を
決めて出演してくださり ありがとうございました
全国の数知れないあなたののファンも大喜びです
あなたの度胸に惚れ惚れしてなおさら大好きに
なりました。本当にありがとうございました。
返信する
蛎殻町 (ラウタランカ)
2020-07-23 11:30:27
彼女よく防衛大学の自衛官の催し物にまねかれる。
彼女のおだやかでソフトな持ち味が、野郎ばかりの自衛隊員らには一輪のカレンな花にもたとえられるのだろう。
事実そういう風情が彼女にはある、誰でも好かれるのも歌手としての必要な条件のひとつ
「娘の季節」に注目集まる自衛官のアイドル“英 亜里”の新曲

’70年(昭和45)には「花は知りたい、娘の季節、東京にひとり」3枚のシングル盤をリリース
’71.1.4夜のヒットスタジオに出演「東京にひとり」を熱唱してました。司会者からも上手いという声がでてたようです。
返信する
「ソニー演歌」第一号~♪ (ラウタランカ)
2017-09-02 17:00:37
43年4月15日。国内制作部門の業務がスタート。大賀社長(当時専務)によりザ・バロネッツのオーディションが山野楽器で行われた。
5月16日以降、人材募集に応じたディレクターが次第に顔を揃えてきたが、この頃、(6月30日迄の間)国内制作の準備は極めて秘かに行われていた。
日本コロンビア社とCBSとの契約は6月30日まで存在していたので当社が目立った動きをすることにより先輩会社の商売の邪魔をすることがあってはならないと、社長から厳しく戒められていた。
6月21日には、U週刊誌記者の紹介でフォーリーブスのマネージャー、メリー喜多川さんと赤坂で会談、専属契約のための第一回の話し合いが行われた。
フォーリーブスは、当時すでにTVの人気スターであり、ハイティーンのアイドルでありながらレコードが1枚もないという奇妙な状態であった。
当然、レコード会社数社と契約の話が具体化していたのだがメリー喜多川さんのCBS及びソニーに対する高い評価によって数日後にこの契約は成立した。
他社のタレントは絶対に引き抜かない、という社長の強い方針があったにもかかわらず、この頃の新聞には連日のように有名タレントに関する“CBSソニーへ移籍か?”といった記事が掲載されていた。

7月1日。第一回記者会見。この日発表された専属タレントは、フォーリーブス、新人の“英 亜里”、浅尾千亜紀、
アダムス、ザ・バロネッツ、小柳徹。
日本コロンビアからCBSレーベルで発売されていたため契約により自動的に当社に移籍した、ブルー・コメッツ、ヴィレッジ・シンガーズ、伊東きよ子、大木康子、等。これが当社の最初の陣容であった。
このうちブルー・コメッツについては、業界に混乱をもたらしたくないという当社の意志により8月1日つ゛けで日本コロンビアに再移籍させる、ということをこの時点で決めた。
7月27日~30日。第一回新譜の録音が連日行われた。30日深夜には成田会長が突如スタジオを訪問。翌日のスポーツ紙には“注目のCBS・ソニーいよいよ始動”と写真入り5段抜きで派手にP・Rされた。
8月5日、飛行館でのフォー・リーブス第一回録音は、どこから聞いたか早くも少女達が大集合、午前2時を過ぎても帰らず説得に大童。この日、第一回新譜(9月5日発売)で早くも大ヒットとなった「オリビアの調べ」(SONA-15001)が録音された。

第一回新譜のもう一枚の目玉盤は、“ソニー演歌”というキャッチフレーズで、又当社の契約第一号タレントとして全社的にプッシュをした“英 亜里”の「花を咲かせて」であった。
“英”としては第2弾として翌年1月新譜の「花の手拍子」の方が大きなヒットであったが、「花を咲かせて」も彼女の代表作として47年7月に再発売されている。
この43年、年末のレコード大賞新人賞で“英 亜里”はこの曲により有力候補といわれたが惜しくも決戦投票で破れた。

あるジャケより
返信する
一生の絆 (てつや)
2017-07-11 12:09:20
最近「ささげつくして捨てられて」入手して聞きました。
難しい発声のところを 見事な表現力を発揮して聞き惚れています、英亜里さんの歌に一貫して感じることは、清潔であり 優しさであり 自分を売らず 聴けば聴くほど 素晴らしさを感じることで これは歌を通して人間英亜里を聞いているのだと思いました。
この人の魅力を発見した人は 一生離れることは無いでしょう
返信する
訂正 (ラウタランカ)
2017-05-30 01:31:59
すみません 「まごころ小唄」はビクター時代のLP収録曲でした。
’73「愛してはいけない」 ’74「夕顔の町」 ’76「雨の鎌倉」 ’78「君待つ夜のブルース」ビクター在籍では4枚のシングルでしたのでもし’75年に“まごころ小唄”が発売されていましたら…うぅ~何とも残念!
返信する
期待してたシングル (ラウタランカ)
2017-05-30 00:57:12
“まごころ小唄”(B面3曲目)が収録されているアルバム「お座敷小唄」は発売が’74の後期位と思いますが、’75のステージで9月5日発売と“英 亜里”さんが言われてたのは、多分シングルカットされたものだと推測されます。
しかし発売形跡はなく今も残念至極でなりません~♪もし発売されていましたらCBSソニー在籍中には15枚のシングルとなっていたでしょう。……

’76(S51年)5月8日“英 亜里”さんは熊本市民会館である企業が主催するチャリティーショーにゲスト出演されてました。
メインゲストは春日八郎さんでその企業の公演最終日が熊本でした。入場者は全て会社関係の人達で一般の人(部外者)は入れませんでしたが、私は受付でお願いしたところ(英 亜里さんの大ファンですと)すんなり入場出来ました。
このステージで“英 亜里”さんが披露した曲は「古都の雨」 「民謡メドレー8曲」 「花の手拍子」で司会者のトークが絶妙かつこれが昭和の良き雰囲気を醸し出していました。
“英 亜里”さんのご挨拶も心に染みるものがありその美声に酔いしれてしまいました。(夢心地)
その模様はデンスケで録音しましたので今聴いても42年前とは思えないほど良い音です。

ちなみに松坂、京都、?、小倉、熊本とツアーされてきたようです。

近い将来“まごころ小唄”のシングル盤を自主製作したいとおもいます。B面は「島の港」勿論myシングルとして~♪
返信する
平和を感じる (てつや)
2017-05-25 16:54:38
ラウタランカ様  
お酒とチョピリH 読ませてもらいました
英亜里さんの 普段着のままの会話というか 飾らない一面がとってもおおらかで屈託なく これが彼女のベーシックな姿なんですね、
生粋の東京生まれの東京育ちですから 地方出身独特の コンプレッククスを隠すための力みもなく 垢抜けた自然体でかもし出すしぐさは 魅力的でしょうね 
そんな素敵な彼女と一回でいいから会ってみたかったです
私は歌からそれを感じ取って時々聴いています

最近は「まごころ小唄」の枯れた味がとっても大人の味がして飽きません 
それと各地に依頼された音頭ものが溌剌とした元気を感じ好感が持てます 当地の人々に喜んでもらいたい気持ちがあふれるように伝わってきます、
どれも日本の平和を感じさせるもので
彼女の地の心が表現されているのが解ります
現在の歌手で彼女の魅力を凌駕するほどの持ち主は見当たりせんね
返信する
お酒とチョットH (ラウタランカ)
2017-03-16 04:20:03
「やッ、お疲れさんッ!」ー舞台がはねて楽屋を出る“英 亜里”「さーて、軽く一杯、いきましょうか」
「そうねえ…」とマネージャーやら連れだって、きょうも行く行く縄のれん。“英 亜里”はお酒にホレた。地方回りで覚えた地酒、田舎料理の味が忘れられない。
トマリ木にちょこんと座ってクイッ…なんともいえない…悩みも、疲れも吹っ飛んじゃう。
「そう、やっぱり日本酒ねえ。それも和風のお店で…。
あのトックリ、オチョコがイキなんだなあ。仕事の関係で一年の三分の一は地方回りでしょ。
自然に足が向いちゃうの。ずいぶんいったわ。たいがい、イチゲンのお店なんですけど…。
お酒の量? オチョウシ二本から五本どまりってとこかしら…フフフ」
横から「いいや、五、六本いっちゃってもシャキッとしている。強いよおッ」の声がかかった。
エへへッとご本人。否定するどころか、まんざらでないといった表情!こりゃ相当いけるクチ。
ーいったい酒の味、いつごろ覚えたン?
「えーっと、幼稚園のときだったかしら…ブドウ酒をコップであおっちゃって…目がクラクラッと…でも、おいしかったわあ。いえ、盗み酒なんですの」
好き。年期がはいっている。強い。だから事務所の男連中ともサシでやる。ーそんなときの話題は?
「まじめな、仕事の話などはいっさいしませんの。…ですから…あのう…自然と…その…エッチな話ッ、ウヒャー いっちゃった、ハハ…私って笑い上戸なもんで…」
ーエッ、エッチな話?どんな?「どんなって、ほら、みんなしてるでしょ。その程度の…いやあねえ」
ーさあ(とトボケる)「プフッ、もう…あれよ、、あれ」
酒でもあったらキューと飲み干し、詰め寄りたいところだが…。実はここ、プロダクション事務所、それも真昼間。
もちろん酒など一滴もなく、飲んでるつもりでしゃべっていても“あれ”以上進展するわけがない。ああ、アホクサ。
─ 時間と場所、間違ったかな?「そうねえ、飲みながらだとよかったのに…」なんて彼女もトボケる。
話題、変えましょう。

二歳で日本舞踊を習いはじめた。歌と芝居が幼稚園から。これは酒歴と同じ、やはり年期がはっている。
「でも、歌の方は、こどものくせに“こぶし”がきいちゃってて、こどもの歌より歌謡曲向きっていうんで、以来ずっと歌謡曲。小学校三年ぐらいのときでした」
かくして歌は演歌、舞台に立つときはきまって着物姿、それにお色気もちょっぴり。周囲がムリやりつくりあげた、みせかけのイメージではない。
物心ついたときから自然に育てられたムード。それをのんびり売っている。少々ヒット曲から遠のいてしまっても…。「いいの、わたしって楽天的なんです。マイペースね。わたしの歌をわかってくれる人がいれば、それでいいのよ」
♪つらい時には相手もつらい 涙を見せたら負けになる ほのぼのしようよ… ーてなわけである。
そして地道に地方を回る。地方で“クチコミ”ファンが多いとか。「おらがクニさの歌を作るじゃないか」となると妙にお声がかかってくる。
宿田曽音頭、大野音頭、三郷音頭…三重、岐阜、埼玉…ずっと下って広島からも。デビュー以来ご当地、計六ヵ所。「わたしローカル向きなのかしら?」と彼女。すねているのではない。しごくうれしそうなのだ。
─さあ?庶民的っていうのかな?買い物なども自分で?
「そう、そう。最近の物価高すごいわね。絹も綿も上がっちゃって、着物代高くって…。タビもこの前六百円だったのに、一週間もたたないうちに八百円。どうなってるんですか」
そこで、最近出したレコードが居直っちゃって“どうする気なの”─
いつも着物ばかりではもったいないような…ごらんの通り洋服もスマートな着こなし!(B83、W58、H85)


いはや“英 亜里”さん天真爛漫~最高ですね~♪

’73 5月記事



返信する
半端ない歌心 (てつや)
2017-03-15 21:27:38
花街にいて純愛でもないわ・・・そんなそぶりの私、 
でも心は思いっきり純になっちゃっているの、 通ってくる遊び人風の男を慕う そんな女の心を唄った 「まごころ小唄」が好きで何度も聞いています

英亜里さんの歌い方が 定めに流される女のけだるさと花街の華やかな影に漂う うらさみしさや諦観をしっかり表現していて 何とも言えない雰囲気を醸し出しております、
彼女の歌に対する探究心が半端でないものを感じます

彼女の歌をじっくり聞けば 今の若手歌手は表面の見えるところだけ歌っているように聞こえます
地味で控えめで目立たない彼女ですが 歌心の深さは知るものぞ知る・・・・です
返信する
生涯ファン (てつや)
2017-02-17 21:31:40
「英亜里」さんは各自治体から依頼されて多くの音頭を歌っていたんですね、
私も「桶川音頭』「三郷音頭」「蓮田音頭」「小山音頭」を持っています、
何か吹っ切れたように軽快に歌う彼女は芯から歌が好きなんだなあと 聞いていて伝わってきます、
恋の悲しみや涙を歌う歌謡曲と違って、
地域の希望を高らかに歌い上げる音頭ものは
特に大好きだったような気がします、本当に はつらつと青空のように明るく歌い、
本当にそこに住む人たちの心になって 一生懸命歌っているその声は聞いていて心地が良いです、

いろいろな人のいろいろな心模様を真心で歌い上げた
「英亜里」さんの魅力を深く感じた私のようなものは 一生ファンでい続けるでしょう
返信する
音頭~♪ (ラウタランカ)
2017-02-17 18:01:52
“英 亜里”さんは多くの音頭(小唄)をレコーディングしていたんですね!
都はるみ先輩歌手にもいえますが…まだまだ沢山いましたんですねあの全盛期は!

1.宿田曽小唄 c/w 宿田曽音頭(YESA-1)フラワー・オフィス
2.三郷音頭(YESA-2)東京企画(三郷市制定)
3.桶川音頭(YESA-7)桶川市教育委員会(カセットテープ版もあり)
4.蓮田音頭(YESA-9)東京企画(蓮田市制定)(別ジャケも存在)
5.和光音頭(YESA-13)東京企画(和光市制定)
6.樽床湖哀歌(YFSB-1) CBSソニー

7.福崎音頭(17VP-1049)東京企画
8.(信州)青木音頭(17VP-1067)東京企画
9.江戸崎音頭 c/w 江戸崎小唄(17VP-1086)東京企画
10.竹野町小唄(17VP-1091)東京企画
11.関郷温泉小唄(17VP-2041)東京企画
12.小山音頭(17VP-5008)東京企画
13.養父音頭【やぶおんど】(17VP-5019)東京企画
14.はまさか小唄(17VP-5024)東京企画(聴き惚れて仕舞う曲)
15.飯山市民音頭(17VP-5025)東京企画 ビクターレコード

16.織田音頭【オタおんど】(56-64)東京企画 テイチクレコード
17.海洋博音頭(PRA-10111)沖縄国際海洋博覧会強力局選定(EXPO'75)
渡久地政信 作曲 寺岡真三 編曲 ビクター
18.新笠原音頭(PRA-10088)東京企画
19.今井浜音頭(PRA-10251) カスタム(ビクター)
20.新羽生音頭(CD音源)
21.明和音頭(三重県明和町提供CD音源)

取り敢えず上記のシングル盤が確認できます。

☆ある記事からのコピー(ラジオ出演)

「初めてのラジオ出演は、昭和47年7月豪雨の現場報告。
この日は、モーニングジャンボの全国中継で“英 亜里”の「樽床湖哀歌」を披露するはずで、それのVP風の
映像を私が撮影していたのだったが、勿論、豪雨の特番に切り替わった。」

当時“英 亜里”さん「樽床湖哀歌」をラジオ番組の中で歌う予定でしたんですね~♪

“和光音頭”のツーコーラスを記載します。
この音頭を歌う“英 亜里”さんの歌声~♪最高です。
若々しく張りのある美声ー民謡で培われた盤石な音程


3番
♪ハアー 秩父おろしが 荒川吹いて
 ゆれてくだける 水の月
 あれが 新倉 田圃の名残りヨー
 菊のかおりが ソーレ ソレソレ
               ほのぼのと。♪

6番
♪ハアー 変る時代に 変らぬものは
 継いだ 和光の 和のこころ
 日々に 伸びゆく あの街並にヨー
 きようも 巨きな ソーレ ソレソレ
                日が昇る。♪


返信する
下町っ子 (ラウタランカ)
2017-01-25 14:41:00
当時(昭和50年7月14日文京公会堂で開催)“英 亜里”さんは、大川栄策さんとのジョイントコンサートを行いました。
CBSソニーからビクターレコードに移籍して2枚目のLP「お座敷小唄」(1975年9月5日発売)の中から新曲として
「まごころ小唄」をステージで初披露~♪発売に先駆けての事だったのでしょう、この曲は全6番まで歌いきりました。

☆舞台で歌われた曲目を紹介いたします。

 1.湯島の白梅
 2.明治一代女
 3.伊豆の踊り子
 4.妻恋道中(大川さんとデュエット)
 5.旅笠道中(大川さんとデュエット)
 6.島原の子守唄
 7.中国地方の子守唄
 8.五木の子守唄
 9.人生の並木路
11.悲しい酒
12.古都の雨
13.“まごころ小唄”
14.夕焼の人
15.花の手拍子
16.愛してはいけない

以上全16曲を熱唱!しました。

アルバム「お座敷小唄」の発売日については、司会者から聞かれて“英 亜里”さん自ら答えてました。
大川栄策さんのうたでは「木枯し紋次郎」が大受けでした、それもそのはず、元歌は清酒のCMソングでしたから肯けます。
勿論!この模様はバッチリ録音しました。

“英 亜里”さん 幼少期は“蛎殻町”(旧日本橋区)に住まわれていたようです。中学は「日本橋中学校」でした。
同事務所の後輩(妹分)中山恵美子さん(深川新大橋の出身)も同中学の出身だそうです。(雑誌より)

“深川”から新大橋(隅田川に架かる橋)を渡ると直ぐそこは“浜町岸”隣接する“浜町、人形町、蛎殻町”は下町のなかの下町で粋でおしゃれで小唄でも聴きたくなる純地ではないでしょうか…当時あちこちで三味の音が~♪
返信する
「和」を汚したくない (てつや)
2017-01-23 20:27:11
英亜里さんの持ち歌の歌詞を 隈なく見渡して気が付いたのですが 歌詞に横文字が殆ど使われていないことです、

当時、西洋文化礼賛の風潮が蔓延っているなか、 
英亜里さんの「和の佇まいと下町情緒 深川の粋」に横文字はナンセンス」を作詞者が慮ったのか、本人の望みなのか定かではありませんが 当時から生粋なる「和」の雰囲気を持っている歌手に対して 横文字でぶち壊したくないという無意識の意識があったのかなあ想像しています

そうであれば 「和」をこの上なく大切にする心は時代を超えて普遍のものなんだと強く感じました。 作詞者の中には他の歌手にはふんだんに横文字を駆使していることを思えば、日本人の感受性の幅の広さ、層の深さをひしひしと感じます

英亜里さんには 「和」の神髄を下手な横文字で台無しにしたくないという 作者がそんな気になってしまう雰囲気があって、孤高の気高さを持っていたのですね

「和」の文化の保護をそれとなく意識した作詞者諸氏の心意気を感じるのでした
返信する
愛しちゃたのは元歌 (ラウタランカ)
2016-11-17 01:58:36
“英 亜里”さん、ビクター2枚目のLPの中に「愛して愛して愛しちゃったのよ」が収録されていますが、オリジナは、
「和田弘とマヒナ・スターズ&松平直樹&田代美代子」の歌で大ヒットしたものと思いがちですが、実はその前に、成田綾子と言う歌手が「愛しちゃったの」(64年)と言うタイトルでレコードを出していました。

「愛しちゃったの」(成田綾子)はあまりヒットしなかったようですが、翌年、「愛して愛して愛しちゃったのよ」(和田弘とマヒナ・スターズ&松平直樹&田代美代子)と、当時としては画期的なタイトルに変更してリメイクすると、これが大ヒットしました。歌詞はまったく同じです。
成田綾子の「愛しちゃったの」は、伴奏に三味線が使われており、まさに「お座敷ソング」といった感じでしたが、三味線を、軽いエレキの伴奏に替え、前年にヒットした「お座敷小唄」同様、デュエット・ソングにしたのがよかったのでしょう。「男ならやってみな」「ウナ・セラ・ディ東京」「お座敷小唄」が大ヒットしたマヒナ・スターズの勢いもあったかもしれません。曲がヒットするかしないかは、歌手の実力よりも運不運もあるようです。

更に「愛しちゃたの」(作詞、作曲は浜口庫之助)を最初にレコーディングしたのは「黄色いさくらんぼ」で大ヒットした、スリーキャッツのリーダー(センターの女性)小沢桂子でした。
音源を聴いてみましたが、成田綾子(なりたあやこ)版はお座敷ソング的で小沢桂子(おざわけいこ)版はバー、クラブで歌われそうなチョット暗い感じのようです。
もうひと方レコーディングしてるようですが、確認が出来ません!(執念で探します)

最近“英 亜里”さんの楽曲を余すとこなく聴いていますが、「夕顔の町」のB面『愛はひとすじ』と「雨の鎌倉」の
裏面『恋かげろう』には憂いを感じ、その世界に“トワイライトゾーン”したようです。(実に上手い!いいお声!)

“雨の鎌倉”を聴く度に当時このシングル盤を5枚買って“英 亜里”さんからジャケットにサインを戴いたことを思いだします。そして無我夢中、両手で握手!(心の友)





 

返信する
聴いては充電 (てつや)
2016-11-16 18:15:55
今日も愛車で、あの役所、この役所、お得意様の事務所と、半日移動詰めです、神経疲れして車に戻ってきたとき、英亜里さんの歌を聴いては心をほぐしてまた次の訪問先への充電をするのでした。

最近「お座敷小唄」というLPを入手して早速聞いてみました。このLPを聴いて感じたことは 聴く人の心をリラックスさせることを目的とした歌い方で、
文字通りお座敷で、お殿方の疲れた心を癒す芸奴の深か~い優しさを表現されているのでしょう、 肩に力の入らない安らぎを覚えるのです、

英亜里さんはほんとうに自由無碍に歌の中に入り、作者の望む世界を我心無く、あるいは浄化して
表現出来る人で 全く稀有な存在だと思います
収録されている曲に「まごごろ小唄」があり、このゆったり感が大人のための子守歌のようでいいなあと思います、また「東京音頭」のハヨイヨイ!がとろけるような
声でたまりません、
72歳の現役は今日も彼女の歌で元気を充電して頑張っています
返信する
幼少期から苦労していたなんて (てつや)
2016-09-24 18:31:58
英亜里さんは幼少期から複雑な家庭環境のために
ずいぶん苦労されたのですね、始めて知りました。
あの清潔なイメージからてっきり平和な家庭で、すくすく育って成長したものと思い込んいでいました。

この人の切ない歌、 悲しいい歌が聴く人の心に響くのは、そんな背景があったからなんですね、
でもそんな逆境にも心が屈折せずにまっすぐ生きてきたのは さすが英亜里ここにあり、と言いたいです、

苦労せずに育った女の子では絶対に出せない味がある理由がわかりました。 

英亜里さんは レコード売り上げランキングなどの格付けでは表せない 重みのある歌手です 現にこうやって引退してから36年も経た歌手の応援をするのですから真の力があった証しです、

今後もこのインターネットというメデイアのお陰で消えゆくことはないでしょう 
むしろ力のあった歌手はますます再発掘されてゆくことでしょう
特に英亜里さんは不滅です

そして埋もれた歌手の再発掘に真摯に取り組んでいる
サイケおやじ様には頭が下がります
返信する
苦労 (ラウタランカ)
2016-09-23 21:56:41
“英 亜里”さんは、実は複雑な家庭環境の中に育ち幼少期(早生れのため学年は私より1年上)より大変な苦労をされていたようです。
「苦しさにたえきれず、夜、ふとんの中で、何度も泣いたという」。そんな彼女の唯一の楽しみは芸事だった。二歳から始めた日本舞踊で三歳のときにはもう初舞台をふんだ。
劇団“子ぐま座”にはいり演技の勉強もした。勉強というより、家のことを忘れて熱中するなにかが子供心にも欲しかったのだろう。
歌も小学生時代から始めた。歌手になりたいと思い出したのは中学三年(14歳)のころだったという。でも、歌が好きだったというより、歌手の収入に魅力を感じたからだという。

早くお金をためて、家族を幸せにしてやりたい、いつわらざる彼女の気持だったのだろう。現在、“深川”の家を出て、東京・港区(天現寺)のアパートに住んでる彼女、給料五万円のうち四万円を実家に送っているそうだ。

ステージで歌う彼女の横顔にいまでも、ふと暗い影がうつるときがある。しかし彼女が明るい笑いでいっぱいになるのもそう遠いことではないだろう。

(’69 8月  より)


私が“英 亜里”さんを大好きになったのは初めて見た瞬間からでした。もーう~もす~もありません!
この世で描いていた理想像と合致したことに他なりません。それからというものは寝ても覚めても彼女のことばかりでした。もちろんシングル盤の発売日には必ず購入~♪そして、ポスターも集め毎日が夢のようでした。

“英 亜里“は永遠の宝 観て良し、聴いて良し 最高の人です。
返信する
ドラマ「らっきょうの花」 (てつや)
2016-09-23 17:16:17
「女が二十歳になったとき」を聴いていて、いつかどこかで聴いたことがある、と思っていましたが、やっと思い出しました。
昭和48年ころ、8時のテレビホームドラマ「らっきょうの花」のエンデイングで必ず挿入されていた歌がこれだったのです、その当時から いい歌だなあと思っていて、ドラマが終わるのを楽しみしていたことが今蘇りました。

うっかりして誰が歌っていたという記憶がありません、英亜里さんが唄っていたことがわかり、
やっぱり私は当時から彼女の声や感性に響くものがあったのだと再認識しています。
 
彼女の歌の素直で優しい表現が何度聞いても飽きが来ないのです、

きっと彼女の心には誇り高い矜持があり、芸能界の低俗な部分には全く染まらない孤高の清らかさをもっていたのでしょう 「雨の宮まいり」などの歌を聴いているとなんとなくわかります、ほんとに透きとおっている人なんだなあと、

彼女は歌は好きでたまらないけれど 芸能界の雰囲気にはどうしても入り込めなかったのだろうと察します きっと先々のことで悩みに悩んだことでしょう、だからこそ彼女にしか味を出せない歌があるんですね、

そんな彼女がたまらなく愛おしく思えます
返信する
初恋 (てつや)
2016-08-17 14:20:10
ラウタランカ様の寄せられた 「3社長のお言葉」読ませていただきました。当時の直々の上司の方々の感じられたことは 嘘偽りのない言葉でしょう、私が想像していた印象と寸分違わず、彼女の全容がこれではっきりしました。

私の初恋(片思い)の女の子とダブってきます、上品が漂っていて、大人しく凛々しくて近寄り難い子で 貧しくてボロボロの身なりの僕は、遠くで見ているだけで終わってしまいました。 今思い出しても 「もう少し勇気があったら」・・青春はいつまでもほろ苦いものですね、

英亜里さんのデビュー曲「花を咲かせて」を2年後くらいに再録して発表していますが、上達していることが
瞭然です、若さをぶっつけて歌っている1曲目に比べ、、きめの細かさが全然違います、年々上手になっていくのがわかります、
上の人たちはよく見ているんですね、

いつも楽しい情報ありがとうございます、





返信する
三社長のお言葉 (ラウタランカ)
2016-08-16 16:21:07
英 亜里クン、おめでとう。
早いもので、CBSソニーが誕生してから3年、その第1号タレントとしてデビューした英クンも、すぐ3周年を迎えることになります。
すぐれた歌唱力は驚くばかりです ですが、そういう歌手としての基本的な条件にプラスして、英クンは可愛らしいルックスや、素直で明るい性格、強い根性といった、人間的にも好ましい点を、たくさんもっています。
デビュー以来、彼女が1曲ごとに着実に成長してきたのも、そういった点を考えれば、当然といえるかもしれません。
また、CBSソニーの第一号タレントとしての誇りを、忘れないでいただきたいとも念じています。

CBSソニーレコード社長 大賀 様


セーラー服姿の英君に合ったのはもう6年も前のことでしょうか。3月か4月の頃で、彼女の印象がとても清楚だったので、そのとき匂っていた沈丁花の花のことまで、よく覚えています。
英君は、当時も、無口で目立たない少女でした。つきそいの人たちが恵まれた家庭に生まれながら、一転して傾いた遠藤家のこと、そのために、彼女や彼女の母親が、どんなに苦労しなければならなかったかを語る間、彼女はずっと黙って正座していました。
そのとき、私は彼女のキラキラと光る瞳に、心に秘めた闘志を見たのでした。私は、この人は歌手として大成するにちがいないと、そのとき確信しました。
いま、英君は、私の確信どおり、みごとに成長しましたが、さらに一層の飛躍を期待しています。

山野楽器店社長 山野 様


山野楽器店は、来年で創業80周年を迎えますが、当山野ミュージカルプロデュースは、やっと3歳になるところです。
英君は山野ミュージカル・プロデュースの誕生と同時に加わった、当社の第一号タレントです。
彼女は、会社のために、本当によく尽くしてくれました。そして、多くの後輩たちのためにも、ある時は自分を犠牲にして、働いてくれたこともあります。
そういう英君の姿は、会社のスタッフはもちろん、彼女を知る人たちすべてから、感謝と好意の目で見られています。
彼女は、地味でコツコツと努力するタイプですが、あの小柄な体からは想像もできないような、秘めたファイトをもっています。
どうぞ、みなさんも、彼女にあたたかい声援を送ってやって下さい。

山野ミュージカル・プロデュース社長 杉山 様


新曲の発売と同時に、私の後援会を作ってくださるというお話、重なる喜びに、何とお礼をいっていいかわかりません。
元来、私は地味で、仕事以外で外出することも少なく、どこか芸能人になり切れないところがあるように自分でも思うことがあります。
でも、仕事の上では、ファイトを燃やして、少しでも皆さまに喜んでいただける歌をうたおうと、けんめいに努力してきたつもりです。
デビュー以来3年、私がここまでこられたのも、本当に大勢の方のお力に支えられたおかげです。その感謝の気持ちは、忘れてはならないと思っています。
季節も、私がいちばん好きな春、その4月の陽ざしのように、あたたかい皆さまのご好意に包まれて、私は幸せ者です。今後も、どうぞ変わらぬご声援をお願い申し上げます。

“英 亜里”(御礼のお言葉)


“英 亜里”さんは、私にとって女神のような存在で最高の女性です。毎日が✿英 亜里✿なんです~♪
私にとっての喜びをあたえていただき本当に有難うございました。
返信する
感謝 (てつや)
2016-08-09 16:08:27
夏祭りの準備と後片付けやら 本業の仕事に追われるやらで 一週間「英亜里」の歌を聞いてなかったのですが、
今日、久しぶりにたっぷりと聞きました、聴いた瞬間! 彼女の声が懐かしく思えて、芯から心に潤いを感じました、
ああ・・ほんとに彼女の声は優しさに満ち溢れていて
私の心の奥底には彼女が息づいていると 今日は確信を持ちました。 
「英亜里」を聴き始めて3年近く経ちましたが 、
いよいよ彼女は私のもの、というより彼女の歌が私の人生の一部分、といったほうがいいでしょう、
この年になって人生の伴侶になってくれている「英亜里」さんに感謝です、 遠藤貴子さま(本名)いつまでもお元気で幸せにお暮し下さいませ 応援しています


返信する
シングルB面集 (ラウタランカ)
2016-07-16 21:12:13
“英 亜里”さん1968年~1985年の間に23枚(知っている限り)のドーナツ盤をリリースしましたが、敢えてB面をピックアップしてmyCDを作ってみました。


 1.夕霧の町 (幼恋~ひとすじ)
 2.恋の熱帯魚 (GSファンの人にも人気があるようです。)
 3.二時間待ちました (都はるみを彷彿するような)
 4.幼かった二人 (禁じられた恋…)
 5.うみねこ音頭 (持ち前の民謡魂、炸裂!)
 6.花と乙女の季節 (爽やか恋愛ソング)
 7.女は恋が好き (心はずむ恋愛ソング)
 8.ささげつくして捨てられて (“英”節、炸裂!)【英 亜里さんの情念が伝わります】
 9.夕焼けの人 (悲恋・トランペットの音が…)
10.恋の女神がくれた恋 (純愛)
11.あなただけさよなら (上品で上質な哀愁歌)
12.夕焼けの人 (どうして同じ楽曲が発売されたのか?)
13.白い街角 (“英”節、全開!)
14.雨の宮参り (小柳ルミ子を彷彿するような)
15.越前小雨がち (悲恋)
16.月見草をくれた人 (悲恋)
17.愛はひとすじ (悲恋)
18.恋かげろう (悲恋)
19.ネオンの灯り (ブルースぽさが垣間見える)
20.さすらい港町 (真髄演歌も健在)
21.雨のまわり道 (こちらがA面バージョンのものも発売されてました。)
22.おもいで坂のの町 (これぞ!聴かせる名曲)
23.春灯り (文句の付けようがない…絶品!)
☆ ボーナス・トラック~♪
24.樽床湖哀歌 (儚くも望郷の念は消えず)
25.小僧の神様 (はじめての二重奏)
26.竹の花 (遊覧飛行のような心持ち)
27.海洋博音頭 (琉球恋しや)
28.花の手拍子 (真咲洋子【紅谷洋子】バージョン)
29.花の手拍子 (オリジナルバージョン)
30.花の手拍子 (S51.5月のライブバージョン)

“英 亜里”さんをお好きな方は、レコード屋回りをすれば何かしらみつかりますよ。
返信する
童謡をこぶしで! (ラウタランカ)
2016-07-15 01:08:01
昭和49年9月27日“英 亜里さん”は今は亡き「井沢八郎」さんとジョイントコンサートを横浜市民ホールで行いました。
井沢大先輩のリードでショーは楽しく進行し“英”さん感激!(多くお語らず謙虚で、いい意味での無味乾燥・味も素っ気もない、それでいて!あっけらかん!として実に不思議な女の子)
もうひとかたジャズピアニスト出身の方の司会で楽曲に対するエピソードや“英”さんのプロフィールなどを紹介してました。(本名は遠藤貴子“タカコ”ではなく“ヨシコ”ですと自ら“英”さん司会の人に言ってましたョ)

♪ここで“英 亜里さん”が歌われた曲を紹介します。

 1.古都の雨         
 2.人生の並木路
 3.下町育ち          
 4.うそのワンコーラス(こぶしを強調バージョン)
 5.新宿の女          
 6.連絡船の唄
 7.からたち日記        
 8.十三夜
 9.お富さん(八郎さんとデュエット)   
10.花の手拍子
11.涙の連絡船        
12.りんご追分

このあとテープ不調のため録音断念です。

ラストシングルのB面「春灯り」はこれぞ演歌!“英 亜里さん”会心の喉をきかせてくれます。

返信する
愛してはいけない (ぽん)
2016-07-14 18:36:00
英亜里、CD選書が出た時は飛びつきました。
ベストのCDが発売されていたのを知らなかったのでびっくりしました。
当時サイケ演歌としてソニーが力を入れていました。
「平凡」か「明星」に普段は洋服でモダンなんですって記事がありました。歌うときは着物で手を叩く以外に小さなアクションがあってかわいかったです。

ビクターに移ってからの「愛してはいけない」はマヒナとは違った色気があり、マヒナのも好きですが英亜里の方がせつなさがいいです。
不倫の王様、松平直樹よりは健気な英亜里という感じですね。
数少ない手放せずにおいてあるレコードです。
返信する
聞き惚れちゃう (てつや)
2016-07-14 18:21:16
いま仕事での運転を終えて コメントします 運転中に英亜里の歌を27曲ランダムに聞きました。

やはり心を動かされる曲は歌手生活後半の曲が、作詞作曲と歌手の心が融合して、何度聞いても飽きの来ない作品になっているように思います

前半の作品は、作者側の思いを的確に表現していますが、 自分の本心とは別のところで、いわゆる作者のイメージに叶う、いい商品を作る為に歌わされていたことを想像します、

ですから歌唱方法が要望に応じて幅広くなり これは実力がなければ絶対に対応できないことであり、その点では類い稀なる歌手だったと思っています、

後半の歌は作者と自分の心境とが、ぴったり合ったものが多く、心底から感情を込めてしっとり歌う歌声にしびれます、
その代わり 色々と歌唱技術を使い分けることは、さほど必要なく、素直に自分を表現すれば良いわけです
 
私は英亜里を聞くとき 華やかさと 幅広い豊かさを聞きたいときは前半のものを

しっとり心を聞きたいときは後半の歌を聞いています
いずれも他の追従を許さない、レベルの高さを感じます、

27曲いろいろなジャンルのものをランダムに編集して聞きましたが、どれもこれも聞き惚れる歌ばかりで、
中でも「雨のまわり道」 と「裏窓」は特に大好きです


返信する
彼らだって人間 (てつや)
2016-07-05 18:00:51
イスラム過激派は異教徒であれば排斥するという
究極のアリ地獄に入り込み 一切を拒絶し集団自閉症的様相です、これは将来に展望を持たないゆえの行動なのか テロで殺戮を繰り返すうちに異教徒が減ることを計算しているのか、はたまたキリスト文明の破壊を念じているのか、全く測定不能です、

ただ言えるのは サイケおやじ様がこのコーナーに書いているとおり 彼らには全く色彩を感じません、
黒か灰色の世界です、

彼らの硬い心を解きほぐすために
英亜里の歌声、  平和で、濁りがなく、色っぽくて、
狡くなくって、 あっけらかんとして、されど控えめで 
こんなゆったりした色彩のある平和感を彼らに知ってもらいたいですね 

是非一人で日本に来てもらい、 風雅で おかしくて いい加減で 縛りがなくって なんとなく阿吽の呼吸で 遠慮がちで、親切で、けっこうあなたのこと思ってくれたりして、 こんな素の日本にたっぷり交わり浸って 日本人の後ろ姿から生きる意味を180度変換してくれたらいいなあと思います、

現実にイスラムの人も たくさんの日本ファンがいるのだから・・・ 彼らだって幼いころは穢れない子供達、
時間をかければ間違いに気づくかもしれないですよ 
きれいごとすぎる高望みかなあ・・・ でもいつの世も諦めないことだよね
返信する
LP“花物語”の中の一曲 (ラウタランカ)
2016-06-16 18:03:04
このLPは演歌としての評価はもちろん高いのですが、曲によっては演歌以外の音楽ファンの評価が非常に高いものが収録されています。そういった音楽ファンに向けて発売されたCD「ソフトロックドライヴィン」に「雪水仙」という曲が収録されています。また「火の菊」という曲はバックの演奏がオルガンの目立つロックよりのものとなっていて人気があります。10曲全て英亜里さんの歌入りです。(原作/構成/作詞:なかにし礼)でナレーションを曲間に入れた芸術性の高いコンセプトアルバムとなっています。

☆CD「ソフトロックドライヴィン」“SOFTROCK DRIBIN'”(CBSソニー編)

これが本当に歌謡曲?昭和40年代に制作された知られざる和製ボサノヴァ、和製ソフトロックの素晴らしき世界!(キャッチフレーズ)

 1.恋する瞬間/本田路津子
 2.嘘とほんと/カルメン・マキ
 3.朝日がのぼると/フォーリーブス
 4.ピタゴラスの定理/リッキー&960ポンド
 5.何かいいことありそうだ/ハイソサエティー
 6.青いシャツ/伊東きよ子
 7.朝・昼・夜/村井邦彦
 8.ベッドで煙草を吸わないで/ホキ・徳田
 9.ウィズ・ユー/ヴィレッジ・シンガーズ
10.種子-はだしで駈けて行くと-/カルメン・マキ
11.雨は斜めに降る/ザ・シャデラックス
12.雪水仙/“英 亜里”
13.おとなの会話/朝丘雪路
14.浜木綿のような少女/フォーリーブス
15.月が出る/松木さより
16.幸せがほしい/リバティ・ベルス
17.心の泉/ヴィレッジ・シンガーズ
18.美しい誤解/南沙織
19.旧約聖書/アダムス
20.白いバラの道/天地真理
21.水もれ甲介/シンガーズ・スリー
22.小犬と結婚なさい/伊東きよ子
23.歌うことは素晴らしい/フォーリーブス
24.世界へジャンプ!/ハイソサエティー
25.やさしい関係/リバティ・ベルス

♪12曲目「雪水仙/“英 亜里”」はボサノヴァ・タッチのリズムにのって中域音をフルに生かした別タッチの“英 亜里”さんの調べが堪能できます。~♪
返信する
’69 9月末の対談! (ラウタランカ)
2016-05-03 22:39:15
三田くんのモーレツ・ファンを自認する“英”さん。待望のご対面の瞬間が近つ゛くと胸はドキドキ、頬は真っ赤・・・・。わかるわかる6年間この瞬間を待ってたんだもの。

“見えなくてもステキ!?”
三田くんが着物スタイルで登場したから、ビックリしたのが“英”さんだ。
三田:“英”さんはいつも和服らしいからタンスから引っ張り出してきたんだよ。どうだい、この晴れ姿?(と気どったポーズ)
英:わー・ステキ!初めてだわ、三田さんの和服姿って。(と三田くんの回りをぐるっとひと回り)
三田:そんなにじろじろ見るなよ。テレるよ(と手をさかんに頭に)
英:でも、わたし近眼だから、よく見えないの。ごめんなさい。
三田:あれ、それでほめたの。これよろこんでいいのかな。(と二人で顔を見合わせて大笑い)

“どっちの顔が好き?”
英:三田さん、最近、ずいぶんさわがれましたね、お顔のことで(三田くんは最近顔の整形手術をした)
三田:あぁ、あれか。自分じゃ、ぜんぜん気にしてないけどね、どう、変わったように見える?(と、じっと“英”さんを見つめる三田くん)
英:そうね。うーん、、男らしくなったわ、でも前の顔も好き 三田さんの大ファンであることには変わりないわ。
三田:ありがとうございます。(と茶目っ気たっぷりに最敬礼)そんなこと言ってくれるのはキミだけだ。(笑)
英:三田さんのデビュー当時、家にテレビがなかったの。だから新聞の番組欄みて、三田さんが出るときにはかならず近くのラーメン屋さんに飛んで行って、何も食べないで見ていたの。
三田:タダで?チャッカリしてるね。ずいぶんおとなしそうに見えるけど
英:デビュー前なんか、よくジーパンで下町をかけまわっていたんですよ
三田:かなりイメージがちがう(笑)
英:だから、デビューして、着物を着はじめたころ、目が悪いうえに慣れない着物でしょ。だから、いまにズッコケルんじゃないかって、いつもマネージャーが舞台の最前列にすわってハラハラしてた。(笑)
三田:こんど、一緒の舞台があったら、“英”さんが舞台でひっくりかえる姿がみられるな、きっと。(笑)
英:(三田くんをぐっとにらみながら)そんな暇があったら三田さんもうすぐ、“あなたの季節”でしょ。
三田:えっ、何だって??(と考えこむ)
英:七・・・・五・・・・三・・・・(マエタケさんがつけた三田くんのアダ名)お宮参りの準備でもしたらいかが。
三田:コラッ。(と手を振り上げて“英”さんを追いかける三田くん)さすがに若い二人だ。30分でもうこんな調子だー


“英 亜里”さん’70.4月 鹿児島空港の階段で足をすべらせてころび腰を痛めたことがあるそうで本当に気を付けけていただきたいです。

“隅田川”の畔を6名の女子小学生と手をつないで散歩する“英 亜里”さん 可愛らしく下町娘そのものです。このような絵図は一見の価値があります。
返信する
青春の甘いそよかぜ (てつや)
2016-04-28 11:58:22
彼女は「三田明」が大好きだったのですね、きっと恋の歌も彼のことを想い描き、夢を膨らませて感情を表現したのでしょう、 失恋の歌にしても、願いがかなわぬ悲しさを自分のこととして思いを表現したことでしょう、
歌は体験したことや、想いあふれる感情が、説得力のある表現を発揮できるので 恋心は、歌手として人間として、無くてはならない とても大切なことだと思います、

「英亜里」の歌を聴いていて ふと感じるのは 他人を責める感情 (恨みや怒り)を どの歌からも感じることがありません、 それと日本語をはっきりと発音されていて とても心地よい気持ちになることです、また中音域でビロードのような心地よい発声をする曲もあり 飽きることがありません、 
彼女の歌を集めて今までに104曲になりました あと、そんなに残ってはいないようですが、全曲収集を目指しています、
返信する
“純粋無垢な慕情”~♪ (ラウタランカ)
2016-04-14 20:28:25
それは、彼女がまだ中学生の頃だ。「家にはまだテレビがなかったの。だから新聞の番組欄をみて、その人が出るときには、かならず近くのラーメン屋に飛んでいって、なにも食べないで見たものだったわ」
もちろんそのころはただのファンだった。だが、いつしかそれは、彼女自身の運命の変転とともに、微妙な変化をたどりはじめた。あこがれから、ほのかな愛へ。そして、ふと気ずいたときは、もはや押さえきれない熱い炎が、彼女の胸のうちに燃え広がっていた。
彼女が愛を捧げる男性ーそれは歌手の三田 明(25歳)だった。「彼女は東京の下町っ子(深川木場の育ち)です。もともとはシンの強い女性ですが、だけどまた内気な性格なんですね。その彼女が、なにかというと三田くんの話をするんです。これはよくよくのことですよ。そのうち“これはホンモノだ”ということがわかってきましたね。」(事務所、営業部長の言葉)
43年9月、彼女はCBSソニーから「花を咲かせて」でデビューした。その一年後9月30日のことである。彼女はある雑誌の《対談》ではじめて三田と顔を合わせた。
芸能界に生きる苦労話とか、歌手の生き方などについて、やさしく話してくれる三田。「わたし、どちらかといえば、ガッシリとした体つきの男性よりは、やさしさがあふれるような男性が好きなんです。三田さんにお会いして、いろいろお話を聞いているうち“あぁーこの人こそ、わたしが“思いこがれていた理想の男性だわ”って感激しちゃったんです。」
三田は、しかし英亜里さんはきらいなタイプじゃないですね。日本的な下町っ子という感じがしますからね。’いや、もうすこしハッキリいって、実は好きなタイプの女性です。……

     ’1972. 6. 23 

「美しき十代」で有名な三田 明その後どうなったか私には知る由もありません・・・


「愛してはいけない」(ビクターレコード)の“英 亜里”さんは、出身の東京・深川(旧、深川区)を皮切りにレコード店をまわり“下町キャンペーン”子供の頃に遊んだ「富岡八幡宮」(通称“深川八幡”)でヒットを祈願!【1973年11月】

私は中・高のとき何故か下町風情が大好きで暇さえあれば「深川・木場、蛎殻町、人形町、浜町、新大橋などなどプロムナードをしていました。今懐かしいおもいでが蘇ります。
まさか!“英 亜里”がこのような土地柄に恵まれた場所で、幼少期を過ごされたなんて何とも感無量につきます。









彼女が愛を捧げる男性ーそれは歌手の
返信する
無垢な歌 (てつや)
2016-04-14 12:05:14
ラウタランカ様 
この「どうする気なの」は 歌詞の面白さと見事な歌唱がマッチングして 飽きの来ない、いい歌ですね、
ヒットする歌と いい歌の関連性は全くわかりません
英亜里の他の歌でも当然ヒットに値する歌はいっぱい有ります、でも世相より早すぎたとか何かしらの条件が整わないために埋もれてしまうのが99%なのが世間一般の姿なのでしょう、その埋もれた中からこのようないい歌を探して聴き直すのもまたいいですね、
 
最近彼女の歌の中で、幼き頃の無垢な心を呼び覚ますような歌を編集して聴いています
「小僧の神様」
「ほのぼのした歌」
「恋なき子」
「雨の宮参り」
仕事で「打ち合わせ」とか「説明」とか「釈明」で神経が疲れた時にこのような無垢を感じさせる歌を聴くと心の緊張が溶けて健康に良いと感じました。
ほかに 「草津湯揉み唄」「桶川音頭」など平和を感じさせる唄も大好きで聞いています、

きっと彼女自身に無垢とか平和が宿っているように感じてなりません ですから彼女の心の内面そのものを聞いているという安心感が、聞いている私の心を柔らかく揉みほぐしている、という気になるのです、
英亜里様ありがとう
返信する
“どうする気なの”~♪ (ラウタランカ)
2016-03-31 20:15:18
この曲を聴くと何故か元気が出てくるのですが、多分音階に酔いしれているのかもしれません~♪(昨日、リピート・スイッチONで30回聴き続けました)何回聴いても飽きが着ませんね!

「ここからは外部からの引用です」

更に、昭和40年代の忘れられない歌に、昭和45年、英亜里が歌った「どうする気なの」がある。
この歌を知ったのは、昭和50年に大阪に単身赴任した後であった。その数年前に、ラジオからテープ
に集録した時は、それ程印象に残る歌でなかったが単身赴任寮で退屈しのぎに聞いている中に、
段々と面白味を感じはじめた歌だった。

   ♪ お嫁に貰ってとこれ程頼んでも     素知らぬ顔で横を向く
      あなたは私をどうする気なの 子供をあやすみたいなお芝居もう止めて
拾う気なの捨てる気なの答えを出して 時間を呉れだなんてその手は古いわ

お酒の上ならば許されるというの 困った顔で煙草吸う
あなたは私をどうする気なの 今さら謝って済む問題じゃないでしょう
結ばれるのお別れなの今すぐ決めて お前にまかすなんてその手はずるいわ

泣いても駄目ならば笑ってみましようか 女の心をもて遊ぴ
あなたは私をどうする気なの よくある話だなんて言い訳もう止めて
逃げる気なの追いかけるの二つに一つ 自分で選べなんてその手に乗らない ♪

この歌は、何よりも歌詞が面白い。昭和34年の「黄色いサクランポ」も強烈なお色気を振り撒き
衝撃的だったが、それは感覚に訴える一過性のもので余韻が乏しかった。しかし、この歌は男女
の心理の核心に振れているため、段々にパンチが効いてくる奥の深い歌である。

 このレコードは、昭和50年頃には既に廃盤になっていてデータが入手できないため、誰の作詞か
明らかでない。英亜里の所属レコード会社が変わったこともあり、廃盤になるのが早かった。だが、
その後、NHKがこの歌を再放送していないのを考えると、あまりにも男女の掛引の裏を歌い過きた
ため、悪用されてはと要注意歌謡曲になってしまったのかも知れない。

 前述の「愛しちゃったのよ」が青春期の歌とすれば、「どうする気なの」は正に大人の歌
であり、特に私がしぴれたのは「泣いても駄目ならば、笑ってみましようか」という一節である。
こんな状態で「笑う」という意表をつく表現は強烈なパンチてあり、そのすざましいばかりの
パイタリティーを想像するたけで背筋がゾクゾクするようであった。

 英亜里は、東京の下町の生れで、昭和43年の「花を咲かせて」でデピューし、翌44年の
「花の手拍子」、45年の「花は知りたい」なとの〔花シリiズ〕で売り出した。よく聴いてみると、
嫌味のない張りのある声で、適度にファルセツトのきいた小節になかなか魅力かある。


この楽曲は“英 亜里さん”のベストに入る名曲と思います。本当に何を歌っても、コブシが利きサスティーンが豊かでビブラートの心地良さ~♪、天性の歌唱力に両手を挙げたい心境です。

ここで私なりの“英 亜里さん”のベスト5曲です。

①“おねがい手拍子を”
②“ささげつくして捨てられて”
③“樽床湖哀歌”
④“夕焼けの人”
⑤“おもいで坂の町”

本当は全部なんですが~♪
返信する
7曲7声 (てつや)
2016-03-26 09:41:34
ラウタランカ様 「英亜里さん」の情報尽きること無く寄せられてくるたびに 真剣に読ませていただいています、ほんとうにありがとうございます、

いま渡久地正信作曲の「島の港」を飽きずに聞いています これぞ「奄美節」のエキスのような難しい節回しです
これを彼女は平然と歌いこなしています 美空ひばりが「7曲7声」と呼ばれたように、英亜里も同じです、
数多くいる歌手の中ではこの二人しか思いあたりません
当時の関係者たちは彼女に対しては、「ひばりの再来」とばかりに大いに期待しただろうと想像します
デビューして、わずかの間に企画ものLPや民謡集など 普通の歌手では考えられない多くの企画が行われており、その期待の大きさを物語っています

その彼女が周囲の期待ほどには ならなかった原因は 「苦労知らずで育った」ことに尽きるでしょう
もし、幼少期から貧乏に耐え 親の反対に耐え 種々の艱難辛苦に悩み どんなことが有っても頂点に立ってやる! という決意と根性を育てる土壌があったならば、 たとえ10年や20年の低迷期があっても耐え抜いて 堂々と実力派のトップに君臨したことは間違い有りません、
彼女の唄に向かう情熱は、あふれるほど感じますから
「日本の歌」にとってもったいなかった、と思わずにいられません、 
しかし今までに残した英亜里の音源はその良さを解る者によって末永く愛されることでしょう
返信する
懐かしき’野外ステージ’ (ラウタランカ)
2016-03-24 20:21:50
1970年7月18日“英 亜里”さんが後楽園遊園地の野外劇場で新曲「娘の季節」の発表会を開きました。
私は最前列で観てました。お顔と曲名が入った“うちわ”をファンの皆様に配られて、とても楽しいひとときをすごさせていただきました。
今でも隠れファンが沢山いるとゆうことは、いい知れぬ魅力があるのでしょう~♪

’NHK歌の祭典’1970年7月12日出演“娘の季節”を歌いました。

’夜のヒットスタジオ’1970年7月27日出演“娘の季節”を披露しました。

この頃は勢力的に“英 亜里”さん頑張られていました。二十歳のお顔本当に綺麗でした。
返信する
通称~“榎 健” (ラウタランカ)
2016-03-17 20:16:21
“榎本健一”さんと“英 亜里”さん、親子以上も年齢が離れているが、この二人は不思議な縁で結ばれているんだ。

2歳のころから踊りをはじめた“英”さんは、すでに3歳で初舞台、そのうえ劇団“こぐま座”にはいって演技の勉強もしていた。

榎本さんには、そのこぐま座時代にお世話になったという
新宿コマなどで、子役で榎本さんの舞台に出演させてもらったことがあるというんだ。といっても、当時、彼女はまだ六歳
榎本さんをただ、やさしいおじさんだとしか思っていなかったというけどね。

「たしか!貴子(よしこ)ちゃんていったっけな。ぼくは、あんたの芝居や踊りよりも、歌の方をよくおぼえているよ。よく楽屋で歌ってただろ♪
ふだん、蚊の泣くような声なのが、歌うときだけはでっかい声だったからな、ハ・ハ・ハ、かわいい娘だったよ」

十数年ぶりに、榎本さんのお宅を訪ねた“英”さん、初めはコチコチになっていたけど、気がるに話しかけてくれる大先輩に感激!しんけんに榎本さんの貴重な体験に耳をかたむけていた。
  
    ’1969. 10月

’喜劇王 “榎本健一”さん ’1904. 10. 11~’1970. 1. 7


“英 亜里”さんは、私ジャズやポピュラーも大好き、そこでリズム感を養うためにと思って「エレクトーン」を買ったの。そのうち、ミニはいて、ジャズを歌うなんてね。!
ムリかしら。「えっ!いま習ってる曲?そうね。う・ふ・ふ「七つの子」よ♪

   ’1970. 3月
返信する
転記(娘の季節~♪) (ラウタランカ)
2016-03-09 00:02:49
“英 亜里”が陽気な歌 7月の新譜~“娘の季節”(70’6月21日発売)
[新潟日報/昭和45年(1970)7月5日13面=娯楽面から]

▽愛は渚の中で(中村小太郎作詞、アイ・ジョージ作曲、歌・アイ・ジョージとザ・ジャパニーズ、テイチク)スペイン、アメリカ、メキシコ、スイスからプレーヤー七人を集めて編成したダイナミックなサウンドを特徴とするバンド。「愛は-」は¨ガラスのジョニー¨以来二十四曲目のアイ・ジョージの作品。ロック・バラードで彼の熱唱が聞きどころ。B面は「涙はおもたい」

▽あなたがいる(山上路夫作詞、いずみたく作曲、歌・ザ・バイオレッツ、ハーベスト)女性三人のコーラスのバイオレッツは着実な実績を重ねている。NHKテレビ「歌の祭典」にレギュラー出演しているが、昨年四月から二カ月間¨今週の歌¨として彼女たちが歌った「あなたがいる」が好評だったことからレコード化した。さわやかなリズムの美しい曲。B面は「花咲く街」

▽夜汽車のブルース(遠藤賢司作詞、作曲、歌唱、エクスプレス)アングラ的存在の遠藤はマイペースで歌っているフォーク歌手。自作をギターとハーモニカを使って、とつとつと語るように歌い、聞く人の心をひきつける。最近はブルースに近づきつつあるようで「夜汽車-」もブルース・ナンバー。B面は「君がほしい」

▽娘の季節(橋本淳作詞、筒美京平作曲、歌・英亜里、CBSソニー)¨ソニー演歌¨第一号として四十三年八月に「花を咲かせて」でデビューして以来、この曲で六枚目。これまでしめっぽい歌が多かったが「娘の季節」で初めて陽気な歌に取り組んだ。B面は「女は恋が好き」

※歌謡曲好きな訪問者にも目配せを(笑)。本文中の数字表記については原文の漢字表記をそのままにしました。横書きだと読みづらいかもしれませんが、あえて変えません。ご了承ください。…私はこの中で知ってるのはエンケンさんのA面だけ。英さんは「花の手拍子」なら知ってる。ニッポン放送今仁哲ちゃんの番組で何かとよく流しておりましたから。そちらも陽気な曲だった気がするが、どうかな。CBSソニーの制作者側としては当時一流の売れっ子だった橋本淳・筒美京平コンビを起用して大ヒットを狙ったのだろうが、残念ながら空振りしたようで、このシングルのオリコン・チャートインの記録はないようです。写真の右片方はアイ・ジョージさんのジャケットですね


私が短大生の頃、有楽町にあった ビデオホールに「お昼のゴールデンショー」(公開放送)を観に行ったものです。
今週の歌で“英 亜里”さんが「花は知りたい」を一週間(5日かも)毎日歌うということでした。2階席から食い入るように観たのは当然かな~♪
その時次回“英 亜里さんが出演されるパンフレットが置いてあったので見ますと歌う曲が「娘の季節」でした。嬉しさ余りにそのパンフレットを100枚位持って帰ってしまいました。(今も持ってます)
その頃は毎日が夢心地のようで甘い香りに恙まれているようでした。~♪
返信する
こんな人? (てつや)
2016-01-26 18:16:57
英亜里さんは 例えば江戸時代であればどんな人?
ラウタランカ様のいままでの記述から読みとれば
お武家様の一人娘で いわゆる深窓のお嬢様みたいな雰囲気を思い浮かびます、
柔らかな物腰、 清楚で静かな佇まい、且つ気品に満ちた人、 こんな表現が似合うでしょうか。
 
きっとあなたが数十年抱き続けても色褪せない魅力の人といったら前述したような人に違いないと思ってしまうのです、
 
私も彼女の「花の手拍子」で、テレビに釘付けになり じっと見入った記憶があります、何かが私を引きつけたのです、その後もあの気になる人はどうしているのだろうと 思っては忘れ また思っては忘れの年月が、この年になってインターネットの有り難さで、皆様とコメントし合えるなんて思ってもいませんでした

いま「女がはたちになったとき」聴いていて その初々しさとほんのり色気がたまりません、 彼女はいつも私に何かを感じさせてくれる歌手です ラウタランカ様とおなじように、いまは私も英亜里の永遠のファンです
返信する
一周年 (ラウタランカ)
2016-01-21 00:59:42
初commentから今日で丸一年が立ちました。(2015.1.21)
このコーナーに出逢えました事に改めて感謝しております。
このmediaがなければ“英 亜里”について語る術はなかったと思います。
心の中にいつもしまい込んでいる絶対に忘れられない歌手なんです♪歌謡曲を筆頭にいろいろな音楽を厳選して生きる糧としたいものです。 
返信する
花物語 なかにし礼の世界 (てつや)
2016-01-08 12:04:08
ヤフオクで英亜里のLP「花物語」を入手しました
若き日の「なかにし礼」渾身の力作です、芸術祭参加作品だけあって 商業ベースを念頭におかない純然たる芸術作品です、(とはいえ売れるに越したことはないのですが)
繰り返して聴いていますが 聴くほどに引き込まれていく奥の深い作品であります、
そもそも内容がヒットを目差す作品と違っています、 
例えば 「火の菊」は、愛の結晶を授かり希望に満ちていた母が、突如夫に去られ、精神が追いつめられてゆき、ついに我が子(乳児)を焼き殺し、心が炎に包まれ錯乱するさまを アップテンポで不安定な旋律を彼女の歌唱力で見事に表現されています、
今まで聞いたことがない分野のものが10曲収録されており、 まことに聴き応えがあります、
そして若干二十歳の彼女が10曲共まったく違う曲風を見事に歌いこなしていることに 歌に向かう渾身の努力の跡がしのばれ、改めて驚嘆するのです
 
いまだかつて、これだけ表現力の豊かな歌手は他に知りません、 このような企画もののアルバムが数種あることを顧みれば、当時の作曲者 デレクターなどが英亜里の可能性に魅せられたのでしょう、
今後彼女の唄を聴いて感じた人々によって伝わり きっと伝説的な歌手となってゆくでしょう
返信する
A面とB面のこの差 (てつや)
2015-11-06 18:34:16
若い頃より71才の今の方が忙しいことは、本当は喜ばしい筈だけど、能力に翳りを感じる身としては辛い面もあり、このようなコメントが減る傾向になってしまうのが残念です、

英亜里のソニー時代最後の方に出した「どうする気なの」と「雨の宮参り」という一枚があります、作詞 千家和也 作曲 三木たかし という 大物が担当していますが
この両面の歌こそ英亜里の特性を余すことなく引き出していると感じる一枚です 
A面の「どうする気なの」は大人の恋の駆け引きを歌ったもので 皮肉たっぷりの歌を嫌みに感じさせることなく、さらりと歌いこなしていて 本当に大人を感じさせる歌です、 
一方B面の「雨の宮参り」はけがれの無い十代の純な
気持ちを本当に素直な表現で歌っています 
この落差こそ彼女の面目躍如といったところで、 これほど歌の世界に入り込んで歌える彼女は 歌に対して並々ならぬ情熱を持っていたのでしょう すべてを歌に注ぎ込んで、芸能人として媚びて生き残ってゆく術は考えたことが無いと推測しています 彼女は歌の職人です、
まったく珍しいタイプの人柄なんだと思わずにいられません 歌は好きだけど 芸能人は向きでは無かったのですね ですから なおさら彼女のこの純な歌を後生に残していきたいと思うのであります。 
返信する
不思議な歌手 (てつや)
2015-10-17 09:59:49
カーオーデイオで 演歌 歌謡曲 ジャズ エレキインスト クラシック フォーク ニューミュージックと あらゆるジャンルのもを聞いて楽しんでいます、

しかし 3日目には必ず英亜里のところへ戻っているのでして、それは聞いていて飽きがこないからです、

いろいろな歌手を聞いていてわかることは、どの歌手も個性という枠のなかで懸命に表現していることはわかります、 しかし3曲ぐらい聴けばパターンが同じで、あとはなんとなく想像できるので、続けて聞いている途中で飽きて来ます、

英亜里さんの歌は、作詞作曲者の望み通りに、変幻自在に歌唱表現が変化して、一人が表現できる個性の枠を大きく逸脱していると思います、
ですから「サイケおやじ」様も 色彩豊か という表現をされたのでしょう 
こんなに豊かに表現できる歌手は、私の中では美空ひばりと英亜里のほかに見あたりません
この類希れだった異能歌手の存在は、是非再評価されてほしい、と心から願っています
返信する
粋な小唄歌謡民謡 (ラ9ウタランカ)
2015-10-16 21:57:02
きりのよいところで60コメントをさせて戴きます。
“英 亜里”さんの「新笠原音頭」を入手しました。今まで聴いてきた企画レコード(何々音頭)の中では一番良く民謡歌謡+小唄チックな節回しで実に江戸心を擽られます。
高田浩吉に歌わしたいような曲です。英さんの声が前面に出てもう最高です!♪
“英 亜里”さんの写真を観ながら聴く曲は心のオワシスです。
返信する
訂正 (てつや)
2015-08-27 17:56:25
ただいまのコメントでの曲目は「裏町」ではなく「裏窓」でした またしくじりました 失礼しました
返信する
驚くべき歌唱力 (てつや)
2015-08-27 17:46:40
ラウタランカ様
樽床哀歌のファルセットで歌うところが心に沁みて涙を誘う、と書かれていましたが、この歌ほんとうに一度聞いてみたいです
 
他の歌でも彼女がファルセットで歌う部分でジーンとくる曲があります 「裏町」を聞いていると、愛しい人と別れた後の寂しさ、切なさが、聞いている私の胸の中にもろに入り込み 思わず涙します
この歌の主人公と同じ気持ちにさせてくれる「英亜里」の歌唱力には脱帽です、

邪心とかアクが感じられず 純粋 純真 清らか 善意 しっとり 奥ゆかしさ 思いやり・・・・・

心やすまる そんなことを感じさせてくれる彼女に感謝します

ラウタランカ様の便りから いろいろ知ることが出来て
とても嬉しく思います
またどんなことでもお知らせください、お待ちしています
返信する
枯れた唄で (てつや)
2015-08-11 14:26:54
ラウタランカ様

あなた様の行きつけのカラオケ店では持参したCDRを音源にして歌うことが出来るんですね、
とっても羨ましいです
そこはきっと歴史の古い店で昔の機械を生かす技量のある音楽好きのマスターが経営してるのでしょうね

私のところは機械音痴のママさんで、備え付けの「ダム」一台ですから無理です、

あなた様は真から英亜里さんが大好きなことがわかります 「今でもこんなに思ってくれているファンがいる」ことを本人に知ってもらいたいと心から思います、

彼女には、当時若くして引退したのに、今もって熱烈に愛してくれる人がいっぱいいることで、 若い時 歌手をやって良かったと思っていただきたい、そして幸せを感じていただきたいです

私の望みは、秋元順子のような円熟した大人の歌を今の英亜里で聞いてみたいです、きっと シャンソンの枯れた世界を味わうように新鮮な発見があるように思えてなりません 売れる売れないを超越した芸術一本やりで聞きたいですね、彼女には引退後に蓄えた感性に相当な力があるとおもわれてなりません、声は年相応が当たり前ですが、歌に含まれる味わいを聞いてみたいですね、これが私の夢です
返信する
アラカルト (ラウタランカ)
2015-08-01 01:30:43
てつや樣

♪本当に素晴らしい情報心より御礼申し上げます。

① 本日、カラオケ店に行き“英 亜里”さんのCD-Rを大音量で聴いて参りました。(自分自身は「雨の鎌倉と花の手拍子」を拙いのどで唄いました。)

② 先日、“英 亜里”さんのポスター(30cm四方)を倍の大きさ(60cm)に仕上げて頂くよう写真屋に行って参りました。

③ ’1969年は19歳“英 亜里”さんのお顔が各週刊誌に華やかに掲載されてました。(本日も素晴らしい一枚を発見!目うるうるです)
*手作りの人形とかたりあういとしい娘・・・・・・英 亜里

④ “古都の雨”のインスト・バージョン発見!演奏者:沢田駿吾クインテットとストリングス(BGMに最適です)

⑤ 「竹野町小唄」「今井浜音頭」「新羽生音頭」をCD-Rに新たに録音♪毎日聴いています。

⑥ 一ヶ月前高級オーディオルームに“英 亜里”さんのCD-Rを持参して素晴らしい音で聴いて参りました。
終了後どうですかと店主に訪ねたところ、その返答が実に好かったです。①声が良いですね②歌が上手いですね③可愛いですね!(何時もマイカバンの中にはジャケット写真を忍ばせています)嬉しくて~うれしくて~堪りませんでした。

*これから先もいろいろ情報収集をして“英 亜里”ファンタジーを築きあげたいです。

これからも宜しくお願い致します。
返信する
花の手拍子 (てつや)
2015-07-31 18:28:47
サイケおやじ様  
このコーナーをたびたび使わせて頂いています、
しかし本家本元の「サイケおやじ様」のコメントがなかなか出ないのが寂しいです、気を長く持ってお待ちしています

ラウタランカ様 
先日の私のコメント 本文のみで申し訳ありませんでした。 忙しい仕事の合間を縫って慌ただしく書いたので
前後が消えていました。
今日7月31日仕事で移動中 午後4時ころNHK第一で「近田春夫の歌謡曲ってなんだ」の放送中 高知県の人からのリクエストで英亜里の「花の手拍子」がかかり 聞くことが出来ました、一人でCDを聞くのと違い全国放送で聞くのは 違いますね、興奮して鳥肌がたちましたよ。 そして近田春夫が 「声もいいけど、お顔も美しい人でした」のコメントにすっかり嬉しくなりました。
まさかラジオで聞けるとは想定外のことで。応援してる歌手の声が公共電波に乗ってくるのは嬉しいものです
 
それではラウタランカ様の次のコメント楽しみにいています


返信する
実にいいです (てつや)
2015-07-18 11:02:31
普通、車中で聞く歌は聞き流し、通り一遍で流れて行くものですが、英亜里の歌は違います 
何度も何度も繰り返し聞いてしまいます、それだけ深いものを感じてしまうのですね、
切なさの表現 悲しさの表現はずば抜けています 
聞いているうちに 自分の辛さを半分引き受けてくれているような錯覚さえします、
これは彼女が歌に打ち込む時の真剣さ、真正面から素直に向き合う真摯で純な心が乗り移ってくるのだと感じます、ですから飽きないのです、
人生の味方として彼女の歌はいつも傍にいてほしいと思います 若いときの色彩豊かな表現はもちろんですが 「つぶやき」のLPが出た頃の人生感漂う歌が今では一番聞き応えがあります、
中でも風のひとり旅、裏窓 おもいで坂の町 雨のまわり道が特にお気に入りです、 いやー いいです 実にいいです
返信する
ラストアルバム (ラウタランカ)
2015-07-14 13:23:14
サイケおやじ樣

御身を労り邁進することを祈ってます。
楽しいシングル盤情報をお待ちしております。

てつや樣

ご苦労されたのですね痛感いたします。“英 亜里”さんもデビュー以前は相当(環境的、精神的)ご苦労されたと知ったときこの心境が歌の詩に移入されたと確信します。

①風のひとり旅②阿佐ヶ谷日記③降りしきる雨に④明日になれば
⑤ひとり夜汽車で⑥裏窓⑦雨の京都から⑧夢暦

この8曲はCD-Rにダビングして心に穴が空いた時、必ず聴いております。
♪“おもいで坂の町”は絶品です(ラストアルバムの中で一番好きな曲です)「つぶやき/おもいで坂の町/酔い待ち草/雨のまわり道」この4曲はシングル盤で聴きCD-Rでも他の楽曲(英 亜里さんの全ての曲)と一緒に聴いております。
このLPの帯びには十年ぶりと書かれていますが、その十年前にはビクターレコードがら2枚のアルバムがリリースされてます。
主だった曲をピックアップします。
①私も流れの渡り鳥②明日はお立ちか③島のブルース④女ひとり⑤愛してはいけない⑥弁天小僧⑦愛して愛して愛しちゃったのよ⑧まごころ小唄(オリジナル)
カバー曲を歌う“英 亜里”さんは素敵!素敵!これぞ真骨頂!

末記:♪この世で一番好きな女性は誰と問われたら有無を言わず“英 亜里”さんとお答えします。♪

乱筆ご容赦願います。
返信する
さあ始めます (てつや)
2015-07-14 10:15:35
サイケおやじ様
2ヶ月余の休止期間中に心の余裕が少しづつ戻ってきたことと存じます、  このブログを元のように活性化する事を望んでいる一人として 有り難く始めさせていただきます

ラウタランカ様 
あなた様が私の持っていない英亜里のレコードでとってもいいのが有るという情報に どうしても欲しくなりヤフオクにて数点購入しました。 その中にLPで「つぶやき」という後年発表のレコードを入手、早速聞きました。 これがすごくいいんです 12曲収納の大人の恋を歌ったものですが、恋の切なさを越えて人生の切なさ、儚さが見事に表現されています、
きっと本人が辿った人生が、そこに溢れるように描かれているのだろうと察します、
生きる悲しみ、苦しみ、孤独感、それが歌を成熟させていくのでしょうね、
このLPを聴いていてこの時期の彼女の苦悩がしみじみと伝わってくるのです、
それは私が二十代後半、人生大失敗をやってしまいまして 倒産寸前あり 免許取り消し お得意さんに去られ、その他諸々の喪失で 不徳ゆえに一時世間に見放されるといった、どん底の孤独を味わいました。

毎夜、世間に心の置きどころがなく、憔悴してやがて眠りにつくのですが この眠りだけが解放される唯一の救いでした。 こんな経験をした者には 彼女の歌が臓腑に沁みるように伝わってくるのです、
彼女の歌うこのLPはどの曲も切なく滲み出る心情に共感を誘い 涙します、
デビュー当時の華やかさと比して人知れず静かに退く心境は当人のみ味わう いい知れない儚なさであったことでしょう、
 それが後年の歌に表れ、深い憂いと優しさが見事に表現されていて、 とても若い人々の巷間でヒットするようなぱっと華やかな歌ではないのですが 完璧玄人好みの歌なんです 絵画でいえばゴッホのようなもので、やっと死後認められています、
このLPは私にとって ずっと待っていた本当の歌がいっぱいの宝物です

今日は 英亜里の新しい発見を書かせていただきました。 今後ともよろしくお願いいたします、

返信する
胸キューン (ラウタランカ)
2015-04-30 02:27:14
サイケおやじ樣

何時もこの電脳媒体を使わせて頂き本当に有難うございます。感謝の心で一杯です。

 この歌「花を咲かせて」の意味は、沖縄に本土の花を咲かせ、本土に沖縄の花をいっぱい咲かせようと言うことだそうだ。
花咲き乱れる国は平和だし、第一、公害追放のためにも花いっぱい運動はイイコトですヨ、とはこのレコード販売にあたっているレコード会社の話、
彼女は別に沖縄出身というわけではなく、江戸ッ子のチャキチャキだけれど、このところ沖縄へ行ったり来たりして、大活躍!眼が回る忙しさらしい。
彼女を雑誌やブラウン菅で知る人は、たいがい、おとなしい日本ムードのコ(娘)と決めてかかる、彼女のGパン姿など、見たくても見られないのだけれど、仕事から開放された時のそのカッコイイこと、凄いヘンシーンぶりなのだ。
写真に出されると「ハズカシイ!」んだって、けれど和服の似合うコだな!。
亜里ちゃんのポスターがソフトムードですてき40名にプレゼントしたい!

’72 、7 、14の記事より

デビュウー曲は’68年ですが、これは再録ですので合点がいきます。

 てつや樣

何時も楽しい文面有難う御座います。(優れた文章能力に歓喜致します。)

私も「みのがしなつかし」NHKは知ってましたが残念な事に“英 亜里”さんだけが無音あとの二人(灰田さん、船木ん)は、谷さんへのトーク、歌の披露、“英 亜里”の歌が聴きたかったです。
年代的に「花は知りたい/娘の季節/東京にひとり」この中の
どれかを実際はうたったのでしょう
でも“英 亜里”の雅な姿をを見られたことに感謝します。

これもネットでみたのですが
音だけですが「ヒットスタジオ」だね1971(昭和46)年1月4日のだよ、「英 亜里さん」出演(薗まりさんが“娘の季節”のイントロを歌って“英 亜里”さんにつないでました)
“東京にひとり”をうたう“英”節が堪能できました。

“英 亜里”の映像を観て胸キューンです。

それではまたお便り致します。


返信する
次はどんなかな (てつや)
2015-04-28 14:20:16
若かりしころの 加山雄三さんが英亜里さんのことを「可愛い子だなあ」と感心した、ということですが 容姿だけでなく、身の周りに漂う優しい雰囲気が、加山雄三をしてそう言わしめたのですね、 

ラウタランカ様のように一度でいいから若いときの彼女を見てみたかったです あなたが羨ましいです

 最近ネットでNHKアーカイブス{歌の祭典}で彼女の動画を初めて見ました。育ちの良さというのか 上品でしとやかで日本女性の鏡のような映像です ほんの数秒のことですがそのように感じました。 

私は仕方ないので またまた空想を凝らし、相互いに見つめながら「恋のささやき」をしている空間を設けましょうか。
これがまた いっとき何十歳も若くなれる秘訣で 実に目出度い生き方なんです、 幸せなだなー・・・このオヤジは・・

欲を言えば 彼女には日本女性の奥ゆかしさ 麗しさを 美しき乙女に始まり、それぞれの年代の女性の仕草を歌に乗せて、いつまでも歌い続けてほしかったと思います、歌以外の人気も出たでしょう この人こそ日本女性のあるべき姿の代表なり!と

全身から醸し出す美は、年を経るごとに重厚に輝きを増してゆきます、円熟した日本美を日本女性の鏡になって、いつまでも見せてほしかったです、

それは外国人の日本ファンが最も望むことでしょう、
日本の美に対する極致は世界でも群を抜いているのですから、それを知らないのは日本人かも・・

何しろ西洋ではゲルマン民族がキリストの名においてスラブ民族を侵略し窃盗流血の大移動をしている殺伐とした時代に 日本は平安貴族が雅の世界で現を抜かしている時代だったのですから、文化の長さも深さも、まるで違います、

ラウタランカ様には続々と当時のうれしくなる情報が寄せられて、次はどんなことが書かれているか
いまから楽しみです   それでは失礼します







返信する
可愛い (ラウタランカ)
2015-04-27 00:31:52
 フォークを含めたポピュラーソングが全盛だが、流行の渦の中で一人演歌路線で勢いよく浮上しょうとしているのが英 亜里だ!
デビュー曲“花を咲かせて”以来“花の手拍子”まで順調に人気をあげてきた和服の似合う純日本調の19歳だが一見しとやかなお嬢さんタイプの中に負けず嫌いなファイトを秘めている。
2歳のときから日本舞踊を習いそれが歌のムードに大変プラスしているようだ。
CBSソニーでは“箱入り娘”あつかいで“民謡も歌える幅広い活躍のできる歌手”と力の入れ方もひとしお
彼女の歌を作詞した岩谷時子それに“可愛い子だなぁ”と感心する加山雄三など、強力な先輩のあたたかい眼に見守られて、すくすく育つホープだ!息の長い歌手に、が念願!

(1969年初頭の記事より)

 てつや樣

“粋で素敵なドリーム・ファンタジー”ですね!
私などは何時も心に“英 亜里”です。
今から41年前ある機会にめぐまれ“英 亜里”さんと一緒に写真を撮って頂きました。後にも先にもこの写真が私のお守り替わりになってます。(パンタロン姿の亜里さんは可愛いの一言です!)
あと一枚は“英 亜里”さんを単独で撮らせて頂きました。
昔の事で画質は鮮明ではないですがこれも宝の一つです。
弾厚作・作曲の「ひとりぼっち」も良い曲です。(CD選書に収録されてます。)

乱文失礼いたします。
返信する
ロマンチックな夢 (てつや)
2015-04-16 14:25:15
ラウタランカ様のひと月ぶりのコメント 心待ちにしていました。 有り難うございます。 読んでいると当時の様子が手に取るように浮かんできました。 

あなた様の文を呼んでいると 私の理想とする女性像とピッタリ重なって尚更好きになってしまいます、

こんな人をお嫁さんにもらっていたらどんなに幸せだろう、と思わず空想してしまいました。
私くらいの年齢になると自分が幸せになることより、縁あって一緒になった連れ合いを幸せな人生にしてやりたい!という思いがずっと強くなるもので、もしそうなっていたら心底幸せにしてやるのに  なんてロマンチックなことを考えてしまうバカな男です、(立派な奥さんがいるのにこうなんですよ)

ささげつくして捨てられて 夕焼けの人 どちらもまだ聴いていません 貴方が素晴らしいと思う歌ですから どうしても聴きたくなりました。

忙しくて一週間程聴けなくて CDを久しぶりに聴いたときは改めて他の歌手とは違う懐かしさを覚えました。
私の感性にしっとりと寄り添う感じです、きっとこれからもずっと手元から離れることはないでしょう、

また楽しかったこと 改めて感じたことなどをお知らせください、楽しみにしています、
返信する
ふりかえればういういしい (ラウタランカ)
2015-04-13 23:03:03
左の眼のすぐ下にホクロが四つ。当人も気にしているらしいが別にイヤがっているわけでもない。
いまは歌を歌うことにただ夢中、文字どおり無我夢中という感じである。
そんなところが、かえってういういしい印象を与えるのかもしれない。
着物で売り出すというので着物で通しますといういかにも素直な返事
ところが風のたよりに聞けば着物でかくしておくにはもったいないようなグラマーだということである。
ほんのりホオをそめて受けかげんの口元をほころばせ、目を伏せるあたりこのままの純な感じでのびてほしい人
「いろんな人に似てるっていわれるんですけど・・・」
半分はとまどい半分はてれる。そのくせここ一年が私の勝負どころといったはげしい表情をみせた。
CBSソニーの秘蔵っ子歌手である。深川生まれの19歳

「川内康範 すいせん」
英くんの歌を聞いてね、こりゃいけると思いましたよ。少し小さい感じだけれど着物を着て歌うにはぴったりの顔だしね
私が進んで名付け親になったわけなんです。日本人向きの声だし雰囲気もしっとりしているし
♪いいですよ彼女は♪♪

(昭和44年7月23日発行の週刊誌の記事より)

いま“英 亜里”さんの曲で2曲はまっている歌があります。①「ささげつくして捨てられて」②「夕焼けの人」どちらもバラード風でしっとりと叙情的に歌い上げる聞けば聴くほど我胸に突き刺さるほど感情移入してます。

今後この2曲はカラオケで是非歌ってみたいです。と同時にエレキギターでも弾きたいです。

乱筆ご容赦願います。
返信する
夜明け前 (てつや)
2015-03-24 18:42:22
サイケおやじ様

今年に入ってから あなた様の体調があまり快調では無い様子を文面より察しております

 父上の健康も気になる事でしょうし 
今は仕事の難題等も加わり、非常につらい時を迎えていることを、私どもも気をもんで見守っております、 
どうぞ気晴らしに何でも書いてお知らせください 
応援しています 

冬の次は必ず春がくるのですから  

がんばってください  

返信する
潮時をみる (てつや)
2015-03-14 18:12:11
サイケおやじ様

ラウタランカ様が「ソフトロック民謡で手拍子を」を読んで目頭が熱くなったと書いておられるので 
私も早速読んでみました、あなた様が英亜里の「花の手拍子」を聴いて、これ以上の評価が無い、
という最上級の賛美をされたので感激なさったのですね、
確かに説明し尽くされないので、まずは聴いてみてください、と言うしかありませんもの、

あの歌は誰も真似のできない高い技量を要するもので、もともと民謡を歌っていたから出来るのでしょう、

しかし民謡歌手みんなが出来るかといえばそうではないと思います、独特の天性をもっているのですね、

こんな恵まれた才能が全開にならずじまいだったのは
惜しまれてなりません、

今後 サイケおやじ様のブログの力と我々応援団の盛り上がりが波及して再評価されていくことを期待しています、


ラウタランカ様

働き盛りのさなか故に引退したことも知らずにいた、
という正直な言葉、 私も全く同じです、 

歌手が潮時をみて引退する時は寂しさがつきまとうものですね 本人が一番悩まれたことでしょう、 
あなた様がこれでよかったという気持ちもあったというのは本当だと思います、 

あの時代はすでに上品で粋な歌より 地方から、目がぎらぎらとした飢えた若者が、爆発する如く「ど演歌」や「ロック」を歌う時代に向かっていましたので 当分出る幕がないと判断したのは賢明だと思います、
だって感情むき出しの、ど演歌の競争したって畑違いで叶いませんし自分とほど遠いものはやはり美しくありません。

世の中荒削りで勢いのある時代と、洗練されてゆく時代があるので、逆境の時はどうもがいても芽がでないものです、 

今、英亜里さんを再評価したいのは
時代が煮詰まってきて、より洗練されたものを見たい聴きたいという時代になってきたからだと思います、
本物が見直される時なのです、

また思いついたら 素敵な話しを聞かせてください、
失礼します。
返信する
途中一休み (ラウタランカ)
2015-03-14 02:19:31
サイケおやじ樣

あなた様のブログを殆ど拝見させていただきました。
それぞれのアーティストに対する洞察力の凄さそして真骨頂を引出し評価して分析し良い面を讃えマイナス面(良い意味で)を指摘していかれるその能力には脱帽です。

このコーナーの前に英 亜里さんの「ソフトロック民謡で手拍子を♪」(2014-02-07)を拝見させていただきました。
このコメントでも英 亜里さんを高い評価で讃えられていることに感銘しました。読んでいるうちに目頭が熱くなりました。本当に有難うございました。


てつや樣

“英 亜里”さんがCBSソニー以外にリリースしたシングル盤をご紹介させて戴きます。

①女がはたちになったとき/越前小雨がち(東宝レコード)
②愛してはいけない/月見草をくれた人(ビクターレコード)
③夕顔の町/愛はひとすじ(ビクターレコード)
④雨の鎌倉/恋かげろう(ビクターレコード)
⑤君待つ夜のブルース/ネオンの灯り(ビクターレコード)
⑥こころの港/さすらい港町(テイチクレコード)
⑦酔い待ち草/雨のまわり道(トリオレコード)
⑧つぶやき/おもいで坂の町(トリオレコード)
⑨想い川/春灯り(コロンビアレコード)1985年リリース

“英 亜里”さんは1985年リリースの「想い川」を最後にこの世界から幕をおろされたのでしょう!~・・・・・・・

私がこのことを知ったのは、恥ずかしながらラジオの歌謡番組で進行役のアナウンサーが“英 亜里”さんは「想い川」を最後に引退されました。これを聞いたときは残念!と思う反面これでよかったのかな~と無情にもそう思わざる負えなかったのです。

そのころは会社での柵や転勤などでそれどころではなかったのです。
おまけに「亜里ひろみ」と言う歌手におぼれかかっていました。
今では“英 亜里”さんの魅力にはかてないでしょう

♪若き日の英 亜里さんを想うて聴く歌はこころの灯火♪願わくばあのころにタイムスリプしたいです。

乱文失礼致します。
返信する
感謝 (てつや)
2015-03-12 18:36:49
サイケおやじ様

あなた様がブログに英亜里のコーナーを設けてくださったお陰で 私は彼女を真剣に応援する機会が出来ましたことを本当に感謝しております、
ありがとうございました。
これからもあなた様の他のブログを楽しみに拝見させていただきます、


ラウタランカ様

実際に英亜里さんに数回会ったことがあるのですね
雰囲気が ふんわかした優しいお姉さんということですが、
男性としては理想的な女性そのものです、

男性が一番苦手なのは木で鼻をくくるように心を逆撫でしていることが自覚できない無神経で怒り顔の女です、
その対照に位置する彼女だから好きなんですね 
要するに洗練されている女性ということです、
 
あなた様はそんな彼女が引退する! って聞いたとき
どんな気持ちでしたか ショックではなかったですか
当時の気持などお聞かせください



返信する
夢の様 (ラウタランカ)
2015-03-10 02:54:03
サイケおやじ樣、この場をお借り致します。

   てつや樣

 何時も心温まるお言葉有難うございます。

あなた様も本当に“英 亜里”さんがお好きなんですね~第一に可愛いですよね、身長は当時で159cm位デビューした頃はふっくらしていた様です(ジャケ写真がらも伺えます)実際お会いしましたのは数回ありますが一番印象深いのはS51年九州にこられた時ステージを見終わった後、意を決死て楽屋に行きレコードにサインをして戴きました。(握手も両手でさせていただきました)

その時心が高陽し真面にお顔を見ることが出来ませんでした。言葉を交わした記憶はあるのですが、何を言ったのかも覚えていません、夢を見ているような感覚に陥っていたのでしょう~~~・・・

また別会場でのコンサート終了時に近くの居酒屋?に招かれ、かなりお酒を飲んだ記憶があります。

ステージでのお客様に対するご挨拶は本当に心がこもり一句一句丁寧に言葉を選び慈愛に満ち溢れ和の心で私たちを楽しませてくれているのです。

雰囲気とでも言いましょうか何か♪ふんわか♪したお姉さんの様な人でした。(年も2ヶ月位上ですので)

またお便り致します。

乱文ご容赦ください
返信する
巻き戻ししまーす (てつや)
2015-03-09 18:00:40
サイケおやじ様

父上様のお体心配ですね、ずっとそばにいて孝行している姿が目に浮かびます、

きっと若い頃、ロックに夢中で親の心配を省みなかった罪滅ぼしの気持ちもあるのでしょうか(笑)「冗談」
です

父上様が早く回復することを祈っています、

あなた様の音楽ソースの裾野の広いことには驚嘆です、
私は次々に紹介されるアーティストで知っているのはほんの少しです、
大勢の歌手に対し良い評価ができる包容力は大したものだと感じます、 
あなた様は経営者タイプですね 大勢のいいところを引き出す力で、 今後の活躍を大いに期待したいです、


ラウタランカ様

ベンチャーズに話が逸れていきましたが
ここは英亜里さんのコーナーでした 戻しましょう、

あなた様は実演もみていらっしゃるそうで、羨ましい限りです、彼女の雰囲気ってどうでしたか? 是非お聞かせください、 楽しみにして待っています
 
彼女には「人形の家」「逢いたくて逢いたくて」「愛と死をみつめて」など、曲と歌詞そのものにインパクトがあって必ずヒットする、そんな一曲を与えてほしかったと思います、
日本中に知れ渡るそんな一曲があったら
その後が全く違ったものになっていたでしょう、 

CDを聞いていると彼女の表現力だけが頼りの歌が多いように感じます、
それが惜しく感じるのです、

もし違う歌手が歌っていたら全くつまらない歌になっていただろう思えるのす どんな歌も聞ける歌にしてしまう英亜里という歌手はすごいと思います、

返信する
テケテケゴーゴー (サイケおやじ)
2015-03-06 15:24:50
☆てつや様
毎度のコメント、うれしく感謝です。

ベンチャーズはスロー&ミディアムの演奏でも決してビートの芯を外さないのが流石です。
逆に言えばアップテンポでの疾走感には独特の粘りがあるように思いますし、そういう湿っぽさが日本人ウケする秘密かもしれません。

なんだかベンチャーズを無性に聴きたくなってきました♪
返信する
語りつくせぬベンチャーズ (サイケおやじ)
2015-03-06 15:18:20
☆Unknown様
ありがとうございます。

時代遅れだろうが、たとえ何と言われようとも、熱い思いを共有出来ることこそ、ネット時代の素晴らしき恩恵です。

ベンチャーズの来日は間違いなく日本の文化史を塗り替えた重要事であり、彼等のおかけで私達は本物のロックに触れることが出来たと信じています。

個人的にはノーキーが十八番のブリッジ外奏法はカルチャーショックで、高出力のモズライトにアメリカの凄さを感じさせられましたですねぇ~。

またベンチャーズが他のインストバンドと違うのは常にリズムとビートが優先していることかと思います。
つまりドンとボブのリズムギター&ベースのイントネーションが凄く、加えてドラムスの勢いが明確でしたから、リードギターが変わっても所謂ベンチャーズサウンドは不滅の人気だったんじゃ~ないでしょうか。

今は歌謡曲をやってくれたベンチャーズが愛おしいです♪
返信する
エレキインスト様 (てつや)
2015-03-06 08:46:07
当時のエレキの楽曲、懐かしく思い出していました。
若い時は 「クルエルシー」 「木の葉の子守唄」など激しいものを聴いてエキサイトしたものですが, 
いま聴くと「ブルーースター」 のような広大な宇宙を遊泳しているような曲がいいですね 
巡回コードの「ブルドック」や「男と女のいる舗道」も好きでした。 「北国の青い空」などエレキ独特の果てなき空間を思わせる音色が大好きです、
年をとっても当時を思い出せば一瞬のうちに若返ることが、一番のしあわせのもとですね、 
後半で英亜里の曲がたくさんありましたが、あなたもCDなど持っているようで 嬉しいです、
 同年代の人はどこか忘れ得ない歌手なんですね、
静かに多くの人が支持してくれているような気がします これからもよろしくお願いします
返信する
Unknown (Unknown)
2015-03-04 20:45:25
サイケおやじ樣


 他のプログも拝見させていただきました。物凄い量(数の)のシングル盤ジャケには圧倒されました。中でもエレキインストには直ぐ目が注ぎ熟読の世界に没頭してしまいました。

私もエレキインスト(エレキギター)にどっぷり浸かった一人です。その張本人こそ“THE VENTURES”にほかなりません!♪あの「ダイヤモンドヘッド」の度肝を抜く音には完全に奈落の底に突き落とされた感覚でした。それからが大変です毎日のようにVのシングル(十番街/ブルドック/キャラバン/クルエルシー/テルスター/パイプライン/秘密諜報員・・・)を買いあさり、心はエレキ一色でした。

 そんな中(1966年3月)その張本人が日本公演にやって来たのです。会場(厚生年金会館)周辺はもうエレキ!エレキ!で熱気むんむん状態で楽屋口前は凄い人だかり「リハ」と思われるエレキ音(特にベース音)が外にまで漏れ響きわたっていました。残念な事に私は諸事情のため公演を観れませんでした。あ~・・・しかし幸運なことに弟が見ていたのです。(その時の報告によるとキックスタンド(青い渚をぶっとばせ!)を演奏したよと興奮気味に言ってたのを思い出します)

そんなことが有り今現在もベンチャーズを筆頭にザ・シャドーズ/ザ・スプートニクス/ザ・サウンズ/クアイエッツ/ムスタングス/トーネードズ/オランダ、ベルギー、デンマーク、東南アジア、オーストラリア・・・諸外国のインストを集めまくってます。

北欧三国(スウェーデン・フィンランド・ノルウェー)のエレキインストは特に好きで♪メロディーを重視した素朴かつメランコリックでエコーを効かせたシンプルトーンが爽やかに琴線に染み渡るのです。そして何故かその旋律が日本の歌謡曲(ムード歌謡も)にも逢い通ずるものを感ずるにはいられません。

ベンチャースはよく戴屋と言われますが、すべてのカバー曲を完璧に料理してしまうテクが並外れています。

☆ファイアーボールズ→ブルドック
☆ピラミッズ→ペネトレーション
☆ダコタス→クルエルシー
☆サファリーズ→ワイプアウト
☆ルータース→レッツ・ゴー
☆マーケッツ→アウトオブリミッツ
☆ジャンディビス→逃亡者
☆チャンプス→オンリーザヤング

切りがないのでやめて於きます。

近い将来!エレキギターで「花の手拍子」「花は知りたい」「娘の季節」「恋の女神がくれた恋」「どうする気なの」「ほのぼのした歌」「海洋博音頭」・・・を奏でるのが夢です。(その前にじゅっくり練習しておかねば)ワゥワゥペダル、ボリュー奏法、エコー、コーラス、軽めのディストーション、トレモノ奏法などなどエフェクターも使って煌びやかに音を遺したいです。


乱文失礼致します。
返信する
テケテケに憧れて (サイケおやじ)
2015-03-04 15:58:53
☆てつや様
ありがとうございます。

私もエレキ世代で、ベンチャーズは神様でした♪
でも、エレキは不良という間違った常識には閉口させられましたよねぇ~~。

エレキは高校に入って、グヤのLG350Tを叔父から融通してもらい、エレキのバカ大将をやっていたんですが、既に時代は歌謡フォークがど真ん中だったんで、時代遅れの笑われ者だったと(自嘲)。

拙サイトには、そんな諸々も書いていますので、ご笑覧下さいませ。
返信する
Unknown (てつや)
2015-03-04 10:37:11
サイケおやじ様

あなた様のサイトの他のコーナーの書き込みも拝見させていただいております、
音楽に対してそのキャパシテイーの広さにはただただ驚きを禁じえません、
真から音楽に造詣が深いことがわかります、

若い頃からエレキギターを弾いていたのですね

私も二十~二十三才頃に仲間に引きずられてベンチャーズの「十番街の殺人」「ダイヤモンドヘッド」「パイプライン」などをグヤトーンのベースを購入し弾くハメになったことがありましたが、
その時 自分は楽器に対する才能ナシと断定しました。
とにかく覚えることが遅かったです、 
でもベンチャーズがかっこよくて夢中になった昔が懐かしいです、

私はベンチャーズ世代ですが、あなた様の青春時代はどうでしたか?
 
私は小さい時から歌が好きでして 小~中学校の頃は同郷の三橋美智也の歌ばかり 学校で習う歌は知らなくても兄たちが歌う三橋美智也 春日八郎の歌はみんな知ってました。 
成人する頃にまた同郷の北島三郎が出てきて、これもまた夢中になって歌いました。
しかし「なみだ船」がめっちゃ難しくて、まともに歌えたことがなかったです、

民謡を聞くのが好きだと思えばクラシックを聞くのも好きでして、「チゴイネルワイゼン」「シューベルトのセレナーデ」などは胸キュンとなります、
中には聴いてもさっぱりピンと来ないのもありまして、西洋人とは感性が違う部分があるんだなと思いました。

 英亜里さんの歌を聞いていて、ストンと腑に落ちる安堵感が 「日本て いいなあ~」と思わず言いたくなるのです、
同じ大和の血が一瞬のうちに納得しちゃうのでしょうか


ラウタランカ様

私の文章スキル云々とありましたが 冷や汗ものです、
文を書いてみては、ハチャメチャなのに気づいては直し、の連続で遂には原文が消滅することも度々です、

これもPCだから出来ることで、手書きならばいやになって止めてしまうことでしょう、
 
奮闘しながら文章を書いて皆さんと交流できることが本当に嬉しいのです、

あなた様は英亜里さんのレコードやCDをほとんど持っているのですね、羨ましい限りです、
音源のなくなっている曲もあるんですね、なおさら聞きたくなりました。
一度民謡も聞いてみたいです、 追追ヤフーショッピングで購入してゆこうと思っています、
  
彼女の歌の魅力のもとになっている要素はなんだろう ?、
 声が良い、音感が素晴らしい、複数の発声方法をうまく組み合わせている
川内康範氏の述べたとおり本当の意味の歌ごころと情感を持っている、 
そして一唱節たりとも漫然と唄っているところが無く心が行き渡っている、
日本語の発音がとても明瞭で美しい  
曲想がワンパターンでない、
すべて若い時の瑞々しい歌であること、 
そして結局は唄う本人が「謙虚で和やかなこと、」(川内康範氏の言)に尽きるでしょう、

彼女の素敵だと感じるところは 曲の中で憎い男に対しても思いやりを放ってるような五韻が残ることです、

生きとし生けるものすべてに慈悲を振り注ぐが如きです、
ここが彼女の原点だと思います、「ラウタランカ」さまの述べていることは まさしくそういう事なんですね、
返信する
貴重な音源 (ラウタランカ)
2015-03-02 17:28:08
 サイケおやじ樣

お身体の方は回復されましたのでしょうか、何はどうあれ健康が第一です。体調不良だとやる気が起きませんし大好きな音楽(昭和歌謡+音頭+粋な小唄調演歌+反面“エレキインスト”)も聴く気にはなりません!お身体は大切にしてください。

 てつや樣

何時も素晴らしい文章スキルに感服しております。
あなた樣の文章を拝読するのが楽しみの一つです。

♪今回のCDですが残念なことに欠曲が3曲あります。①「二時間待ちました」②「ささげつくして捨てられて」③「夕焼けのひと(ダブルB面)」この三曲はCD音源も無いようです。本日、改めてシングルレコードをターンテーブルに載せ針を落としB面3曲を厳かに拝聴しました。

やはりシングルレコード盤はCD音源とは一味も二味も違う感じがありますね♪シングル盤でしか聴けない曲は貴重な音源だと思います。

あなた樣が選曲されました「幼かったふたり」・「あの時あなたは美しく」・「夕霧の町」はおっしゃる通り同感です。とくに♪夕霧の町♪の裏ジャケットに佇む“英 亜里”さんは、これこそが’江戸しぐさ’そのものだと感じます。そしてこれこそが彼女の原点ではないでしょうか!

♪音頭ものを唄う英 亜里さんは、その旋律が心地よく琴線に響き渡ります。私が好きな「三郷音頭/桶川音頭/蓮田音頭/和光音頭/海洋博音頭(特に)/宿田曽音頭/そして中山恵美子さんと一緒に唄っている小唄調の「宿田曽小唄」です。これらが当時各地域の盆踊りで流されていたことを思うと(#^.^#)限りです。

☆明日あると思うな今日を大切に生きよ!☆
こんなフレーズを昔ラジオで聞いた事があります。
まったくその通りだと思います。
返信する
同じCD聞いて (てつや)
2015-03-02 09:48:43
サイケおやじ様


英亜里のCDお持ちのようですが、
私は何回も聞いているうに、やっぱり自身の心に近い素材をモチーフにした歌が、一番感情移入しやすいのだろう、と思って聞いていました。
「幼かった二人」「あの時あなたは美しく」「夕霧の町」
などが、すんなり我が気持ちに収まって歌えたのではないでしょうか、この3曲が特に心を込めて歌っているように感じました。

あなた様は私よりずっと音楽的素養が広く且つ高いところにありますので また違った感じ方もしていることでしょう
是非 感じるところをお知らせください、



ラウタランカ様

  
英亜里の肉声が入っているシートをお持ちだとか、
非常に羨ましいです、私は一度も彼女の会話を聞いたことがないのです、 「あの時あなたは・・」の挿入で聞く声は上品で、まるで美智子妃殿下の若いころの声とそっくりだと思いました、
あなた様が彼女の声が好きでノックアウトされたという気持ちはよ~くわかります、
 
お互い同じCDを持っていますので 好きな曲の感想を述べ合うことは 楽しいことと思います  
これからもよろしくお願いいたします

返信する
Unknown (てつや)
2015-02-27 19:12:25
ラウタランカ様

あなた様から、英亜里のどこが良い、とかいうより彼女の全てが安らぎを与えてくれる雰囲気を持っている、
というコメントをいただきました、

実際にリアルタイムで見つめ続けてきた、あなた様の言葉に実感が湧いてきます、
 
私などCDの解説書以外に詳しく知らない者が、歌を聴いて感じたことのみで感想を述べてきましたが 
その中に、ふと「江戸しぐさを思わせる」と書いたのですが、あなた様が「江戸深川小町、」を連想していたことに、思わず、えー! ほんとにそうなんだと、思わず手を叩いてしまいました。

想像の世界でこんな女性っであってほしいと、きっと無意識に願っていることと一致したことは非常に嬉しいものです、 

あなた様のような熱心なファンが他に多数いると思います、でも彼女は潔く引退してしまいました。 

芸能界は 熾烈な競争の中でムキになって負けまいとする、そんな世界です、 彼女はそんな薄汚く俗っぽい渦に巻き込まれて行くことが一番嫌いだったように思います

 元々無欲恬淡な性格のようなので、達観した視線から、一歩退いた位置で、涼やかに流れを見ていたように思うのです、 
ですから思い切りよく引退も決断できたのでしょう、

永久に残された彼女の歌は二度と新しいものが出ない、希少価値の光を放つ時が来たのかもしれません
いいものは後で光りますから、
返信する
願いは届きます (サイケおやじ)
2015-02-27 14:32:24
☆ラウタランカ様
ありがとうございます。

こちらこそ、貴重なお話を書き込んでいただけたのは本当に嬉しいかぎりですよ♪

我々の熱い気持ちが新しいファンを増やしていると信じます。
返信する
永久に伝播する想い (サイケおやじ)
2015-02-27 14:27:13
☆てつや様
コメント、ありがとうございます。
レス、遅れて申し訳ございません。

ネットの影響力は計り知れません。
例えば私が書けなくなっても、これまでの記録は電脳世界に残り続け、不特定多数の人達が接する可能性がありますから!

我々の熱い気持ちは伝わり続けるでしょう、
返信する
心のよりどころ (ラウタランカ)
2015-02-25 22:50:56
ブログオーナー(サイケおやじ樣)樣に巡り逢えたこの時を心より感謝いたします。

このコーナーこそが真実を語れる素晴らしい世界なんでしょうね私はこの発見により更なる充実感を覚えました。本当に有難う御座います。

てつや樣

情熱を感じます。何かに没頭することは心の躍動というか生きる上手で本当に大切なものだと思います。

2014. 1月11日発売の「GOLDEN☆BEST limited 英 亜里」(DYCL-239)の解説書に書かれているとおりご本人もビックリ!されているのでしょう。

引退されてかなりの年月が経ちますが私にとっては永遠のアイドルなんです。どこが良いとかではなく、語りそのものや仕草そして花の香りが漂う様な江戸深川小町とでもいいましょうか全てが安らぎの本となるのです。

“英 亜里”さんは「マルコメみそ」のCMソングを唄っていました。「ほのぼのした詩」というタイトルでソノシートもあります。このレコードを聴くと小林亜星が作曲した元歌が聴けます。そして何より嬉しいのは英 亜里さんの肉声が聴ける事です。ほのぼのした歌を口ずさむと自然と身体が揺れ文字道理心がほのぼのしてきます。

     ♪良き昔を想いあこがれの人“英 亜里”♫

乱文をご容赦ください。



返信する
これからが楽しみ (てつや)
2015-02-25 19:06:36
サイケおやじ様

このようにネットを使っての ファン同士のやりとりは
当人同士以外の何人もの人が見ている・・・と思えば
その影響力というのはどの程度のものか私にはさっぱり計り知りません、 

でもこの熱い応援を見て 「どれどれ私も聞いてみようかな」なんて思ってくれる人がいれば嬉しいですね、

昭和の時代には、こんなに歌の上手い歌手がいたんだと、わかってくれるだけでも嬉しいです、


川内康範を河内康範と入力したのを後で気づきました、「同郷の人なのになんてこった」です 実はいつもこんな調子なんですよ、ごめんなさい、


このコーナーに「ラウタランカ」さんが参入して下さいまして、非常に楽しみが増えてきましたね、情報の乏しい
私にとっては聞きたいことばかりです、
「ラウタランカ」さん、これからもよろしくお願いします、



返信する
強い絆 (てつや)
2015-02-25 11:57:27
ラウタランカ様

あなた様がファンになってから 三十八年経ているわけですが、未だにファンであることは凄いですね、

これだけの年月を経れば普通何度かは対象が変るものですが、 一筋に応援したくなるのは、一度縁を持ったら離れることはない、強い絆となる歌手なんですね、


これはなんと言っても本人の英亜里が一番嬉しいことでしょう、人生こんな嬉しいことはないと思っていらっしゃいますよ きっと、

自分が単に流行に乗っただけの薄っぺらな存在では無かったことが・・・、

きっと全盛期の一万人のファンより、未だに「私の歌を愛し続けて下さるファンがいる」ということの方が何倍も嬉しい筈です、 

 
英亜里の歌にはそれだけの力があるのですね、
それは説明しずらいのですが、人がこの世で求めている包容力とか光とか温度が、自然体のまま歌の中に含まれているのだと思います、
聞いていて安らぎを覚えたり、優しさを感じるのですよね、
それが長く忘れられない歌手として、ファンが定着する要因だと思います、

私なりの 勝手な解釈を述べてみましたが 「ラウタランカ」さんは長年のファンとして「彼女のここが絶対に好き、」というようなことをお聞かせ願えれば幸せです、
返信する
ファンは増えていくでしょう (サイケおやじ)
2015-02-24 15:25:46
☆てつや様
コメント、ありがとうございます。

全くそのとおりですねぇ~~~♪

英亜里の存在証明というか、それは幾ら語っても、彼女の歌の一節には叶わないわけですが、それがネットという現代社会の恩恵によって、広く世界に伝わっていくことの素晴らしさは計り知れません。

我々が語り合っていることから、ひとりでも多くの新しいファンが増えていくかもしれないと思うと、とても嬉しく、幸せな気分になっています♪
返信する
感謝! (サイケおやじ)
2015-02-24 15:18:21
☆ラウタランカ様
コメント&貴重なお話、ありがとうございます。

私も、てつや様と同じ気持ちですよ。
川内康範先生のお言葉どおり、私たちファンが望むところを表現してくれていた英亜里が忘れられないというのも、絶対的な真実だと思います。

またライブステージにおける華やかさは、きっと見事な緊張と緩和でファンを楽しませていた彼女の本質だったのでしょう。

それに接することが出来た貴兄の素晴らしい体験を、今共有出来たのは、本当に嬉しいばかりです。

独断と偏見ばかりの拙ブログではありますが、今後ともよろしく御付き合い下さい。
返信する
これは最高の喜び (てつや)
2015-02-24 12:05:05
サイケおやじ様

「ラウタランカ」様から嬉しくなっちゃう情報を頂きましたね、
河内康範氏のコメントは100%私たちの代弁です、


あのように溢れんばかりの人間性を持っている人が私たちとほぼ同じことを感じていたことがすごく嬉しいです、


なんだか自分たちが勇気づけられている感覚です、(これは この件のみに限らず 自分が歩んできた人生の方向性や感受性がまともだった)と励まされた気持ちです、


尊敬する河内康範氏の感じていたことと一緒だった、
ということは、我々が英亜里について感じたことは普遍性があるという証明ですね、


こんな嬉しい気持ちに巡りあわせていただいた「サイケおやじ」様に感謝申しあげます、


そして「ラウタランカ」さま とびきりの情報有難う御座いました。 今後楽しみが増えました。
返信する
リクエスト曲採用! (ラウタランカ)
2015-02-24 03:18:52
“てつや樣”

コメントを頂き有難うございました。

エピソードと言える分かりませんが、S48年の暮れ~S49年の初頭にラジオ番組で「エミコの長~いつきあい」というタイトルの番組を放送していました。
週5日毎日10分位のDJタイプの番組で必ず最初の頭で今週の歌と題して曲をかけていました。
私はハガキで毎日のように英 亜里さんの曲をリクエストしました。その甲斐あってリクエストを採用されたのです。
その曲とは「愛してはいけない」です。
もう嬉しいやらなにやらで心が踊りました。
その後リクエストの回数も増え常連リスナーの一人となっていました。ハガキを読まれることも多くなり自分の名前を放送される度充実感でいっぱいでした。また「夕顔の町」と「愛してはいけない」が今週の歌で聴く事が出来ました。
潤いに満ちた晴れやかな気持ちになれる“英 亜里”さんの楽曲に乾杯!

「女がはたちになったとき/越前小雨がち」東宝レコードAT-1031 '1973 このレコードはレアだと思います。

また何か有りましたらご報告致します。

返信する
良き時代に感謝 (ラウタランカ)
2015-02-24 01:12:36
“サイケおやじ”樣

ご返事を戴き感謝感激です。

「最近の日本女性、特に若い方々の中に失われつつある謙虚さと和やかさをこのひとは見せてくれた。
その中に本当の意味の歌ごころと情感を、めぐまれた個性にのせて、たくみに、ごく自然に我々の身近かなものにしている、CBSソニーがその創業にあたり、彼女に白羽の矢をたてた事には大いに敬意を表したい。
ポップスから演歌までの幅広いフィーリングと力量を持つ彼女のデビューは歌謡界に“ディーンズ演歌”の新風を送り込むことを信じている。       S46年6月9日

★これは川内康範氏のお言葉より引用しました。 

昨日、「娘の季節」を聴きました。パンチがありメリハリもありそして優しさも感じる素晴らしい曲です。

私はこの時期浅草の国際劇場で英 亜里のショー(花の七変化)を見ることが出来ました。

良い時代に遭遇出来たことに感謝の想いいです。
有難う御座いました★英 亜里樣★
返信する
私は知りたい (てつや)
2015-02-23 08:05:20
ラウタランカ様

英亜里ファンの大先輩なんですね、
 
私の場合「花の手拍子」を当時のテレビで聞いた以外には何の情報もないまま今日に至ったのですが、リアルタイムでファンで有り続けたことは羨ましい限りです、

当時からの情報いっぱい持っておられることでしょうね
「花は知りたい」ではありませんが 「私は知りたい」です
なにかとっておきのエピソードなどお知らせください

首を長くして待っております
返信する
本当に理屈はいらないですねぇ~♪ (サイケおやじ)
2015-02-22 15:14:06
☆ラウタランカ様
素敵なお話、ありがとうございます。

それは大切な宝物だと、羨ましくなりました(微笑)。
所有されているレコードやテープ等々も、今となっては貴重ですし、ファンクラブに入っていなければ接し得ない楽しみもあったんじゃ~ないんですか?

よろしければ、そのようなお話も楽しみにしております

今後とも、よろしくお願い致します。
返信する
願い (サイケおやじ)
2015-02-22 15:07:15
☆てつや様
ありがとうございます。

貴兄のコメントを読む度に、あらためて英亜里の素晴らしさを噛みしめています。

思えば今はビッグになっている小林幸子や瀬川映子にしても、小さなヒットを大切にして地方営業していた時期があり、その中で様々な企画のレコードを出していました。

特に小林幸子はディスコ歌謡やアイドル歌謡に近いものから、奥村チヨっぽいセクシー歌謡、あるいは藤圭子みたいな恨み系演歌まで、今となっては封印している楽曲を様々に出していたんですから!?

歌が上手いのも、両刃の剣でしょう。

おそらくは英亜里にしても、まだまだ埋もれている音源があると推察されますから、今後の復刻を望みたいですねぇ~。

そしてひとりでも多くの歌謡曲愛好者に、彼女の歌を聴いて欲しいと願っています。
返信する
思い出は今も (ラウタランカ)
2015-02-21 23:19:42
おっ邪魔致します。

私はほぼデビュー(山野ミュージカルプロヂュース)当時からの英 亜里さんの大ファンでした。勿論今現在も毎日彼女のシングル盤を聴いております。

一番好きな曲は“花は知りたい”(花の手拍子は別格)ですこの曲には深い思い入れがあり聴く度に当時の甘い思い出が蘇ってきます。

英 亜里さんは民謡は勿論何々音頭(小唄)も多数歌っています。中でも“海洋博音頭”は大好きな曲です。理屈は抜きにして英 亜里が大好きなんです。

シングル盤/LP盤/企画レコード/テープによるライブものも所有してます。

今から46年前私が短大生の頃バイト先のラジオから流れてきたあの曲にノックアウトされたのです。その瞬間からあの声の虜になり、ファンクラブに即入会しました。

それではまたお便り致します。

乱文失礼致しました。       「ラウタランカ」
返信する
Unknown (てつや)
2015-02-21 16:49:15
サイケおやじ様

あなた様の仰っしゃる通りです 当時は強烈な個性でアピールしなければ第一線に踊り出るのは至難の技だったでしょうね、
それほど優秀な人材がひしめき合っていました。
だからこそ昭和の歌謡曲は全盛を極めたのでしょう、
 
その後プロの作品ではなく、自作のフォークソングなど素人ぽいものが世の前面に出てくるようになって、
必ずしも唄は上手でなくても「詞」が共感できれば売れる時代に変わってゆきました、 (私どもの世代としてはメロデイーが味気なく物足りないのですが)
現在もその流れが主になっているなかで 昭和歌謡時代の上手な歌を聞くとやっぱりいいなあと思います、

そんななかでも英亜里の唄は今になっていいなあと再認識させられます 当時は強烈で押しの強い歌手に軍配が上がりますが 時代がこれだけ進んで 改めて聞けば 緻密な歌唱の完成度といい、感情移入の妙味といい あとになってじわーっと良さがわかる歌手なんですね
 
仰っしゃる通り、これだけは本当に残念に思うのですが けっして誰かの真似ではないのに数多い先輩歌手を越さなければ 二番煎じにされる悔しさが残ります、

彼女は与えられた曲 すべて上手に歌えてしまうことが必ずしも有利な事にならなかったかもしれません
かなり不器用に聞こえても、切々と唄って愛される歌手も実際にいますからね

でも彼女には他の誰にも持ち合わせてはいない、
自ら醸し出す味を感じるのです、
だからあなた様や私のような世代の人間の支持を受けるのであり 
忘れ去られては勿体無いと感じるからなんですよね、
返信する
あの時代 (サイケおやじ)
2015-02-20 15:01:19
☆てつや様
何時も熱いコメント、ありがとうございます。

貴兄は地味と仰いますが、当時の歌謡曲に親しんでいた現在は五十代後半の人であれば、英亜里は記憶から消えていないと思うんですよ。

だからこそ、復刻CDも発売されるわけですが、正直に言えば彼女は何を歌っても、常に「誰々風」という印象から抜け出せなかった気がします。

なにしろ当時は、都はるみ、園まり、西田佐知子といった、英亜里がど~しても意識せざるをえない先輩歌手がバリバリに頑張っていましたし、彼女の歌が上手すぎるところは、失礼ながら器用貧乏だったのかもしれません。

そしてご指摘のとおり、プロモーションや制作側の迷いが推察出来るのも、確かだったと納得させられました。

うむ、当時の激烈な競争こそが、昭和歌謡曲を不滅のものにした最大の要因かもしまれせんねぇ。
返信する
タイミングが良くない (てつや)
2015-02-19 18:06:57
サイケおやじ様

コメントに対する真摯な返事、感激です、
 有難う御座います、

英亜里はこれほどの実力がありながら 地味に終わってしまったことは残念に思います、
きっと現実は、そんなことが山ほどあるのでしょうね、

それにしても惜しいです、これはどうも営業戦術の失敗と思われることが多々感じられます、
例えば北島三郎 五木ひろし 都はるみ 坂本冬美 森進一など 成功した歌手はデビューから5~6曲すべて同じ作曲家によって作られています、

最初の時期に一つのイメージづくりを固めて そのあとにもう一歩前に進む頃合を見計らって 新しい試みをします、そうすればファンは「こんなイメージの唄も歌えるんだ」と感激して尚更ファンになっていくでしょう、

彼女の場合は初め平尾昌晃 次に濱口庫之助 
山路信一 六波羅三郎 下田保夫 筒美京平 安部純
弾厚作 すぎやまこういち 小林亜星 三木たかし と
次々と有名作曲家が担当しています 

この有名な作曲家達の作曲が夫々の個性で作られるため(当たり前ですが) 
彼女は夫々の要求に合わせなければならず、どれほど苦労したことか想像がつきます、あげくの果て、いったいどれが彼女の本当の持ち味なのか
素人であるファンにはつかめなくなった、
というのが私の思うところです、

ソニーの演歌歌手第一号ということで何が何でも売り出さなければ、という意図が裏目に出たと思います、
急ぎすぎたのでしょう、 
本当は平尾昌晃のデビュー曲に沿ったイメージのものを数曲続ければ正統派の演歌歌手として定着したはずです、(その力は充分に有るのですから)

最もヒットした「花の手拍子」はちょっときわもののイメージが先行してしまい、素人受けしました。次にでる唄もきっとあのようにホロホロと自在な喉使いの歌だろうと思っているのに「古都の雨」のような正統派演歌です、(古都の雨も絶品ですけど)みんな期待はずれになるわけです、
能力があるからといって 基本イメージ作りもせずにいろんな歌を唄わせればいいというものではありません、

 平尾昌晃の歌5~6曲でしっかりと土台を築いたあとに「花の手拍子」を出してたらファンも「今度の唄は今までとまるで違う歌ですごい」といって 彼女の人気と歌唱力の評価は倍増したことでしょう、


もう三十数年も前のことだから今更しょうがないけれど・・・・

反面いまCDを聞いてる我が身としては、大変ありがたいのです 18歳でデビューした歌手がたった4~5年のうちに、こんなに多彩な曲調の歌をCDに収めることができたのだから、兎に角聴き応えがあります、
 
普通一人の歌手の同じ癖のある唄ばかり全曲一気に聞くのは辛い面もありますが 彼女の歌は飽きません 
だってあんなに実力のある歌手と先生方の唄のかずかずですもの、    
何が良いやら全く皮肉なものですね、

返信する
現代であらば (サイケおやじ)
2015-02-18 14:59:06
☆てつや様
コメント、ありがとうございます。

貴兄の熱い思い入れが、グイグイと伝わってきました。
仰るとおり、英亜里は得難い個性と存在感の突出が、逆に言えばイマイチ、グレイトな成功に結びつかなった感がありますので、尚更に再発見されていく必要性が求められます。

今ならば何かのCMに彼女の歌声が使われても、かなりイケるような気がするほどで、しかし決して力んでばかりではない、ソフトタッチの節回しこそが神髄なのかもれませんねぇ~♪

なんだか期待してしまいます。
返信する
日本女性の色香 (てつや)
2015-02-17 16:59:51
オーダー型カラオケナンバーが行きつけのスナックで登録出来たら、カラオケ産業も一歩発展しますね、
「日本でこの曲を登録しているのは私だけ」なんて素敵なこと、きっと来ますよこのスタイル、
また夢が一つ増えました。 有難うございます。

英亜里の魅力について 具体的に述べていなかったので私の感じたところを聞いてくださ

まず ヒットした「花の手拍子」は小刻みに揺らぐ小節でもなくヨーデルでもない発声が独特のものです、一度聞いた人は、なぜか耳に残る 気になる歌手だと思った筈です、

あれから 三十数年たって、思い出したようにCDを購入して聞いた唄は24曲、 曲想が広くてびっくりです、
まず思ったことはどの唄も歌詞の一語一句に心を込めて、丁寧な日本語で発音するさまは 最近の歌手には無いものを感じました、喜怒哀楽を表すところは詞+言外の言「心を震わして」表現するところなどは圧巻です

また高音をのばして最後に果ててしまうような 思いっきりの良い歌いっぷりがたまらない魅力です
相反して お座敷の端唄 小唄などの雰囲気をふと感じることがあり、きっと芸事の好きだったおばあちゃんとその仲間など幼い頃から粋な空気の中で育ち、積み上げた色香は けっして付け焼刃ではない厚みを感じます、

そうかと思えば「札幌のあの人」など、さらっと歌い上げた大人の雰囲気がまたいいんです 大人しい中に秘めた想いや悲しさを 古来日本女性の嗜みとする、そっと表現する見事さは 玄人好みのするところです

英亜里は粋で潔くって心根が優しくて・・・ 江戸しぐさを思わせてくれる うれしい人 といえばいいだろうか

残念なのは現代のようにテンポが速くて心が乾いてしまった日本人にはわからないだろうなー、の一言です

こんな歌手こそ 未来の日本人のために」「日本を消さない種火」としてに聞き継いで行きたいと心から思っています、









返信する
楽観主義かもしれませんが (サイケおやじ)
2015-02-11 19:29:23
☆てつや様
ありがとうございます。
レス、遅れて申し訳ございません。

人は誰は同じ夢は見ることが出来ません。
しかし似たような夢は見られます。

また、面従腹背であろうとも、一緒に歌うことも出来るんですよねぇ~。

カラオケは今や世界共通の文化であり、これを上手く活用すれば、案外と平和への道も開ける気がします。

ところでカラオケって、歌いたい曲が必ずしもあるとは限らないので、自分の好きなカラオケを簡単に作れるソフトが求められているんじゃ~ないでしょうか。
私なら、欲しいですね(笑)。

返信する
ほんとに歌が一番 (てつや)
2015-02-09 19:40:03
サイケおやじ様

あなた様の見識に感銘しました。 短い文で的を射る力に驚きです、私の場合は長く綴っても要領が得ません、
思想統一の怖さを訴えておりましたが、全く同感です
しかし私は日本人を信じています、あの世界中の主な国を敵に回して戦った切ない経験は、もう二度と繰り返したくない、という覚悟は骨の髄まで沁みている筈です、
肚、雅、侘び、寂びなど、複雑系の文化は長きにわたり日本人の心を醸してきました。この深淵な境地を探求してきた先輩をもつ日本人は、あんなに厳しく切ない経験は一度きりで充分に勉強しました。 同じことは繰り返さないでしょう、 とはいっても当時の人々をバカだったとは思いません、当時のことを学べば学ぶほどに 本来 賢い筈の日本人が何故あんなことになったのか、その心情は痛いほど理解できるからです、

正義はどちらも主張できるので無効です 煽ることは出来ても、戦争を避ける何の手立てにもなりません。
これからは宗教を超えて世界で普遍的に通用する、人の道としての善悪を主張することで評価を受ける世にしたいですね、
この主張には相手を慮る心が含まれているから解決する種火があります、賢くありたいものです、

少し前の日本人はエコノミックアニマルといわれて侮蔑されていました。 この頃では善悪を重んじて諸外国と付き合っていますから、中韓を除いてあらゆる国から尊敬の念を抱かれています、 すぐに反省し勉強する日本人です 世界のどの国よりも一般庶民のレベルが高いので 安っぽいプロパに国が動揺するほど惑わされることは無いと確信します、


さて 肝心の歌ですが 右であろうが左であろうが同じ歌を同じ気分になって唄える 歌の力は偉大です

私、カラオケが大好きで 上手下手は置いて、月に2~3回は歌っています、若いときはジャンルにとらわれてレパートリーが狭かったのですがだんだん垣根が低くなり今では「マイウエイ」から「さぶちゃん」までフリーウエイです いま「麦の歌」に挑戦中、 松山千春の「私を見つめて」など繊細な女心を雄叫びのごとく歌う絶妙さが大好きです、 どの歌も味があるものですね、

残念なことは 英亜里の「あの時あなたは美しく」なんて この年になっても心を揺さぶられる歌に挑戦してみたいのですが、あんまりヒットしなかったため有りません、 これは是非とも発信先に再認識してもらい、名曲とおもうものは特別選択してもらいたいものですね そんな日が来ますように     それでは失礼します
返信する
例えばそれは歌が一番 (サイケおやじ)
2015-02-07 15:41:51
☆てつや様
コメント、感謝です。
レス、遅れて申し訳ございません。

「和」の世界はファジーな味わい深さのような気がしています。
誰もが個々の気持ちを大切に出来る世界、そして「和」を要にして相手の気持ちを理解する前向きな気持ち、それが求められると思うんですよ。

しかし、現実的には非常に難しいのも、また事実です。

一番怖いのは、そういうものに名を借りて、思想の統一が行われることでしょう。

きっかけは何であれ、協力し合える生活が出来るようになりたいですねぇ~。
返信する
日本発の感覚 (てつや)
2015-02-04 15:19:56
さいけおやじ様
キリストやイスラムの一神教の争いは、異文化を認めようとしないことに起因している、と述べている あなた様の意見に同感です、 未来永劫交わろうとしない文明の衝突を避けるには、不毛の中で努力している瞬間だけ平穏でいれる、という途方もない現実です、しかし日本の場合は多神教であり、八百万の神々がいる国です、 一神教=一次元の世界だとすれば、前からやってくる敵は、逃げるかやっつけるか、どちらかです それに対して日本は八百万の神々が二次元では収まりきれず、三次元にまで漂っているのですから 向うから
異文化がやってきても敵とはとらえず ただ貪欲に飲み込むだけです、これが世界をリードし融合していける多神教のシステムであって、日本の出番がきっと来ることを信じています、
そんな時こそ情緒豊かな英亜里の「女は恋が好き」なんぞ癒しの気持ちにさせてくれる歌が世界中に吸収されるように広がってゆき、色彩豊かで奥深い「和」の感覚が世界中に浸透して 人類が皆「日本からもらったこのゆったりとした平和を離したくない」という時代が来ることを夢見ています、 一生見続けていられる心ふくらむ楽しいゆめですよ
返信する
真髄 (サイケおやじ)
2015-02-02 15:03:39
☆てつや様
コメント、感謝です。

例え一方通行でも、熱い気持ちが伝わると信ずれば、レコードからの歌声、ジャケ写からの微笑みにも尚更の愛着を覚えてしまいますよねぇ~♪

また、そういう気持ちがあればこそ、好きな歌手を思い続ける喜びも増えていくと思います。

彼女には、そういうファンが今も多いんじゃ~ないでしょうか。大きな魅力と思います。
返信する
おやじ達のアイドル英亜里 (てつや)
2015-02-02 09:57:53
サイケおやじ様 
私と同じことを思っていた人が案外いるかもしれない、と分かったことが非常に嬉しいです、
このコーナーを立ち上げて頂きとても感謝しています、 
彼女はとにかく可愛いですね(心根がかわいい) 
これがリアルタイムでこの年齢であれば そんなに感じないけれど  私より6歳下の妙齢の方の若い時の歌だからいいんですね、 
彼女は言ってみれば同世代を懸命に生き抜いてきた妹のような年齢差なんです、
今後も永久に、質素清廉な日本の美学が柱だった昭和の良き時代を、ほのぼの匂わしてくれる有難い歌手です、
私なんぞは彼女を「よしこ」今日も唄ってくれよと言ってからカーオデオをプッシュするのです、妹と一緒にいるその感覚は私のみぞ知る幸福感です
 「よしこちゃん、いい歌をいっぱい唄っててくれてありがとう」と言いたいです 
英亜里様、勝手に妹にしちゃってごめんなさい
ちなみに「よしこ」は英亜里の本名です
返信する
今からでも遅くないですよねぇ~ (サイケおやじ)
2015-01-31 14:46:06
☆てつや様
熱いコメント、感謝です。

仰るとおり、不詳私もリアルタイムでは彼女の魅力に辿り着けず、後追いで夢中になっているのが真相です。
なにかどんな楽曲でも「心で歌う」ような味わいが好きでたまりません。

実はひとりでも多くの人に英亜里を知って欲しくて、文章を綴っていたのです。
本当に再評価が望まれますねっ!

これからも、よろしくお願い致します。
返信する
色彩豊かな歌手 (てつや)
2015-01-30 16:03:03
去年24曲入りCDを購入 70歳の私が何回も聴いて驚いたこと 
色彩豊かなのに全く嫌味を感じさせない歌い方は、この半世紀、いろいろな歌手を聞いてきましたがこの人の右にでる歌手はいないと思っています もっと早く彼女のことを知って応援したかったです(遅すぎるー)

無垢な少女の恋歌(雨の宮参り など)
思春期の恋に恋する歌(あの時あなたは美しかった など)
娘の失恋歌(幼かった二人 など)
傍を明るくする歌(花の手拍子 女は恋が好き 他)
悲しすぎる歌(婦系図 野菊の墓)
どの歌もせっかく作ってくれた作曲者 作詞者のために渾身の努力を注いでいるのが感じます ゆえに表現者である英亜里の歌はどれも作品以上のすごい広がりと色彩を感じます、そのうえ潔よさと清らかさと優しさが 一貫して曲に乗って流れて来る心地よさは何十回聴いても全然飽きが来ないのです、
無欲透明な人間のみ表現できる世界を感じます
英亜里はステージは苦手だったと本人が供べていますが自分が真に表現できる場所は視線が集中するステージなどではなく 画家や彫刻家のように一人静かな雰囲気のところで神経を集中させて歌ったものが後世に残ることに意義を感じたのだと思います 彼女は演じる歌手ではなく 地味な職人のような歌手だったのです
今後再認識されてほしい歌手ですね
返信する
後世に伝える (サイケおやじ)
2015-01-22 13:25:55
☆秀和様
コメント、感謝です。

英亜里は、これからも再発見され続けるでしょう。
お互い、そういうヒントを電脳空間に残せたことは素直に喜んでも良いと思いますよ♩

返信する
互いの正義の曖昧さ (サイケおやじ)
2015-01-22 13:19:16
☆アンディP様
コメント、ありがとうございます。

この世の反目や対立は相手を認められないということに起因しているのが、大きな原因でしょうか。
平たく言えば「ソリが合わない」というやつかもしれません。

お互いに理解しあうというのはハードボイルドであり、大きなエネルギーを必要としますが、それに費やす力こそが、一番大切な人類の目標と思います。

腰がぬけていたら、何も出来ないのは確かです。
返信する
おお、これは。 (秀和)
2015-01-21 22:27:21
拙が「冒険少年秀和王国」で記事化してますね。
と言っても、シングル発売当時の「新潟日報」紙(ナベツネ氏も認めた50万部県民紙)の記事をそのまんま東でアップしたものですが。
返信する
今こそ、Give Peace a Chance (アンディP)
2015-01-21 21:05:30
拘束されたお一人は、「紛争地域の子供たち」をテーマに取材活動を続ける尊敬すべきフリージャーナリスト。もうお一方も、立派な方に違いありません。
「テロには屈しない(身代金は払わない)」といふ国際潮流の中、非常に厳しい制約下の救出劇となりますが、何とか無事に生還していただきたい!
今は、ただそれを祈るばかりです。
最近、ステージで得意気に反権力パフォーマンス、物議を醸し「不敬だ」と叩かれた途端、あっさり詫びを入れた、国民的人気ミュージシャンのヘタレ振りが話題になりましたが、そんなことがエセやポーズで出来るのも、この国が平和なればこそ。その有難味を、つくづく思わずにいられません。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歌謡曲」カテゴリの最新記事