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サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-107:大谷瑠美子 ~ この歌唱力は不滅

2022-09-26 17:25:15 | 歌謡曲

悲しいため息 / 大谷瑠美子 (フィリップス)

恒例「この人」シリーズとは言え、それにしても「歌謡界のプリンセス」という、有難過ぎる様なキャッチフレーズで売り出された大谷瑠美子ではありますが、ジャケ写ポートレートを拝観していると、やはり犯し難い気品が滲み出ていると思うのは、サイケおやじの思い込みでしょうか (^^;

しかし、作詞:三佳令二&作編曲:高見弘が企図提供したのは、既にして世の中の酸いも甘いも嚙分けた様な達観した女の生き様が歌われた世界であり、だからこそメロディ&サウンドが発売された昭和46(1971)年の雰囲気どっぷりという王道演歌に仕上がっており、だからこそ、グッと重心の低い声質で節回す大谷瑠美子の歌唱力は完全なる本物ですよっ!

さらに、これは後で知った事ではありますが、このレコーディング時の彼女は、なんとっ!?!

16歳だったというんですから、クリビツテンギョウ~~~!?

同時期に同年代だった女性歌手、例えば麻丘めぐみと比較してみたって、ここまで大人の世界を表現し得たのは、驚きという他はありません。

うむ、だからこそ、大きなヒットには至らなかったというのは、それはそれで一理あるところかもしれませんが、発売から50年以上経過した現在においても、大谷瑠美子が歌う「悲しいため息」は決して色褪せていないと思うばかりです。

ということで、以前にも書きましたが、いよいよ10月からは現在の仕事でも、相当に楽が出来そうなんで、今週は最後の追い込みというか、嬉しい忙しさになりそうです (^^)

残念ながら、完全リタイアはさせてもらえないんですが、実質昼過ぎぐらいまで、仕事の真似事をやるだけという思惑があるんで、気分も軽くなっております (^^)

まあ……、それが空回りしない様に自重が大切かと、自分に言い聞かせているのでした (^^;


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