OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

こんな大胆な朝丘雪路って!?

2013-12-21 15:15:39 | 歌謡曲

さよならの季節 / 朝丘雪路 (CBSソニー)

世の中に世間知らずのお嬢様は多かれど、芸能界の最高峰は朝丘雪路ではないか!?

という常識的な疑問を抱かせてしまうほど、彼女の様々な仰天エピソードはテレビ等々でも時折に紹介されていますよねぇ~。

なにしろ幼少の頃から、学校はもちろんの事、どこへ行くにも、お伴付きの人力車だったとか、お金を使ったことが無かったとか、自分でやっていた事といえば、他人に命令するばかりだったとか!?

そりゃ~、内縁関係とはいえ、美人画で有名な伊東深水の愛娘であり、料亭女将であった母親から様々な芸事を仕込まれて育まれた生い立ちを鑑みれば、納得するしかないんでしょうが、長じて宝塚の娘役としてスタアデビューした頃でさえ、彼女の周囲は、それを妬む者と擁護派に分かれていたというのですから、いやはやなんとも……。

もちろそこでは陰湿な虐めがあった事は言わずもがな、しかし本人は全てに何処吹く風だったという自然体が、実に天然お嬢様の証なのかもしれません。

ですから、結婚生活に入ってからも、伝えられる仰天エピソードの数々が、ちっとも不思議ではない状況に思えしまうほどです。

ただし、以上述べた事については、あくまでも後追いで知ったわけで、それじゃ~、サイケおやじにとっての朝丘雪路のイメージと言えば、スバリ! ボイン!!

現代で言うところの巨乳&爆乳というのが、朝丘雪路の印象であり、しかも「ボイン」という常識用語は、彼女を指して、大橋巨泉が提唱した造語だというのですから、これまた日本の文化の歴史に刻まれる逸話になるんでしょうか?

皆様にもご確認いただきたいところではありますが、確かに二十代の朝丘雪路の写真や映像を見ると、グッと衣服を盛り上げている胸の膨らみ、そして水着姿ともなれば、当時の事ですから、現代ほど露出度は高くないとはいえ、その質量感には、やっぱり目を奪われてしまいます。

そして個人的には、昭和44(1969)年から日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組「ゲバゲバ90分」で炸裂させていた、ボインギャグの連発で、その頃は三十路前半という、如何にも熟れきった肉体を超ミニスカや胸の谷間をモロ見せにする衣装で披露しつつ、当たり前にボケた演技をやってくれましたからねぇ~~♪ 未だ中学生だったサイケおやじにしても、そのストレートなお色気には下半身を直撃されていたんですから、自らの年上好みも極まっていた思いがあります。

さて、そこで本日掲載のシングル盤は、昭和48(1973)年の発売ですから、朝丘雪路が37歳の頃に出した1枚とはいえ、ジャケ写にはスケスケの衣装にノーブラ姿の過激なショットが使われているんですから、これまた仰天する他はありません。

しかも年齢相応というか、すっかり緩んだ乳の存在感の程好さが、逆に素敵と思うのは、サイケおやじだけでしょうか?

うむ、世のアラフォー女性は、こうあるべき!?

とまでは、申しませんが、こうあって素敵なムードは否定し難いわけですよ♪♪~♪

そこで肝心の楽曲は特にA面「さよならの季節」が作詞:小谷夏&作編曲:筒美京平による、なかなか和みの歌謡曲で、ジャケ写を愛でながら聴いていると、自然に癒されてしまいますよ♪♪~♪

ちなみに作詞を担当した小谷夏は、久世光彦氏の変名という説が有力らしいです。

ということで、このジャケ写にして、この名曲があるからこそ、昭和歌謡曲は素敵な世界です。

最後になりましたが、ここまで書いていながら、掲載ジャケ写が小さくて、不鮮明なところはお詫び申し上げます。

しかし、こういう着エロは、見えそうで見えないところに真価があるという逆説に免じて、よろしくご理解いただければ、幸いでございます。

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麻生よう子のニューミュージック演歌は素敵

2013-12-20 15:55:09 | 歌謡曲

愛は惜しみなく / 麻生よう子 (エピックソニー)

ここ数日、サイケおやじの頭の中で浮かんでは消えていたのが、本日掲載のシングル盤A面曲「愛は惜しみなく」です。

というか、メロディも歌詞も分かっているのに、肝心の曲名を失念してたのが本当のところで、それがど~いう流れか、今朝目覚めた瞬間に、あぁ~、麻生よう子の、あれだったっ!?!

なぁ~んていう「ひらめき」は、やっぱり嬉しいものでした。

そして速攻で取り出したのが、と書きたいところなんですが、実は現在、サイケおやじ所有のレコードの大半が借りているトランクルームに置いてあるんで、わざわざ仕事に出かける途中で件の場所に立ち寄り、ひっぱり出してきたのが真相です。

しかし、それだけの手間暇をかけた(?)だけあって、麻生よう子が聞かせてくれる「愛は惜しみなく」は、素敵です♪♪~♪

特に三木たかしが書いたメロディには、如何にも発売された昭和50(1975)年の雰囲気が横溢した、歌謡フォークからニューミュージックに移り変わっていっく当時の新しい歌謡曲の味わいが強く、しかも同時に演歌っぼいフィーリングが絶妙に塗されているんですねぇ~♪

つまり、だからこそ、麻生よう子という新感覚を持った歌謡曲シンガーにはジャストミートするんでしょうし、藤公之介の綴った歌詞の良い意味での旧態依然性と萩田光雄のキャッチーなアレンジのミスマッチ感は侮れないプロの仕事と思うばかり♪♪~♪

残念ながら、それほどリアルタイムではヒットしていた記憶は無いんですが、こういう歌を出していたからこそ、麻生よう子は忘れられない存在と思っています。

ということで゛、巷はすっかり年末忘年会モードにどっぷりですから、もしも有れば、この「愛は惜しみなく」をカラオケで披露するウケ狙いも、オススメです。

まあ、サイケおやじには絶対に似合わない楽曲ではありますが、好きなものは好きという感情は大切にしたいのでした。 

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AORのミコちゃんも最高ぉぉ~♪

2013-12-19 15:17:03 | 歌謡曲

マイ・モメリィ c/w ドーベルマン刑事のテーマ / 弘田三枝子 (日本コロムビア)

弘田三枝子と言えば洋楽ヒットの日本語カパーや歌謡ポップスの天才歌手であると同時に、ジャズボーカリストとしても評価される実力者ですから、1970年代に入るとAORやフュージョン系サウンドにも馴染んだ名唱名演を数多く残した事は説明不要と思います。

例えば昭和52(1977)年夏に発売された本日ご紹介のシングル盤は、それらの中でも特にサイケおやじが愛聴した1枚♪♪~♪

結論から言えばジャケ写にも記載があるとおり、同年公開された東映映画「ドーベルマン刑事(監督:深作欣二監督 / 主演:千葉真一)」の挿入歌を両面にカップリングした企画物ではありますが、既に述べたとおり、当時の流行最先端だったフュージョンポップスのサウンドを堂々と使った仕上がりは、作詞沙曲:弘田三枝子というクレジットに驚愕させられるほどですよっ!

特にA面「マイ・メモリィ」は、ミディアムスローでじっくり歌われる「泣き」のパラード決定版であり、サビの情熱的な歌い回しはもちろんの事、随所で聞かせてくれる「ためいき」まじりのアクセントを用いたフェイクの上手さは絶品♪♪~♪

レコードに針を落した瞬間から、曲終りまで、一気に聴かされてしまう、その説得力は、まさに弘田三枝子の真骨頂でしょう。

そして当然ながら、バックの完璧な演奏を司るのが鈴木宏昌のアレンジとあっては、納得する他はありません。

ちなみにジャケ写には「主題歌」と記載してありますが、実際には劇中で新進人気歌手を演じるジャネット八田の持ち歌となっていたのが、この「マイ・メモリィ」の真相であり、それゆえに物語展開の大切なキーポイントになっていますので、そこは映画本篇を観てのお楽しみ♪♪~♪

一方、B面収録の「ドーベルマン刑事のテーマ」も、劇中挿入歌扱いの名演名唱で、弘田三枝子の作詞作曲はジャズ的な即興がメインとはいえ、それを鈴木宏昌のアレンジが纏めているという趣向がスリル満点なんですねぇ~♪

いゃ~、何度聴いてもカッコ良過ぎて、腰が浮いてしまうですよ♪♪~♪

ミコちゃんのスキャット、最高~ぉぉおお~ぉ~♪

ということで、こういうレコードが普通に作られていたんですから、昭和歌謡曲は奥が深いです。

そしてリアルタイムで弘田三枝子を聴いてこられた幸せに、サイケおやじは唯々感謝しているのでした。

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新車の中のルリ子

2013-12-18 15:21:49 | 歌謡曲

白い旅 / 浅丘ルリ子 with 真木悠子 (フィリップス)

既に「語り入り」歌謡曲としては名作認定されているのが、本日掲載のシングル盤A面曲「白い旅」です。

なにしろ浅丘ルリ子のアンニュイな語りと素敵なコラボを演じているのが、真木悠子のスキャットで、しかもメロディ&リズムが儚いボサロックであれば、一度聴いた瞬間に中毒症状は決定的!

実はこれ、昭和51(1976)年に読売テレビ系列で放送されたドラマ「新車の中の女」の主題歌として、作詞:青山透&作編曲:坂田晃一によって書かれた匠の名曲なんですが、やはり浅丘ルリ子という女優が語ってこその仕上がりは絶対でしょう。

もはやサイケおやじが稚拙な筆を弄するまでもないんですが、それでもこのブツが懐に入るまでには、中古屋での良い出会いが無かった事もあり、発売から二十数年の歳月を要しました。

つまり、それだけ思い入れと結びつきが強い1枚というわけです。

ちなみにドラマ本篇はフレンチミステリの傑作として、セバスチャン・ジャプリゾが1966年に発表した同名小説を翻案したものだそうですが、残念ながらサイケおやじは一度も観たことがありません。

しかし件の小説はもちろん、一時はジャプリゾ中毒患者であった前科がありますからねぇ~、それをリアルタイムで体験出来なかった無念も踏まえて、この主題歌「白い旅」を後追いで聴いた時の、ちょっと内気な片思いみたいな感情は打ち消せません。

ということボサノバ=夏のイメージとは裏腹に、この「白い旅」は冬なればこその魅力を内包しているあたり、歌謡曲の奥深さを感じたりしますよ。

機会があれば、皆様にもお楽しみ下さいませ。

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好きだぜっ! チャコヘルの歌謡ロックが

2013-12-17 15:00:46 | 歌謡曲

恋はジャンプで / チャコとヘルス・エンジェル (RCA)

一般的なレコードヒットとは別に、特にバンドの場合はライプステージでの人気曲というのがありまして、それが出なけりゃ~、収まらない!

例えば本日の主役たるチャコとヘルス・エンジェル=チャコヘルには、ご紹介する「恋はジャンプで」という、なかなかロッキンソウルな演目がありましたですねぇ~♪

発表されたのは昭和49(1974)年で、作詞:たかたかし&作曲:馬飼野康二というソングライターコンビの冴えた手腕により、これがアイドルポップスとしても通用するバブルガムロックでありながら、ライプの現場では、しなやかなギターロックに衣替えして演じられていましたから、人気を呼ぶのも自然の流れだったと思います。

しかし要注意のは、そのライプ仕様の根拠となっているのが、所謂アルバムバージョンというテイクで、掲載したシングル盤A面収録の同曲は全然アレンジが異なるシングルバージョン!!?!

なにしろ強烈なブラスセクションが加わったアレンジには、弾みまくった強いビートが附されているのですから、たまりません。もちろん編曲は作者である馬飼野康二が担当しています。

あぁ~~、このシングルバージョン、好きだなぁ~~~♪

と、思わず愛の告白(?)をしてしまうほど、サイケおやじには今もシビれる名曲名演というわけです。

今となっては、おやじバンドでやれるような演目ではありませんが、アルバムバージョンのギターを昔っからコピーしている前科もある以上、やっぱり「恋はジャンプで」は楽曲そのものが素敵だと痛感♪♪~♪

アイドルロックが、何故悪い!

そういう本音がチャコヘルを聴くと、抑えきれないサイケおやじであります。

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許してしまうよ、森尾由美

2013-12-16 13:52:01 | 歌謡曲

初恋のメロディー / 森尾由美 (キャニオン)

可愛いければ、何をやっても許されるのがアイドルの特権!

か、どうかは微妙な判断が要求されるかもしれませんが、森尾由美の場合は、まさにそれだったような気がします。

なにしろ愛くるしいルックスに男好きのする肢体のアンバランス(?)な魅力は、彼女がデビューした1980年代初頭から、アイドルであれば必須の仕事であった水着姿で存分に楽しめましたし、他にもCMやテレビドラマへの出演においても、なかなか存在感は強かったと思います。

そして強烈だったのが、当時の芸能界では当然の流れであった歌手としての活動で、えぇ~~っと思わず唸る、そのターヘなフィーリングこそが、何をやっても許される、森尾由美の真骨頂!?!?

例えば昭和59(1984)年早々に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「初恋のメロディー」はご存じ、小林麻美が昭和47(1972)年にヒットさせた名曲のカパーなんですが、もちろん小林麻美だって、失礼ながら歌唱力云々では評価されないアイドルであったにしろ、この森尾由美バージョンはペチャペチャした歌い回しが完全にぶりっ子王道の仕上がりなんですよねぇ~♪

当然ながら橋本淳の作詞に変更は無く、また筒美京平の作編曲にしても、幾分シンセ風味が入っているとはいえ、小林麻美のバージョンと大きな違いが無いんですから、可愛さ余って憎さ百倍ってのは、これでしょう。

う~ん、今でも時折に想うんですが、もしも森尾由美が平均点以上に歌が上手かったらっ!?

きっと、それほどサイケおやじの印象には残らなかったような気がしています。

ということで、森尾由美は歌でもドラマでも、特に代表作は思いつかないんですが、結婚して母親になっている現在でも、たま~にテレビで見かけると、それほどアイドル時代とはイメージが変わっていません。

あぁ、そうなると昔出していた歌を聞かせて欲しいなぁ~~♪

と切望しているのは、サイケおやじだけでは無いと信じているのでした。

最後になりましたが、「初恋のメロディー」は許せるぶりっ子アイドル御用達の名曲なんでしょうか?

とすれば、小林麻美~森尾由美のラインも充分納得されますし、今後誰かがカバーを出す時には、そのあたりがファンの興味の対象になるような気がしています。

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冬の災難

2013-12-15 16:10:45 | Weblog

え~、突然ではありますが、実家の裏通りでボヤ騒ぎがあって、現在停電中です。

とにかく寒いのに暖房が使えず、両親家族共々、近くのファミレスに避難しているんですが、復旧まで、あと1時間ほどかかるとか!?

本日の1枚は休載させていただきますが、皆様も火の用心でいきましょうね。

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前向き歌謡の三田明

2013-12-14 15:53:49 | 歌謡曲

アイビー東京 / 三田明 (日本ビクター)

三田明と言えば、「橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦」の所謂御三家と遜色の無い活躍をした青春歌謡スタアでありますが、同じ吉田正の門下生であったところから、橋幸夫の弟分みたいな印象も残っています。

ただし、橋幸夫が育ちの良い余裕のおぼっちゃんフィーリングであったのに対し、常に明るい貴公子イメージながら、、困難にも挫けない前向きな強さを感じさせるところが、三田明の持ち味だったように思います。

ひらたく言えば、前述の御三家や三田明が全盛期の活躍をしていた1960年代の日本は、未だ貧乏ったらしい部分が隠し様もなく、同時に急激な高度成長の華やかさの陰で貧富の差は歴然という社会であり、その中で三田明の芯の強い明るさこそが、庶民の実相に受け入れられていたんじゃ~ないでしょうか。

個人的な記憶でありますが、テレビ等々に三田明が登場すると、パァ~っとその場が朗らかになるよう感じがしたものです。

その意味で、本日掲載のシングル盤A面曲「アイビー東京」は、これが発売された昭和41(1966)年の世相流行が今も鮮烈に蘇る、青春エレキ歌謡の大傑作!

なにしろ全篇をリードするエレキギターの痛快なフレーズと強烈なビート感に加え、曲タイトルの「ア~ィビィ~トォ~キョ~~」を連呼する女性コーラスという、些か微妙なミスマッチ感と三田明の明朗快活な歌い回しが不思議なシンクロ作用を発揮するのですから、流石は吉田正の作編曲は懐が深いと思うばかりですし、最先端フッション「アイビールック」を転化引用した白鳥朝詠の作詞も用意周到でしょう。

もちろん、これを日本のロックと呼ぶつもりは微塵も無いサイケおやじではありますが、この血沸き肉躍る高揚感は、ちょいと抑えきれるものではありません。

ということで、三田明は諸々あって、今では第一線から引いていますが、それでもテレビの懐メロ番組で接する時には、往年のイメージを全く損なわない歌を聞かせてくれるのですから、その実力は凄いものがあると思います。

全盛期には映画出演も多かったわけですし、このあたりで再評価を強く望んでいるのでした。

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これが素敵なエレキのパーティー

2013-12-13 16:03:35 | 日本のロック

ライジング・ギター / 寺内タケシとバニーズ (キングレコード)

年末にきて先日は体調を崩し、各方面に迷惑を及ぼしてしまったのは、全くサイケおやじの不覚と反省しきりではありますが、実はこれで気の進まない宴会では早々にフェードアウト出来る口実が!?

という本音も確かにあります。

なにしろサイケおやじは体質的にほとんど酒に酔わないので、酔ったふりして愛想笑い、心にも無い事を言うのが、何年たっても苦手ですからねぇ……。

もちろん周囲には、それを見抜いている者を大勢存在し、ある時などは「お前とは腹を割って話が出来ない!」とまで、引導を渡された前科もあるほどです。

しかし基本的には宴会は好きなんですよ。特に気の合う仲間とワイワイやるのは、やっぱり楽しいわけでして、そこで取り出しましたのが、本日ご紹介のシングル盤♪♪~♪

どうです、このジャケ写の楽しい雰囲気の良さは!?!

これが昭和元禄エレキパーティーの実相であり、その頃は所謂ダンパと呼ばれた生バンド入りの若者中心のパーティーが様々に事寄せては開催されていましたですねぇ~♪

で、肝心のレコードの主役たる寺内タケシとバニーズは、これが世に出た昭和42(1967)年当時最高のエレキバンドであり、狂熱的なエレキブームを牽引しつつ、日本のロックの礎を築いていた、その瞬間の空気までもが、ここに記録されている事は言うまでもありません。

特にA面収録の「ライジング・ギター」は寺内タケシの作編曲が冴えたインスト傑作で、如何にも日本人の琴線に触れまくりの曲メロとミディアムテンポのロックグルーヴが見事に融合していますよ♪♪~♪

まあ、そのあたりをダサいとするツウ気取りの評論家の先生も確かにいらっしゃいましたが、これはあくまでも世界に誇れる日本のロックじゃ~ありませんかねぇ~~。

キングレコード特有の重低音指向のレコーディング効果も良い感じ♪♪~♪

しかも当時の熱気を今に伝えるジャケ写まで、ここに堂々と残っているんですから、もう何も言えません。

ということで、昭和元禄は良い時代でした。

もちろん現代でも、同様のパーティーは連夜開催されているにちがいありませんから、これだけが突出した時代の記録とは申しませんが、個人的な思い入れも加味すれば、やっぱり素敵と思わざるをえません。

ゴ~ゴ~ゴ~! エレキでゴ~~~!

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ファンキー&ロッキンな石江理世の放課後

2013-12-12 15:16:42 | 歌謡曲

放課後 / 石江理世 (キャニオン)

いゃ~、急激に寒くなってきましたですねぇ~。

そこで本日はホットなアイドル歌謡の決定版!

石江理世の2枚目のシングル盤A面曲「放課後」を聴いて、熱くなりましょう。

とにかく初っ端から叩きつけてくるドラムスのピートに咆哮するブラスセクションが作り出すイントロの景気の良さは絶品で、おまけにキーボードもベース&ギターも、そのキモはニューソウルなんですから、たまりません。

そしてパキパキにハッスルした石江理世の歌いっぷりは、これが発売された昭和49(1974)年秋のアイドル最前線においても、なかなかトンパチなフィーリングが全開と思うばかり♪♪~♪

告白すればサイケおやじは、この「放課後」を聴いて、石江理世に注目したのが真相であります。

ちなみに作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一、編曲:ボブ佐久間という制作スタップも、ここまで彼女が歌いきってくれればノー文句だったんじゃ~ないでしょうか。

ということで、実は現在、病院で診察中なんで、本日は短めにさせていただきますが、やっぱり健康じゃ~ないと、なにを聴いても楽しくありません。

つまり、ここまでハイテンションな楽曲にシビれる状況のサイケおやじは病も本復という結末を、自分に言い聞かせているのでした。

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