OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

愛しの浅尾千亜紀 ~ フォロワーの域を超えて

2024-09-10 17:04:07 | 歌謡曲

■雨がふるのに c/w 恋はおしゃべり / 浅尾千亜紀 (CBSソニー)

売れセン狙いの流行物をやるにしても、それなりの完成度がなければ、それは紛い物という現実は言わずもがな、例えば大衆音楽の世界における所謂「二番煎じ」にしても、それを演じる主役に実力が求められてこそ、しっかり成立するのが売れセンってやつじゃ~ないでしょうか。

例えば本日掲載した 浅尾千亜紀のシングル盤は昭和45(1970)年の発売でしたから、聴けば一発!?

作詞:丹古晴己&作曲:鈴木淳が企図制作したA面曲「雨がふるのに」は明らかに(?)ポップス歌謡の分野では当時トップを競っていた奥村チヨ、いしだあゆみ、小川知子の路線に沿った曲調ですから、浅尾千亜紀の歌唱にはフェロモンも程々に安定した節回しが求められるのは必定ながら、しっかりと彼女は、その期待に応えた仕上がりがニクイところ (^^♪

また当然ながら、森岡賢一郎が施したアレンジにしても、前述三人歌姫のヒット曲のイイとこ取りのツボが踏襲されているんですよねぇ~~♪

繰り返しますが、これは決して、いしだあゆみのフォロワーとして聴いては勿体ないと思っておりますっ!

そして……、このジャケ写ポートレートのファッションやヘアメイク共々に、ここに昭和45(1970)年のポップス歌謡の要点が集約されたレコードだと、そ~ゆ~感慨も新たにするサイケおやじです (^^♪

その意味で、これまた作詞:丹古晴己&作曲:鈴木淳が提供のB面曲「恋はおしゃべり」が、今度は森山加代子っぽい、あの「白い蝶のサンバ」を想起させられる早口フレーズを用いたミディアムアップのポップス歌謡に仕上がっているのは、微妙にジャズロック調を入れた小谷充のアレンジも相まって、なかなか捨て難い魅力に溢れていますので、全くB面扱いだなんて、勿体ないっ!

―― なぁ~んて、ちょっぴり熱くさせられてしまうほど、この浅尾千亜紀のシングル盤には愛着があるというわけです (^^♪

ということで結局、浅尾千亜紀は大きなブレイクも果たせぬままにフェードアウトし、それでも後年、昭和歌謡曲の再発見作業に伴って、当時を知らないファンも増大してはおりますが、個人的には彼女の歌唱力の器用さ、例えばここでは、いしだあゆみ、森山加代子、小川知子、奥村著チヨ等々の個性を簡単に(?)に自分の領域に取り込んでしまう実力が裏目に出てしまったのかもしれません (^^;

でも、サイケおやじは、そ~ゆ~浅尾千亜紀が大好きっ!

それは理屈じゃ~なくて、感性の問題だとしたら、サイケおやじは決して後悔はしていないのでした。

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この笑顔で聴かされる明日香のプログレ歌謡

2024-09-09 16:57:56 | Singer Song Writer

葉書 / 明日香 (AARD-VARK / キャニオン)

1970年代前半の流行洋楽のひとつに所謂「プログレ」というジャンルがありましたので、必然として我が国の大衆音楽にも大きな影響が伝播した事は今や歴史となるのでしょうか。

それは殊更アレンジとか、自作自演される楽曲に顕著な印象でしたから、シンガーソングライターを標榜して制作発売されていたレコードがオンタイムでは普通であっても、後追いや再発見という課程の中で聴かれた場合においては、尚更にインパクトが強いんじゃ~なかろうかと思っております。

そして、そんなサイケおやじの独断と偏見を後押ししてくれるのが昭和58(1983)年に明日香が出した本日掲載のシングル盤A面曲「葉書」でして、とにかく作詞:すずきゆみこ&作曲:菅美奈子=明日香が作り上げた歌謡世界は情念と観念がドロドロに交じり合った清々しい怖さがあり、そのミディアムアップの楽曲をピアノの伴奏主体で歌い上げる明日香のボーカルには、勿体ぶった力強さというか、例によって中島みゆきっぽさが滲み出てはおりますが、こ~ゆ~抽象的でありながら、実質的な女の怖さを表現するには、これしか無いっ!

―― そ~思わざるを得ない感性に圧倒されてしまうわけでして、しかも鷲巣詩郎のアレンジが流麗な、もしかしたら現代音楽ってジャンルかもしれない、プログレ全開のストリング演奏やリズム構成に凄みがあるもんですから、我知らずジワジワと浸食されていくような自虐が逆に心地良いみたいなっ!?!

このあたりの感覚こそは、時として洋楽のプログレあたりを聴いていて陥れられてしまう快感とは似て非なるものかもしれませんし、虚心坦懐に明日香のボーカルに身も心も委ねてこそ、得られる夢見心地ってやつかもしれません (^^;

う~ん、今日は完全に独善的な文章に終始してしまい、申し訳ございません <(_ _)>

しかし、こ~ゆ~プログレ歌謡が普通に作られ、ラジオ等々で流されていたのが「昭和」という時代のエネルギーでありましたっ!

また、これは推測の域を出ませんが、このスタジオレコーディングバージョンで聴かれるピアノ演奏は、ライブギグでは明日香本人が弾いていたんでしょうか?

もし、そ~だとしたら、尚更に圧巻の歌と演奏が披露されていたと思う外はなく、それに接することが叶わなかったのは、サイケおやじに残る「悔い」のひとつであります。

ということで、このジャケ写ポートレートに登場している明日香のナチュラルな笑顔は、なんて素敵なんでせう (^^♪

そして、その彼女が、ここまで奥底の知れない楽曲を作り、歌っていた現実は、正に歴史かもしれませんねぇ~~。

本日のサイケおやじは素直に好きと言えてしまうのでした。

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神保美喜の一瞬!

2024-09-08 17:30:11 | 歌謡曲

ふるうつの詩 / 神保美喜 (フイリップス / 日本フォノグラム)

掲載したのは本日、中古ゲットしたばかりというホヤホヤの獲物でして、これが昭和52(1977)年3月の発売とされていますから、おそらくは神保美喜にとっては歌手活動末期に制作されたシングル盤でしょうか?

しかし、サイケおやじにとっては、ここに収録のA面曲「ふるうつの詩」が昔っから耳に馴染んでいたというか、友人からコピーしてもらったカセット音源が気に入っていたもんですから、ここで出会ったが百年目という警句どおり、Not a Second Time !

で、肝心の楽曲「ふるうつの詩」は作詞:阿久悠&作曲:大野克夫、そして編曲:萩田光雄から提供されたミディアムテンポの歌謡フォークなんですが、殊更阿久悠が綴った歌詞の分かり易い詩的表現には、ちょい前に流行っていた歌謡フォークの味わいを伝承した趣があり、そこへ大野克夫がメリハリの効いた胸キュンメロディを附せば、シンコペイトしたベースラインを軸にしたリズムアレンジと小技を積み重ねたカントリーロック調の彩も鮮やかな萩田光雄の編曲が、これまた実にイイんですねぇ~~♪

神保美喜の歌唱力も、それなりに安定していますし、曲調そのものが彼女のイメージには似合っていると思うんですが、いかがなものでしょう (^^)

スッキリした終わり方の曲構成にしても、これが当時放送されていた彼女も出演のテレビドラマ「ふたりでひとり(TBS)」の挿入歌という真相(?)があろうとも、個人的には潔いと思わせられるあたりは絶妙としか言えません。

いゃ~~、こ~ゆ~素敵な歌と演奏が昭和のテレビドラマには溢れるほど使われていたという、そんな素晴らしい楽しみがあったのも今は昔の物語……。

しかし、それがレコード化されているという素敵な現実が残されている以上、探索と邂逅という喜びを諦めるなんてこたぁ~~、サイケおやじには出来そうもありません (^^)

最後になりましたが、本日の画像はスマホ撮影ですので、明瞭さが明らかに不足しておりますが、それにしても中古屋の店頭にて一瞬、彼女の佇まいが「着ていない」ふうに見えてしまったジャケ写のインパクトも、これまた素敵なブツと思っているのでした (^^;

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亜留色に染められて

2024-09-07 15:36:32 | ニューミュージック

心を染めて / 高村亜留 (Invitation / ビクター)

高村亜留は昭和60(1985)年の前後、約2年間ほどしかメジャーな活動はやっていませんでしたが、局地的には評価が高く、それゆえに今日のシティ・ポップ ~ ニューミュージック再発見のムーブメントがあればこそ、聴いていただきたいボーカリストかと思います。

ただ……、もちろん彼女は当時の慣例というか、シングルヒット狙いよりはアルバムをメインとしたプロモーションがあったみたいですし、基本的にはジャズ ~ ソウルジャズをベースとした音楽性から、その歌いっぷりには正統派歌謡曲の下世話な魅力よりも、洋楽の影響が大きいポップス歌謡、そしてニューミュージックとしかジャンル分け出来ない狭義の魅力がありましたねぇ~~♪

ですから、歌唱力の素晴らしさは言わずもがな、その落ち着いた節回しはAOR歌謡がド真ん中 (^^♪

本日掲載のシングル盤A面曲「心を染めて」は、そ~ゆ~高村亜留が最も歌謡曲に接近した傑作で、なにしろ制作クレジットには作詞:荒木とよひさ&作曲:佐藤健、そして編曲:小島良喜という、歌謡曲 ~ 日本のロックまでを包括して活躍する才人が名を連ねているのですから、決してズブズブに浸り込んだ仕上がりではありません。

むしろ、恣意的とも思える歌謡曲っぽさを逆手に活かした洋楽風味はニクイばかりで、ミディアムテンポでキャッチー且つドラマチックな曲構成と自虐さえも含んだ歌詞の世界を表現する彼女の歌声は、ちょっぴり中尾ミエっぽさも滲み出たアルトボイスですから、たまりません (^^♪

また、サウンド作りにおいても、決してボーカルを邪魔しないカラオケパートに間奏では泣きじゃくるアルトサックスのソロがイイ感じ♪♪~♪

いゃ~~、このサビの展開は完全にサイケおやじのツボでございます (^^♪

ジャケットスリーブには、これがテレビドラマ「小さな訪問者(フジテレビ)」の主題歌というキャプションがありますが、サイケおやじは全く件のドラマには接してはいないものの、楽曲と彼女のボーカルだけで満足させられておりますので、皆様も、ぜひっ!

ちなみに前述したとおり、高村亜留はアルバム優先で売り出され、そのLP「ARU FIRST」は山下達郎や村田和人、鈴木記サブロー等々からの提供曲を収録した裏人気作であり、続く2nd LP「Ta Ta Ya My Love」も秀作ではありましたが、何故か……、このシングル曲「心を染めて」が未収録……。

そりゃ~~、純アーティストとして売り出されていれば、こんなに売れセン狙いのテレビドラマ主題歌なんて、異端分子かもしれませんが、ど~にも勿体ないかぎりと思っております (^^;

ということで、高村亜留の様に短期間しか表舞台で活動しなかった歌手が再評価されてこそ、現在のシティ・ポップの流行も本物になるのかもしれません。

逆に言えば、一過性のブームから再発見される幻の歌手やバンドが意想外の評価を得る場合だって、それはそれで喜ばしいわけですし、日頃猟盤活動に勤しんでおられる諸氏・諸兄におかれましても、尚更に熱量が高くなるものと信じている次第です。

よしっ!

明日は中古屋を急襲しようっ!

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衷心より…

2024-09-06 17:09:42 | サイケおやじの日常

昨日のブログどおり、本日は親戚の葬儀に列席で、レコード紹介等々は休載ご理解くださいませ <(_ _)>

予想外に参列者が多かった所為もあり、妙な疲れが残りましたが、それも故人の遺徳でありましょう。

合掌。

 

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生き様を見せるのも人生…

2024-09-05 17:15:38 | サイケおやじの日常

親戚の通夜 ~ 葬儀参列のため、本日の1枚は休載させていただきます <(_ _)>

故人には昔、義理を借りていた事もあり、それが急逝という事情から、サイケおやじも尚更に神妙です。

そして出棺の時には棺も担がせてもらえるという御厚情、衷心よりご冥福を祈念するばかり……。

なにかと周囲からは誤解もされていた故人ではありますが、なかなかの生き様を見せていただきました。

合掌。

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これのネイキッド・リメイク希望

2024-09-04 16:59:48 | 歌謡曲

秘密し・た・い・ナ / 黒沢ひろみ (ポリドール)

ブームの中で夥しく登場した、所謂「1980年アイドル」の中でも、一際ブッ飛びフィーリングで強い印象を残してしまったのが黒沢ひろみ!?

―― そんなふうにサイケおやじは思い続けているんですが、しかし、彼女が残してくれたレコード音源を虚心坦懐に再鑑賞してみれば、それらは常に正統派アイドル歌謡ポップスを基本にしており、アレンジそのものによって前述した様なブッ飛びというか、恣意的なズレで個性を打ち出そうとしていた制作側の戦略(?)があったような気がしているんですが、いかがなものでしょう (^^;

それは例えば昭和59(1984)年に発売された、おそらくは彼女のデビュー2作目と思われる本日掲載のシングル盤A面曲「秘密し・た・い・ナ」にしても、作詞:森雪之丞&作編曲:林哲司の企図したところはシンセ&デジタルサウンドをメインに据えたニューウェイヴ歌謡の体裁に仕上げてはいるものの、殊更メロディラインだけを傾聴してみれば、それは疑似ユーミン風味が横溢した好ましさが確かにありまして、だからこそ、幾分頼りない(?)黒沢ひろみのボーカルがジャストミートするはずと思いきや、それじゃ~~、あまりにも……?

―― と思ったか、否かは知る由もありませんが、なんとっ!

それを彩っている演奏パートが、薄っぺらなデジタルサウンドなんですから、サイケおやじにとっては、全く痒いところに手が届かないっていう心持でありました (^^;

不遜な事を申し述べさせていただければ、この「秘密し・た・い・ナ」は、ちょい前の流行だった正統派(?)ニューミュージック的なアレンジと演奏パートを用いれば、なかなか素敵な乙女心が綴られた歌詞の魅力も相まって、危なっかしい黒沢ひろみのボーカルが逆説的に活かされた傑作に成り得たんじゃ~なかろうか……?

―― なぁ~んて事を思ってしまうんですが、やはり時代的には、それこそが流行遅れってものだったという推察は、確かに OLDWAVE なサイケおやじにも納得されるところ…… (^^;

でもねぇ…… (^^;

ということで、当時は勢いがありましたから、殊更「なんでもアリ」状態だったのがアイドル歌謡ポップスだったんですよねぇ~~、今にして思えば…… (^^;

う~ん、令和の現在に作られている流行大衆音楽の中にも、そんな蒸し返されるネタがあるんでしょうか……。

老い先短いサイケおやじにも、そんな余計なお世話が心に去来するのでした (^^;

だからこそ、令和の今に至っても、様々なネタは尽きないんでしょう。

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化石にしてはならないっ!

2024-09-03 17:24:12 | Singer Song Writer

化石 / 有馬えり (ポリドール)

今も昔も、決して本業ではないのにレコードやCDを出すミュージシャンや歌手&グループは大勢存在していますが、そのほとんどは自主制作・インディーズ盤という実情があろうとも、きっちり大手のレコード会社から自作自演の作品を発売出来る才人だって、確かに幾人も登場してきた現実は忘れられるものではないでしょう。

本日ご紹介するのは、そ~したシンガーソングライターとして昭和51(1976)年にメジャーデビューした有馬えりで、掲載したのは、おそらくは最初のシングル盤だと思われるんですが、彼女の場合は明らかにアルバム優先で売り出されていたらしく、まあ……、それは当時の音楽業界では、洋楽に倣ったニューミュージックや歌謡フォーク、してロック系のシンガーやバンドであれば当然ではあったんですが、やはりラジオや有線でのプロモーションにはシングル音源も必要とされていたわけで、もちろん、それがヒットすれば、御の字ですからねぇ~~!?!

で、ここに収録の音源は同年世に出たLP「化石」からのカットでして、だからこそ、シングルA面には件のアルバムタイトル曲「化石」が入れられたという推察は易いところでしょう。

ところが、その作詞作曲:有馬えり&編曲:GAME とクレジットされたシングル音源「化石」が、なんとっ!?!

いきなり外国語、多分……、スペイン語と思われる言葉で歌い出されるんですから、これって、何処の国の歌ですかぁ~~?

―― ってな、不可思議な印象に包まれてしまうんですよ……。

それでも、よ~やく、セカンドコーラスからは日本語による歌唱が披露されてみれば、ミディアムテンポでソフトロックな曲調はキャロル・キングカーリー・サイモンを想起させられますし、落ち着いた中にもキュートな節回しを聴かせてくれる有馬えりのボーカルの好ましさは、五輪真弓ユーミンとは明らかに一線を画した個性が滲み出ているもんですから、サイケおやじは速攻で好きになりましたですねぇ~~ (^^♪

特にハミングをも用いた歌唱の雰囲気の良さは絶品で、エレピやシャープで柔軟なリズムセクションがニクイばかりの演奏パートのアレンジは、前述キャロル・キングの諸音源のバックを担当していたソウルジャズ系のミュージャンのそれと通底する魅力もありますからねぇ~♪

忽ちサイケおやじは彼女が大いに気になってしまったんですが、何故か……、有馬えりのライブギグには全く接する事が出来ず、というか、そんなこんなのインフォメーションすら……。

その真相は、後に知った事ではありますが、彼女は九州ベースで活動していたセミプロというか、本職はOLだったらしいんですよ (^^;

また、前述したアルバム「化石」にしても、これまたプロモーションが積極的では無かったのでしょうか、レコード屋の店頭でも見かけることがなく……、まあ……、このあたりはサイケおやじの経済的困窮から新品を買えずに、中古ゲットを目論んでいた所為もあるんですけどねぇ…… (^^;

そ~ゆ~実情も相まって、結局はシングル音源の「化石」だけを大切に愛聴しているというわけなんですが、機会がございましたら、ぜひとも皆様にも聴いていただきたいのが、有馬えりというシンガーソングライターなのです。

情報によれば、彼女は今日まで、他にシングル盤を数枚制作したという記録があるらしく、だからこそ、彼女が残した全ての音源のCD復刻を決死的に願っている事は言うまでもございません 。

化石にしてはならないと思うんですよっ!

ということで、明るい話題が「大谷翔平」ぐらいしか無い昨今、逆に一番呆れかえったのが、イスラエル&ガザ地区での停戦 ~ ワクチン接種という状況で、確かに病に怯える子供達へのワクチン接種は大切な医療ではありますが、その後の戦闘再開から虐殺で、その子供達を殺そうするイスラエルの蛮行は大馬鹿野郎であり、何もワクチン接種なんて美談を繕う為の停戦なんかは偽善でしょう。

ど~して戦争虐殺を止めようとしないのか……?

ひとつの推察として、ユダヤ資本による軍産複合体の存在があるなんてこたぁ~、今更ながらの真相じゃ~ないでしょうか (>_<)

ですから、好きな趣味に没頭していられる現在を幸せに感謝のサイケおやじであります。

平和は尊いですねっ!

それも化石にしては絶対になりません!

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今日は朝から…

2024-09-02 17:18:28 | サイケおやじの日常

体調が…… (>_<)

持病の肋間神経痛、低血圧等々、起きるのがやっとだったんですが……、それでも……、ど~しても外せない仕事関係の約束があったもんですから、出かけてはみたものの、集中出来ませんでした…… (>_<)

これから、帰って、寝ますね…… <(_ _)>

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夏、ゆきゆきて…

2024-09-01 17:00:26 | 歌謡曲

夏はゆく c/w 浮雲 / 亜木美子 (テイチク)

突発的青春歌謡路線で登場したというのは、まあ……、サイケおやじの思い込みかもしれませんが、その当事者たる亜木美子が昭和50(1975)年7月に発売した本日掲載のシングル盤こそは、見事に両面小ヒットした彼女の代表作でありましょう (^^♪

それは作詞:柿沢望&杉山政美、そして作編曲:三木たかしが提供のA面曲「夏はゆく」からして、これがタイトルどおり、晩夏 ~ 初秋という、今の季節にぴったりの抒情歌的純日本歌謡のイメージを受け継いだ歌謡フォークと申しましょうか、実際にそんなこんなの既視感メロディが散りばめられたミディアムテンポの曲展開にはハワイアンスチールギターを効果的に用いたアレンジもニクイばかり (^^♪

そして――

   さよぉ ~ ならぁ ~~~

―― というセリフを冒頭に配置したイントロから聴かせてくれる落ち着いた歌声こそは、亜木美子の大きな魅力でしょう (^^♪

ですから、作詞:柿沢望&作編曲:三木たかしが提供のB面曲「浮雲」が、これまた同系路線の秋の歌に仕上がっている事は言わずもがな、こちらは幾分ビートを強めたアレンジを得た説得力のある節回しを聴かせてくれる亜木美子が愛おしいんですねぇ~~♪

冒頭に述べたとおり、ここに収録の2曲は当時、ラジオや有線でのオンエア率も高く、テレビ出演時にも確か……、両曲を半々に歌っていた記憶がありますし、今となっては、殊更「夏がゆく」のカラオケを求めている歌好き仲間も多いと言われている事も、さもありなんでしょうか (^^♪

それだけ当時の亜木美子には強い印象が刻まれているのは、サイケおやじだけではないと思っているんですが、いかがなものでしょう (^^;

そして、今となっては、こ~ゆ~抒情歌的純日本歌謡を演じられる女性歌手が思い当たらないという現実からして、絶滅危惧種になっている感があるのは、なかなか辛いものがありますねぇ……。

うむ、こ~ゆ~演歌でもなく、ポップス歌謡でもない、ニッポンの歌謡曲は、果たして蘇るのでせうか……?

そんな願いと希望を抱きつつ、本日は亜木美子の掲載盤に聴き入ってしまいました。

ということで、迷走する台風が過ぎ去れば、幾分なりとも涼しい秋はやって来るのでしょうか。

災害の後始末や準備に忙殺されている皆様には、心からお見舞い申し上げます <(_ _)>

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