まもるさんの投稿「どうする?自衛隊というアンケートの結果は」については、私も思うこと、感じること多々あります。それはさておき、ここではネット右翼の横行について記したいと思います。
まもるさんが関連するコメントのなかで、「現在、ネットでの政治ブログやHPでは圧倒的に反中、反韓、反サヨク的勢力が攻勢に出ています。その例として、政治ブログランキングなどを検索すると五十位までに四十以上の右翼ブログで占められています。彼らはネット上での左翼的なサイトにとても敏感で、それにすぐ反応し攻勢をかけます」、と書いている。
確かにその通りである。
「ネットの時代です、特に若者にアピールしたいならネットを完全に支配するくらいの心意気が必要です」。
確かにその通りである。しかし、ネット右翼の実態もきちんと把握しておく必要もある。
Blog Ranking 政治部門のトップは、いつも「博士の独り言」が占めている。2位「極右評論」、3位「この国は少し変だ!よーめんのブログ」、4位「東アジア黙示録」と、右翼系のブログが上位を独占している。そのアクセス数は半端ではない。週間アクセス数は、1位136600、2位78110、3位65400、4位57800である。
芸能関係のアクセス数は当然多いので、他の分野で見ていくと、旅行分野の1位が13110、10位が2870。健康分野の1位5800、10位が2760とまともな数値を示している。
右翼のそれらのブログを覗くと、トップページに、必ず次のような文言が入っている。「応援クリックをお願いします」とか「ランキング参加中、‥‥方はクリックを」「クリックにご協力ください」と。
これは何を意味するのか、若くてパソコンずれした人たちなら承知していることとは思うが、一種の手品による操作でアクセス数を増やしているのだ。ある操作をしたあと、Fキーをクリックするとアクセスしたことになるのだ。1秒に4回はクリックできるので、1分に240回、10分で2400回、たいした時間を要せずにアクセス数を飛躍的にアップできるのだ。
政治部門1位の「博士の独り言」では、昼夜均等にアクセスしているものとすると、1時間あたりのアクセス数は、813である。すると一人でクリックしても4分程度で済むということだ。夜は寝ることにして実働8時間とすると、1時間あたり2439のアクセス。一人でクリックしても10分程度で処理できることになる。おそらく数人でアクセス数の多くを稼いでいるものと思われるので、たいした負担でなくアクセス数を稼いでいるものと、私は思っている。
それに、「Blog Ranking」に参加するためには登録が必要なのだ。政治分野では、まともなブログが登録しているはずがない。例えば、大学の教授が開いているブログで学生の参加が義務づけられているような公開ブログだと、アクセス数は相当大きくなるが、登録しているはずもない。
アクセス数にだまされてはいけない。とは言うもののネット右翼の横行に対して、きちんとした対策が必要なことは、まもるさんの言うとおりです。
二人の我が息子は次のように言った。「あんまり何も考えていない若いのは、かっこよさに引かれる。元気のいいの、過激なのが、しかも簡単なのが受けるのだ」と。これを聞きながら私は、小泉の郵政民営化のあの選挙のことを思い浮かべたのだ。
まもるさんが関連するコメントのなかで、「現在、ネットでの政治ブログやHPでは圧倒的に反中、反韓、反サヨク的勢力が攻勢に出ています。その例として、政治ブログランキングなどを検索すると五十位までに四十以上の右翼ブログで占められています。彼らはネット上での左翼的なサイトにとても敏感で、それにすぐ反応し攻勢をかけます」、と書いている。
確かにその通りである。
「ネットの時代です、特に若者にアピールしたいならネットを完全に支配するくらいの心意気が必要です」。
確かにその通りである。しかし、ネット右翼の実態もきちんと把握しておく必要もある。
Blog Ranking 政治部門のトップは、いつも「博士の独り言」が占めている。2位「極右評論」、3位「この国は少し変だ!よーめんのブログ」、4位「東アジア黙示録」と、右翼系のブログが上位を独占している。そのアクセス数は半端ではない。週間アクセス数は、1位136600、2位78110、3位65400、4位57800である。
芸能関係のアクセス数は当然多いので、他の分野で見ていくと、旅行分野の1位が13110、10位が2870。健康分野の1位5800、10位が2760とまともな数値を示している。
右翼のそれらのブログを覗くと、トップページに、必ず次のような文言が入っている。「応援クリックをお願いします」とか「ランキング参加中、‥‥方はクリックを」「クリックにご協力ください」と。
これは何を意味するのか、若くてパソコンずれした人たちなら承知していることとは思うが、一種の手品による操作でアクセス数を増やしているのだ。ある操作をしたあと、Fキーをクリックするとアクセスしたことになるのだ。1秒に4回はクリックできるので、1分に240回、10分で2400回、たいした時間を要せずにアクセス数を飛躍的にアップできるのだ。
政治部門1位の「博士の独り言」では、昼夜均等にアクセスしているものとすると、1時間あたりのアクセス数は、813である。すると一人でクリックしても4分程度で済むということだ。夜は寝ることにして実働8時間とすると、1時間あたり2439のアクセス。一人でクリックしても10分程度で処理できることになる。おそらく数人でアクセス数の多くを稼いでいるものと思われるので、たいした負担でなくアクセス数を稼いでいるものと、私は思っている。
それに、「Blog Ranking」に参加するためには登録が必要なのだ。政治分野では、まともなブログが登録しているはずがない。例えば、大学の教授が開いているブログで学生の参加が義務づけられているような公開ブログだと、アクセス数は相当大きくなるが、登録しているはずもない。
アクセス数にだまされてはいけない。とは言うもののネット右翼の横行に対して、きちんとした対策が必要なことは、まもるさんの言うとおりです。
二人の我が息子は次のように言った。「あんまり何も考えていない若いのは、かっこよさに引かれる。元気のいいの、過激なのが、しかも簡単なのが受けるのだ」と。これを聞きながら私は、小泉の郵政民営化のあの選挙のことを思い浮かべたのだ。