九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「頼りにしてます。」     寄る辺無き民

2007年08月09日 12時48分42秒 | Weblog
   民主党代表
       小沢一郎様

残暑お見舞い申し上げます。また,参院選での大勝,おめでと
うございます。

このたび、テロ対策特別措置法への反対姿勢をシーファーアメ
リカ大使によく伝えてくださいました。イラク自衛隊「撤退」
法案も再提出されるとうかがっております。

 これらのご決断を歓迎します。

 冷静に考えてみると,今までの、小泉・安倍政権の過度な対
米従属化がおかしいのです。

 自衛隊は,2001年に9.11テロ後ににアメリカがアフガンで戦
争を始めて以来,インド洋でアメリカ軍への給油を「テロ対策
」特別措置法に基づき行いました。

 しかし,テロはなくなっておらず,むしろ,民間人犠牲者は
増えるばかりです。ウラン兵器やバンカーバスター,クラスタ
ー爆弾などの非人道兵器が使用
されています。

 だが,小泉政府は,いち早くイラク戦争を支持するなど,諾
々とアメリカの単独主義に従うのみでした。

 イラクでも現在,航空自衛隊が人道復興支援を名目にしなが
ら,実際は,米軍の戦闘を支援しているとみられます。とても
ではないか,「非戦闘地域」といえる状況でもありません。憲
法はおろか,イラク特別措置法にも反しています。

 そこまでしても、アメリカはむしろ安倍政権を軽んじはじめ
ています。最近の朝鮮半島を巡る情勢がよい例です。「日本抜
き」で緊張緩和が進んでいます。

 イラク戦争も失敗に終わりつつある中,日本の役目はいわば
,アメリカの無謀な「先制攻撃戦略」に対し,「殿,御乱心」
といさめることではないでしょうか?

 きちんと筋を通して主張したほうが、アメリカにも重んぜら
れるのではないでしょうか?

 今後も他の野党と協力しながら、参議院での優位を生かし、
市民のために、小泉・安倍政治の弊害を是正するため,がんば
ってください。

 格差拡大の原因でもある労働法制の改善,小泉政府により破
壊された医療,介護,障がい者福祉などの再建,アメリカ言い
なりの郵政民営化のみなおしなど,ますますのご活躍をお願い
します。

                   寄る辺無き民一同

  
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山が動く、米国にNO!褒めてあげましょう。 まもる

2007年08月09日 12時32分14秒 | Weblog
「小沢民主代表、テロ特措法延長に反対 駐日米大使と会談」
                     2007年08月08日22時50分

 民主党の小沢代表は8日、シーファー駐日米大使と党本部で初めて会談した。秋の臨時国会で焦点となるテロ対策特別措置法の対応について小沢氏は「アフガニスタンの戦争はブッシュ米大統領が『米国の戦争だ』と言って、国際社会の合意なしに米国独自で始めた。日本の直接の平和、安全と関係ない区域に米国や他の国と部隊を派遣して、共同の作戦をすることはできない」と同法の期限(11月1日)延長に反対する考えを重ねて表明した。


会談の冒頭、言葉を交わす民主党の小沢代表とシーファー駐日米大使(左)=8日午後5時5分、東京・永田町の民主党本部で
 約50分間の会談でシーファー氏はテロ特措法に基づくインド洋での自衛隊の給油活動について「日本の貢献は非常に重要だ。日本が参加することで、(石油の安定供給など)日本自体の安全保障にも役立つ」と延長に理解を求めた。

 これに対し小沢氏は「米国を中心とした作戦は直接、国連安保理で認められていないという認識だ。国際社会の合意を取る努力を最初にしなければならない」と述べた。

     ◇

 安倍首相は8日夜、「今後とも自衛隊の活動を続けていくことが期待されている。民主党側にも、こうした国際社会の期待、日本の責任についてお話をしていきたい」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

※皆さんの展望とご意見を是非。      
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山が動けば、政党も動く。         まもる

2007年08月09日 11時26分14秒 | Weblog
 今朝の朝日の記事に拠れば、公明が解釈改憲について積極的に反対と言い出しました。
 これを皮肉るのでなく正当に評価してあげましょう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
      
「集団的自衛権の憲法解釈変更が困難に 公明側、反対明言」

                2007年08月09日06時09分

 安倍首相が意欲を見せる集団的自衛権の行使容認のための憲法解釈の変更が当面、困難な見通しとなった。首相が設置した集団的自衛権を研究する有識者懇談会は、今秋にも行使容認を提言する方向だが、公明党の北側一雄幹事長が8日、憲法解釈の変更に反対する考えを明言したのに加え、参院の与野党逆転により自衛隊法改正など必要な法整備も難しいためだ。

 公明党の北側幹事長はこの日の記者会見で、憲法解釈の変更について「私どもは元々反対だし、参院で与野党が逆転しているので、そういうことができる状況ではない」として反対する意向を表明、法整備も難しいとの認識を示した。

 首相は懇談会に、公海上の米艦防護や米国向けミサイル迎撃など4類型に絞って集団的自衛権の行使が可能かどうか検討を指示。5月の国会答弁で「(新たな憲法)解釈にのっとって自衛隊が行動する場合は、根拠となる法律も当然必要だ」と述べ、法整備を前提とする考えも示している。

 自民党内の議論や内閣法制局によると、集団的自衛権の行使を容認する場合、行使の要件や手続きを定める新規立法のほか、個別的自衛権の行使を前提にしていた自衛隊法に米国向けのミサイル迎撃などを加える法改正が必要になる。

 だが、公明党が反対している上に、民主党が国会で集団的自衛権の行使のための法整備に協力する可能性はない。小沢代表も7日の会見で、懇談会を設置した首相の手法について「他人の出した結論を公正であるかのごとくやろうという手法そのものが、あまりよろしくない」と批判した。

 こうした中、懇談会内には4類型の中で法改正が不要なものについて、行使容認を先行させるべきだとの意見もある。政府内には憲法の解釈変更は「首相の国会答弁で足りる」との見方もあったが、首相がこの手法をとれば与党内からも拙速との反発が出るのは必至だ。
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平和宣言 2007 in 広島

2007年08月09日 11時09分15秒 | Weblog


  「平 和 宣 言」

運命の夏、8時15分。朝凪(あさなぎ)を破るB-29の爆音。青空に開く「落下傘」。そして閃光(せんこう)、轟音(ごうおん)――静寂――阿鼻(あび)叫喚(きょうかん)。

落下傘を見た少女たちの眼(まなこ)は焼かれ顔は爛(ただ)れ、助けを求める人々の皮膚は爪から垂れ下がり、髪は天を衝(つ)き、衣服は原形を止めぬほどでした。爆風により潰(つぶ)れた家の下敷になり焼け死んだ人、目の玉や内臓まで飛び出し息絶えた人――辛うじて生き永らえた人々も、死者を羨(うらや)むほどの「地獄」でした。

14万人もの方々が年内に亡くなり、死を免れた人々もその後、白血病、甲状腺癌(こうじょうせんがん)等、様々な疾病に襲われ、今なお苦しんでいます。

それだけではありません。ケロイドを疎まれ、仕事や結婚で差別され、深い心の傷はなおのこと理解されず、悩み苦しみ、生きる意味を問う日々が続きました。

しかし、その中から生れたメッセージは、現在も人類の行く手を照らす一筋の光です。「こんな思いは他の誰にもさせてはならぬ」と、忘れてしまいたい体験を語り続け、三度目の核兵器使用を防いだ被爆者の功績を未来(みらい)永劫(えいごう)忘れてはなりません。

こうした被爆者の努力にもかかわらず、核即応態勢はそのままに膨大な量の核兵器が備蓄・配備され、核拡散も加速する等、人類は今なお滅亡の危機に瀕(ひん)しています。時代に遅れた少数の指導者たちが、未だに、力の支配を奉ずる20世紀前半の世界観にしがみつき、地球規模の民主主義を否定するだけでなく、被爆の実相や被爆者のメッセージに背を向けているからです。

しかし21世紀は、市民の力で問題を解決できる時代です。かつての植民地は独立し、民主的な政治が世界に定着しました。さらに人類は、歴史からの教訓を汲んで、非戦闘員への攻撃や非人道的兵器の使用を禁ずる国際ルールを築き、国連を国際紛争解決の手段として育ててきました。そして今や、市民と共に歩み、悲しみや痛みを共有してきた都市が立ち上がり、人類の叡智(えいち)を基に、市民の声で国際政治を動かそうとしています。

世界の1698都市が加盟する平和市長会議は、「戦争で最大の被害を受けるのは都市だ」という事実を元に、2020年までの核兵器廃絶を目指して積極的に活動しています。

我がヒロシマは、全米101都市での原爆展開催や世界の大学での「広島・長崎講座」普及など、被爆体験を世界と共有するための努力を続けています。アメリカの市長たちは「都市を攻撃目標にするな」プロジェクトの先頭に立ち、チェコの市長たちはミサイル防衛に反対しています。ゲルニカ市長は国際政治への倫理の再登場を呼び掛け、イーペル市長は平和市長会議の国際事務局を提供し、ベルギーの市長たちが資金を集める等、世界中の市長たちが市民と共に先導的な取組を展開しています。今年10月には、地球人口の過半数を擁する自治体組織、「都市・自治体連合」総会で、私たちは、人類の意志として核兵器廃絶を呼び掛けます。

唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。また、「黒い雨降雨地域」や海外の被爆者も含め、平均年齢が74歳を超えた被爆者の実態に即した温かい援護策の充実を求めます。

被爆62周年の今日、私たちは原爆犠牲者、そして核兵器廃絶の道半ばで凶弾に倒れた伊藤前長崎市長の御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧(ささ)げ、核兵器のない地球を未来の世代に残すため行動することをここに誓います。

2007年(平成19年)8月6日
                      広島市長 秋 葉 忠 利


      
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必読!本9日朝刊!  文科系

2007年08月09日 07時21分13秒 | Weblog
本日9日の朝刊は必読である。当ブログを連日にぎわせているテロ特措法関連の素晴らしい出来事が、毎日新聞で言えば重要紙面のほとんどを占めているからだ。

まず1面トップの見出しは「特措法延長 小沢氏、米の要請拒否」。副見出し「大使と会談『共同行動できぬ』」。そして関連記事が2、5面にもある。
まず2面は「小沢氏、原則論譲らず」の見出しに、副見出しが「米大使と会談 与党と合意一層困難」。
5面はまず社説で「テロ特措法 延長する根拠を示せるのか」と打った上で、その横の連載「わかる『ねじれ国会』QアンドA」では、「法案の行方」としてテロ特措法が参院で否定的な場合の「法案の行方」が解説されているし、その記事の下の記事は「小沢代表・シーファー大使会談要旨」という報告だ。

細かいことはテレビなどでも大問題になろうから、そちらを見ていただくとして、関心有る主要点だけをまとめておく。
米大使が待ち望んでいたこの会談を、小沢氏はいきなりこんな形で臨んだ。新聞にはこう書いてあった。「『(会談後に2人の話が食い違って)揚げ足を取られても困る』(鳩山由紀夫幹事長)との判断から、会談は初めから終わりまでメディアに公開される異例の形で行われた」と。
また小沢氏の回答趣旨は終始こういう論理なのである。アフガンもイラクもアメリカの戦争。父ブッシュは、国連決議が出るまでは湾岸戦争を開始しなかった。しかるに、現大統領は「米国とテロとの戦いだ」と宣言して開戦したのであって、「日本の直接の平和や安全とは関係ない」という調子である。

さて、政府の頭越しに参院多数党が米にこう語ることによって、安倍も妥協点探しに困り果てるだろうと解説されていた。
また、社説ではこうも解説されていたが、凄い正論だと思う。
「同法の延長は今回で実に4度目である。時限立法はあくまで緊急の特例措置であり、時限が来たら区切りをつけるのが原則だ。延長するならよほどの根拠を示すべきだが、それがないままにここまできたと言えよう」
「(インド洋上で各国や日本がやっている活動について、政府が)詳しい活動実態を開示しようとしてこなかった」し、「さらに政府はどういう状況になったら活動を終止させるのかも説明していない」
9条絡みだからこその「時限」問題なのでもあろうし、あいまいにするのは大問題である。

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再度、終戦記念日特集番組のご紹介     まもる 

2007年08月09日 00時52分48秒 | Weblog
=戦争と平和を考える=   是非見てくださいこの番組を!!

◇ NHKラジオ(深夜1:10)*6日~10日まで5夜連続
 「いま戦争を考える~平和な明日を築くために」
*戦争体験者の証言を伝えるとともに、今、戦地で救援活動に従事して
いる人たちの声を聞き、平和のメッセージを発信します。
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■8/8 NHK衛星(後11:10)*10日まで3夜連続
  「ドキュメンタリードラマ ニュルンベルク裁判(仮題)」
*ナチスドイツの幹部を戦争犯罪人として裁いたニュルンベルク裁判をテ
ーマとします。イギリスBBC放送制作
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■8/9
◇NHKテレビ(後10:00)
「吉永小百合~想いを受け継ぐ子どもたちへ」
*「原爆詩の朗読会」を20年間続けてきた女優、吉永小百合の姿を描き
ます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇NHKテレビ(後10:50)
「原爆のせいじゃなかとですか~長崎・原爆症認定への闘い(仮題)」
*原爆症認定をめぐる集団訴訟で長崎裁判の原告団長を務める森内実の活
動を通して、狭き門である認定の現実を映します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇NHKラジオ(後11:20)
「8月9日 その日、長崎が消えるまで」
*発行から30年以上がたった『長崎原爆戦災史』の改訂作業を追います。
 被爆者の証言やアメリカの資料から、8月9日を再現します。
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■8/10
◇フジテレビ(後9:00)*10日と2夜連続
    「はだしのゲン」
*中沢啓治が自らの被爆体験をもとに描いた作品の初のドラマ化。反戦思
想を貫く父・大吉役に中井貴一。
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■8/11
◇NHKテレビ(後6:10)
「週間子どもニュース:世界の平和ミュージアム~子どもたちが描いた戦争」
*紛争に苦しむ子どもたちが描いた絵を紹介。ウガンダの兵士だった12歳の
少年が描いたのは「子どもが自分の母親に銃を向けている絵」でした。
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■8/12
◇NHKテレビ(後9:00)
「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争」
*『総員玉砕せよ』を原作としたドラマ。戦争体験をマンガに描こうと葛藤
する昭和40年代の水木と、戦争の最前線にいた日々を交錯させて描きます。
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◇テレビ朝日(後2:00)
 「ザ・スクープスペシャル」
*被爆・終戦をテーマに放送します。
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■8/13
◇NHKテレビ(後10:00)
  「東京裁判 A級戦犯はこうして選ばれた」
*アメリカのA級戦犯関連資料をもとに巣鴨刑務所での取り調べを再現。
 A級戦犯選定の過程をひもときます。
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◇8/14 NHKテレビ(後10:00)
「東京裁判 パール判事の真実(仮題)」
*東京裁判で「全員無罪」を主張したインドのパール判事の思想や実像に
迫ります
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◇8/16 NHK衛星(後10:10)
    「BS特集~証言の記録 マニラ市街戦」
*太平洋戦争最大の市街戦の実像に迫ります。
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8/17 NHK衛星(後10:10)
「実録 ニュルンベルク裁判」
*ニュルンベルク裁判についての当時の記録を再構成します。
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*ここで紹介した番組は7月半ばの時点で発表されているものの一部です。
このほかにも良い番組が放映されると思います。
新聞のテレビ欄に注意していてください。

       したいけど
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