九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「ヒゲ出没注意」      とりあえずガスパーニョより

2007年08月28日 23時14分33秒 | Weblog
  「永田町にヒゲ出没、一時パニックに」

16日深夜、永田町界隈で元自衛官の政治家のインタビューが放送されているのを近くの住民が見つけた。目撃した住民の証言によれば、現場は永田町近辺の高級ホテルと見られる。元指揮官の問題発言であるだけに、現場は一時騒然となった。

出没したヒゲは元自衛官でイラク派遣部隊の隊長とみられている。イラク特措法や憲法を食い荒らし、文民統制に大きな被害が出た。武器使用の条件が激しい力でねじ曲げられている事などから、ヒゲは法解釈を荒らした後、自民党に加わったものとみられる。

事態を重く見た各自治体では、早速ヒゲ出没の看板を設置し、住民に注意を呼びかけている。ヒゲには毒があり危険なので、むやみに近づかず質問主意書などで捕獲するのが適切な対応だという。写真は各地で出没注意を促す看板。


理由杞憂新報2007年8月27日鳥瞰

※ パロディー画の左右のロゴは防衛省のお祝い省マーク募集作品です。
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改憲論者舛添氏の年金改革案~国民総背番号制の導入 キャッチホン

2007年08月28日 14時52分25秒 | Weblog
新しい厚生労働大臣の舛添要一氏は、その就任記者会見で
ご母堂の介護体験をふまえ、国民の視点にたって仕事をする、
とのべていました。ここまでなら結構だと思いますが、
他方で私は、舛添要一氏が国民総背番号制の導入論者であることを思い出していました。

ことしの6月、「年金記録漏れ。全5000万件、1年で照合」
といった見出しが新聞紙上に躍っていたころのことですが、
偶然、参院厚生労働委員会の質疑をテレビ中継で見ていたところ、
舛添要一氏が、年金改革に際しての国民総背番号制の導入を提起したのでした。
聞いていて、アッと思ったところ、
安倍総理は、生き返ったように賛同する旨の答弁をしたのでした。

国民投票法成立にも貢献したという彼は、このたび年金制度の主務大臣となりました。
それはまた、年金改革に関連づけて
憲法改正の環境づくりを進めていく公然の場を与えられたのだともいえましょう。
今後、その言動には厳重注意が必要だと考えております。



【補遺1】舛添要一氏の改憲論~山内敏弘氏の論考より抜粋

舛添氏は、例えば憲法89条などのように日本国憲法には現状に合わない規定がいくつもあるし、また環境権や知的財産権などの新しい問題も出てきているので、これらの問題に対処するためにも、改憲が必要であると指摘した。

ついで、自民党の改憲の最大の眼目が憲法9条の改憲にあると述べ、その必要性を以下のように説いた。9条に関しては、現実と条文の乖離が大きくなっている。現在の自衛隊は明らかに軍隊であり、9条2項とは矛盾している。自衛隊はイラクやインド洋に展開しているが、これを明確に裏付ける憲法条項もない。このような乖離を法律での解釈で対処するやり方はもはや限界にきている。日本では戦前から例えば撤退を転進というように事実を言葉で隠蔽するやり方がみられたが、言葉の遊びで国民をだますやり方はよくない。自衛隊を軍隊として憲法ではっきりと認めて、その上で、自衛隊の活動に対して憲法や法律で歯止めをかければよい。外国の軍隊が長年駐留するのはまともではないが、ただロシアや中国、さらには北朝鮮までも核をもっている状態の下で、日本としてもアメリカと同盟関係を結んでアメリカの核に依存せざるを得ない。日本が攻撃されたら、アメリカが助けてくれる以上、日本もアメリカに対しては応分の協力をしなければならない。憲法のために国民があるのではない。国民の生活を良くし、世界の秩序維持のために憲法がどうあるべきかを考えることが必要だ。

  *自民党新憲法起草委・舛添氏の改憲論とその問題点/2006年6月26日
   山内敏弘さん(龍谷大学教授、法学館憲法研究所客員研究員)
   http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20060626.html


【補遺2】参院厚生労働委員会の質疑(’07.6.14)~議事録抜粋

<舛添要一>
(前略)これ最終的にはやっぱり、しかも、私の家内のを見せましたけれども、二つあったでしょう。だから、最終的には基礎年金番号を基礎にしていいんですけれども、全部やっぱり数字を、国民の、あなたのこれは番号です、それカードにしてもいいし、そうすると、納税のときもそれができます、それから社会保険もそうです。健康保険、病院へ行くときもそうです。そういうのを私は早急にやっぱり入れない限り、問題解決にならないと思いますんで。

ところが、どうしてもそれを言うと、プライバシーどうするんだということあります。だけれども、これはきちんと管理すればできるんで、私も若いとき欧米におりましたけれども、みんなソーシャル・セキュリティー・ナンバーというのを持っていて、何のプライバシーの問題もありゃしない。むしろ、今回のようなことを起こることを考えれば、やっぱり行政府も我々立法府もしっかり考えて、そういうのを入れたいと思いますが、総理はいかがですか。

<安倍晋三内閣総理大臣>
ただいま委員が御指摘になったのは、言わば社会保障番号を導入したらどうかというお話だと思います。

制度や保険をこれはまたがるそうした情報を処理をしていく上において、やはりこれまたがっていますと、いろいろとダブってきたり、またそのチェックに時間が掛かるという問題がございます。それを統一をして、社会保障番号のようなものをつくっていけば、処理も容易になるわけでありますし、コストの面においても効率の面においてもはるかに前進をすると思いますし、また国民の皆様にとっても、じゃ自分の情報どうだろうということについて非常にこれは確かめやすい。国民の皆様にとっても利便性はあるんだろうと思います。

もちろん、今やはり委員が御指摘になりましたように、個人情報の保護をどうするか、このセキュリティーの問題がございますから、国民的なコンセンサスを得ていく必要はあるんだろうと、このように思いますが、しかし、今委員がおっしゃったような問題意識の上において早急に検討をしていかなければいけない課題であると、こう考えております。

<舛添要一>
もし政府が動かないんだったら、私は会派を超えて議員立法やりたいぐらいに実は思っておりますんで、よろしくお願いしようと……(発言する者あり)いやいや、是非皆さんでやりたいと思います。(後略)

   *http://www.masuzoe.gr.jp/seisaku070614.html
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麻生さん  楽石

2007年08月28日 12時31分08秒 | Weblog
安倍さんの続投をいち早く支持した麻生さん。
そのお言葉集。(赤旗より)

憲法9条2項は変えて、自衛隊を置く、に。

アメリカの艦隊が攻撃されたら、支援中の自衛隊が
逃げるにはいかがなものか。

核武装したほうが安くつく。

北朝鮮のミサイル発射は感謝しないといけないかも。

靖国神社の展示は、ありのままに伝えている。

靖国神社へは、天皇陛下の参拝は一番だ。

高齢者の85%は周りが迷惑するくらい元気。
しかもお金もっとる。

独断と偏見だが、金持ちのユダヤ人の住みたくなる
国が一番良い国じゃない。

なんて、いろいろ言ってますね。ホンネの人。
分かりやすくて良いやい!



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テロ特措法対策費 公開してもらっても所詮交際費

2007年08月28日 01時01分01秒 | Weblog
22日、民主党前原誠司前代表は、テロ対策特別措置法の延長問題について講演して、『政府は徹底した情報公開を行って、民主党が賛成できるような状況を作り出すべきだ」と述べ、政府がより踏み込んだ情報公開を行わなければ賛成は困難との考えを示した。また、「効果や分析についての情報が決定的に不足している」と指摘した。』と毎日新聞は報じた。

前原前代表は、基本的には延長に賛成の立場である。また、党の見解については、「議論して一致すれば仮に自分の考え方と違っても、従うことは大事だ」と述べ、小沢代表に党として従う考えも示したといわれる。
さらに、自民、民主両党の「大連立」については、『政権交代可能な2大政党が、より高いレベルの政策論争、国家ビジョンを戦わせて政権を争うのが大事だ。安易な大連立は厳に慎むべきで、現時点でも99.99%ない」と否定的な考えを示した。』(22日産経新聞)と伝えられている。
この「99.99%ない」は代表当時と同じ見解で以前からの持論である。

「無料燃料スタンド 11カ国の艦船に大盤振る舞い」
 因みに22日東京新聞は、テロ特措法の六年間の対策費用、またその活動等について、政府が公開している情報についての言及記事を掲載している。
タイトルは「経費220億円 成果は不明 政府『機密』盾に説明避ける」
「七月二十六日現在の実績は、米、英、パキスタンなど十一カ国の艦船に七百六十九回、約四十八万キロリットルの燃料を給油。艦船搭載ヘリコプター用燃料を六十四回、約九百四十キロリットル、水を百十三回、約六千百七十トンそれぞれ補給している。総経費は約二百二十億円に上る。
防衛省幹部は「テロとの戦いを後方支援することは、国際貢献と日米同盟の強化につながる」と評価してきた。しかし、日本の支援が具体的にどのような成果を挙げているか説明を求める民主党に対し、政府は「軍事的機密」を理由に詳細な説明を避けてきた。』

 アフガニスタンに関して私たちが直ぐに思いつくことは、燃料と水を一番必要としているのは、アフガニスタンの住民であるということだ。住民に水が供給できれば、中村哲さんの井戸掘りのご苦労も少しは軽減されると思うが。


             政治ニュース格物至知 より
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