九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

平和主義も軍国主義も知的怠慢(保守系)

2007年10月25日 01時56分25秒 | 国内政治・経済・社会問題
この3年間余り、九条バトルに参加してきて、あの九条を守るという平和主義者?と戦前の一時期を軍国主義と叫ぶ人達は、結局、ある意味では、同質のものだとおもわざるを得ません。戦前の何処に戻してはいけないのか?
日本は、何故、あの大東亜・太平洋戦争をせざるを得なかったのかを語りません。語れば、東京裁判で裁かれた期間だけ・・。戦争に到る理解はされている筈なのに・・。それは知的怠慢そのものです。
戦争が嫌なのは、当然の事です。しかし、日本があえてあの戦争をせざるを得なかった歴史的な過程を無視します。
へそ曲がりさんの病気をおしての語りもされているようですが、それはそれで貴重なお話でしょうが、しかし、所詮それも一時期のある出来事の話しでしかありません。これでは、マッカーサーと一緒です。
あの戦陣に散った人達は無駄死にをしたのでしょうか?あるいは戦災や原爆にあった人達も無駄死にだったのでしょうか?
たまたま戦後日本は、戦争をしないで来ました。これはくどいようですが、何も九条のお陰ではありません。単なる地勢的な位置にあり、日米安全保障条約と自衛隊を持っているだけの事です。
少なくとも現在、北朝鮮問題もあり、シナの侮日・軍拡とシナのミサイルがこの日本に向いているらしいというお陰?で、自衛隊と日米軍事同盟は必要らしいという程度のもので、これまた、たよりないお話です。
憲法前文の「・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らは安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から除去しようと努めている国際社会に国際社会において名誉ある地位を占めたいと思う、我らは全世界の国民が、等しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する事を確認する・・」これ以前も以後の文章は、この憲法制定以降の世界に当て嵌まるのかを考えれば、こういう事態ではなかったし、今もそうであると思うべきものです。最後の「日本国民は、国家の名誉をかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成する事を誓う」と結びます。どうやって国家の名誉を守るのでしょうか?あの九条通りに解釈すれば、これまでも言ってきたように、自衛隊も違憲、日米安全保障条約も違憲になるのでしょう。
この憲法が出来て以来、世界は、この前文の状態だったでしょうか?


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする