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憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

小沢が第2の角栄に?  文科系

2007年10月30日 14時25分15秒 | 国内政治・経済・社会問題
「サンデー毎日」を立ち読みして「アメリカの『虎の尾』を踏んだ小沢は第二の角栄」という見出しが目についたので、この週刊誌を買った。

まず、その中の一文を紹介しよう。執筆者は牧太郎である。
「田中が石油ショックに直面し、果敢にも新中東政策を打ち出し、アメリカに反逆した。その結果、ロッキード事件の陰謀?で逮捕された」
「実は、角栄にそっくりな小沢が『第二の角栄』として政治的に殺されそうな『雰囲気』を感じているのだ」

僕も同じことを感じていた。日本では誰も手をつけられなかった角栄逮捕が、アメリカ発の「ロッキード事件」情報から始まったというのは、周知の事実である。これは臭いと、誰もが一度は思ったことだろう。僕はこのブログでも何回か、そのことを書いてきた。だから今回の「イラク給油」問題で小沢に何か起こっても、ここでも微力ながら彼を擁護してやろうぐらいの気持ちで臨んできた。角栄の秘蔵弟子、角栄裁判を全て傍聴した唯一の議員・小沢は、アメリカのやり口を知り抜いた人物だ。敵の敵は味方である。今は余程のことでない限り、そう臨むべきだ。それが政治的判断というものだと思う。
日本国の実際的政治改善にはまず、アメリカ産軍複合体との腐れ縁を絶つことが何よりも重要なのではないか。ちなみに守屋は、議員や防衛省内の「アメリカ派」の最右翼、最大実力者であったらしい。

あえて言いたい。アメリカ産軍複合体の差し金かも知れぬものによって、野党の合従連衡が乱されぬようにと願うものである。自民党、アメリカ産軍複合体は日本の野党政権誕生を何としても阻止しようとするだろう。そのためには野党に対して「分割して統治せよ」と振る舞ってくるに違いない。客観的にはそれに乗ってしまい、自公政権の総選挙大敗を救うことにどの野党も貢献することのないようにとも、切に願うものである。
コメント (2)
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「特措法」と「喚問」とは別?  文科系

2007年10月30日 10時44分15秒 | Weblog
「テロ特措法」つまり「国際貢献」と、「守屋疑惑」の解明とは別のことだという論議がマスコミなどで盛んである。本日の福田・小沢会談でも、福田が第一に持ち出し、願いそうな論点だろう。しかしながら、8月初めからこのブログでテロ特措法、特にイラク給油問題に最大のエネルギーを傾けてきた積もりの僕としては、「なんとばかげた論理か」と、どうしても叫びたい。

そもそも守屋疑惑を放置しておいて満足な国際貢献ができるものか。それが防衛省絡みのことならばなおさらではないか。これは、子どもでも分かる論理である。国民の税金がドブに捨てられるようなことを放置して、何が国際貢献かと言いたいのである。
本来ならば「防衛省昇格」の最大功労者(防衛省の『天皇』と言われ、彼がいなければ昇格もなかったという人物である)にこれだけのことが起こったら、昇格取り消しという声すらも上がってよいはずではないか。
生まれたばかりの防衛省が、省内天皇と呼ばれた人物によってこんなテイタラクでは、税金でもって「産軍複合体」を育て上げるようなものではないかと考えるのである。


ところで、最近コメントが少ないですね。投稿を読んでほしいと考える人はコメントを書く義務も生じると思うし、読んでいる人は是非コメントしてほしいと思います。ここまで成長してきたブログが最近ちょっと寂しく、残念に思うのです。
コメント (5)
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