九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

アメリカの詐欺的資本主義の破綻   楽石

2007年10月26日 11時40分57秒 | Weblog
アメリカの住宅ローンの焦げ付きから世界経済が混乱。
日本の大手証券会社の野村が大損失に。

この住宅ローン、最初は安い金利で誘い、
何年か後には、とても払えないような金利が設定されている。
この債権を、証券化して売り出す。
そのとき、債権をランク付けしえて売り出す。
簡単にいうと、ババをごまかして、水増しにして売り出す。

この債権を買ったほうは、自分の持っているババが
一体、どうなっているのか?簡単には分からない。
破綻してから判明する。
野村もやっと分かった。
でも、他のは大丈夫なのか?
破局が来るまで分からないらしい。

最初のシカケは、詐欺と分かるが、
その後のシカケは詐欺とはすぐに分からないみたい。
結果は、誰でも分かるのに、誰もが引っかかる。
お金の世界、とくに金融の世界は、どことなく胡散臭い。
そこで大儲けする人もいる。

     

それにしても、住宅を手に入れたものの、
利子だけ吸い取られて、また、路頭に放り出された人達が
一番かわいそう。



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プロ野球日本シリーズが・・・   楽石

2007年10月26日 11時24分09秒 | Weblog
明日から札幌で日本ハムとドラゴンズの対決。
今年の交流戦では、圧倒的に日本ハムの勝。

NHKが落合監督のインタビューを放送。
「日本ハムの戦力はどうですか?」と質問、
落合監督の答え。
「見てないもん」と素っ気無い。
これには質問した梨田さんも二の句が継げず・・・

一方、日本ハムの監督は明快。
「前半に点を取られないのが大切」

どちらが勝つか?も、面白いけれど、
監督のインタビューも面白い。

まあ野球をするのは選手だから・・・
これは落合監督の言葉。


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気づかぬ所で「お守り」に。    まもる

2007年10月26日 00時49分51秒 | Weblog
「・・・今朝、ラジオで写真家の話を聞きました。
世界の名山を撮りに行く時、その国の許可がいるそうです。そのとき、『日本人』ということで、許可が出ることが多いとか。
日本人は、武器を持たない国民・外国に戦力を提供しない・武器をおくらない国だからとの理由です。パチパチパチと拍手。・・・・」

 昨日、義姉からこんなメールが届きました。私が近況報告で九条の運動を手伝っていると書いた返事の一節です。
 それを読んで、義姉が私のやっている運動にいろんな場面で共感してくれていんだなぁと思ったり、戦後60年間曲がりなりにも九条を守り続けた事が、一人の山岳写真家の活動にも役立っているんだと教えられたりしました。
 九条の存在や核廃絶の地道な活動で、平和国家日本、そしてその国の人、といった評価がされいろいろな便宜が図ってもらえるのだと誇りにも思いました。

 私たちが気づかない所で九条は、『お守り』になっているのかも知れません。
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オシム・ジャパン、世界二十位台が間近! 文科系

2007年10月26日 00時02分13秒 | スポーツ
 オシム・ジャパンがここ二ゲーム、非常に「らしくない」闘いぶりを見せた。九月十一日、オーストリアでのスイス戦、十月十七日、大阪でのエジプト戦である。スイスは世界二十位、前年度アフリカ・チャンピオンのエジプトは四三位と、いずれもアジアには存在しない強敵だ。そういう相手に対して二点を逆転しての四対三と、四対一。こんな大量得点が最近の日本には「らしくない」こと甚だしいのである。
 いったい日本に何が起こったのか。七月のアジアカップで近年まれな惨敗を示したかに見えた日本だ。己より下位のアジアのチームからあれだけ点が取れなかったチームが、強敵相手にどうして一ゲーム平均四得点などというゲームを続けられたのか。
僕の理解では、アジア・カップでもチーム作りは順調に進んでいた。チーム評価やゲーム総括の第一関門は、十二分過ぎるほどに通過していたと思うから。よくボールを奪い取り逆に奪われないという、いわゆるボール保持の闘いにはすべてのゲームで勝っていたのである。弱点は「ゴール前の崩し」。この崩しに足らないものは何だったのか。
 さて、スイス戦である。
 一点目、松井のマーカーが付いていけなかった。二点目、ゴール前のフリーキック獲得も、巻がマークを振り切ったヘッド得点も、組織的敏捷性の勝利である。三点目も巻の連動的敏捷性勝ちに対する相手反則から。そして最後は、中村憲剛のシュート・相手キーパー快心の弾き・矢野の速い連動反応ゴール。
「大きな自信をつかんだ」、「収穫の多い」ゲーム。「オシム監督の狙いがようやく形になってきたのを感じた」。毎日新聞のスイス戦観戦記で、相馬直樹(元日本代表)の表現である。かって日本リーグに君臨した全盛期鹿島アントラーズの名サイドだ。
 彼が語る「収穫」、「オシム監督の狙い」は全く僕と同一見解である。「ボールを動かし、より良い状態の選手を作り出すことと、どうやってゴールを奪うのかということがリンクしてきたのである」。この「リンク」は全く異なったことの単なるリンクではない。「ボールを動かし、より良い状態の選手を作り出す」は「どうやってゴールを奪うのか」にそのまま生かせるはずなのに、そしてオシムがそれも期待して前者をこってりとやらせてきたのに、緊張しやすい日本選手がゴール前に限ってはこれを生かせなかったことなのである。
 【誰かが体の接触を恐れずに突っ込んでいけば、皆がゴールへ詰めていく時間も、得意な素速い連動も生まれて、敵を攪乱し、ゴールが生まれる】、これが僕の見解である。これをしない日本は単なる「爆発力もないチビの単調」、ちっとも怖くないと思う。こんな日本が一皮剥けかけてきた。「ゴール前への詰め、連動」、この一皮はいかに大きかったか。このゲームだけで十二位も順位を上げて、日本は世界第三四位になったのだ。僕にとって、次のゲーム、エジプト戦はもう楽しみこの上ない見物になっていた。
 さて、エジプト戦である。
課題の得点は大久保の二点と、前田、加地の各一点だ。大久保の一点目は、ドリブルで持ち込んだ上に、遠目からふわっと浮かせ気味、加えてゴール右上の隅を狙う文字通りの「個人技」。至難のゴールであって、組織得点としては参考にならない。二点目は右クロスに合わせたヘッド得点だが、よく見るとこんなことが分かる。その左右に日本人一人ずつがいて、敵を分散させている。「ゴール前には味方が存在するだけで助けになる」のであり、大久保は敵一人に競り勝つだけで良かったのだ。
 前田の一得点はもうはっきりと、連動の極地。ゴール前に数人が詰めた末に、走り込む前田のすぐ鼻先の絶好ポイントへ山岸が最終パス。それも「ヒールパス」というおまけまで付いている。ゴールの逆方向に走る山岸が、ゴールへとすれ違いに走り込む前田に対して、後ろはよく見えないから見当を付けた方向・ポイントへ、見当を付けたスピードを与えつつ、自分のカカトで出したパスなのである。これを前田は、ゴール右ポスト方向の斜め右前へと全速力で走り抜けつつ、飛び出したキーパーの右足をかすめて、左ポスト内側への切り返しシュートを悠々と沈めて見せた。前田は、そのままさらにスピードを上げたように見え、同時に、鼻を天に向けていたようにも見えたものだ。
 四点目は、さらに画竜点睛。敵ゴール前を左にパスされていった味方ボールが、一転右へ、大きくサイドチェンジパス。ボールが出されたときはまだテレビ画面に姿も見えなかった加地が遙か後ろから走り込んで来た。ボールの出し手、受け手だけに分かっていた阿吽の呼吸であって、もちろん敵の誰一人加地には付けていない。あわててボールに飛び込んだ敵一人、その鼻先で加地の右足がボールを左に切り返すと、その敵はスライディングならぬ「尻餅」である。そのボールを左足内側でこするようなシュート。向かって左ゴールポスト外に飛ぶように見えたボールは、突っ込んできたキーパーの右足先をかすめた後に、くるくると右に回りながらゆっくりとゴール内側に吸い込まれて行く。「外れろ」と目だけでボールを追うキーパーには、この「くるくる」が「けっけっけっ」というようにも見えたことだろう。カメラのアングルが良かったせいか、そんなことまでが分かるようなゴールだった。

 こうしてこの二ゲームは、四年に一度のワールドカップ目指して他国情報に鵜の目鷹の目の世界が刮目するような貫禄勝ちとなった。日本を見る目ががらりと変わったはずだ。オシム監督の世界的名声に加えて各国の日本リスペクトを高め、強豪国相手の今後の練習マッチ・メイクも非常に有利にしたと言える。さらに高度な勝負を始められるのである。

 追記 ここまで書き終わった後の十月二四日、日本が世界三十位になったと発表された。
コメント (4)
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