九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

奇奇怪怪・ムンバイ・テロ事件    落石

2008年12月13日 11時15分41秒 | Weblog
田中宇さんのブログにムンバイのテロ事件の
背景が説明されている。
そのなかに、こんな一節がある。

 世界のマスコミの報道傾向は、インド国内の組織にせよ、
 パキスタンの組織にせよ、いずれにしてもイスラム過激派が犯人だ
 というものだ。
 しかしその一方で、これらとは全く異なる疑惑も浮上している。
 インド国内のヒンドゥ過激派の組織が、
 インド軍の諜報機関など治安当局の一部とぐるになって、
 イスラム教徒のふりをしてテロを挙行したのではないかという疑惑である。

え???
読めば読むほど、奇奇怪怪。
世界情勢の複雑さに目がクルクル。
アメリカという帝国が衰退して
様々な中帝国が動き回っている感じ。

どうなっているの?
インドは親日なんて呑気なこと言ってると・・・・

一読をお勧めします。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「メディアの憲法報道を問う」⑥

2008年12月13日 10時57分09秒 | Weblog
東海放送人九条の会、2周年記念講演。
「メディアの憲法報道を問う」
(飯室勝彦中京大学教授)の続きです。(落石)


私もそう学んだ、しかし判決を書くとなると

札幌地裁の法廷で自衛隊は憲法違反って判決を聞いて廊下に飛び出しました。
社に一報を入れなければいけませんから。
その時に知り合いの裁判官にバタッと会ったんです。
その裁判官はどういう人かというと、最高裁判所の事務総局というところにいて、
課長をしていた裁判官で、旧知の関係にある人なんですね。
その時は関西地方のある裁判所の裁判長をしていて、出張尋問と言って、
札幌にいる証人を調べるために出張してきていたんです。
その人もきっと関心があったんでしょう、廊下で僕にばったり会った時に、
「おい、飯室君、どういう判決だ」って言うから、
僕がもう、息せき切って興奮して内容を話したんですね。
彼が何と言ったと思います。
「そうだろう、俺もそう教わったんだよ」ってここまではいいんですよ。
「でも俺、今判決書けって言われたら、そう書かねえぞ」って。
正直な男でしてね、これはビックリしましたね。
そういう書かないぞって言う人だからかどうかは知りませんけれども、
その人はその後、裁判所のなかでは順調に地位が上がっていって、
さる高等裁判所の長官になりました。

「自衛隊は憲法違反」と言った福島重雄さんという裁判長はこの判決を
言い渡した後、東京地裁に転勤になりました。
一見栄転のように見えます。札幌から東京ですから。
ところが裁判所にはルールがありまして、
地方の裁判所をやったら大きな都会の裁判所に戻すというルールがあるんです。
ですからこのルールに従っただけで、栄転でもなんでもありません。
まわされたところが手形部で、まさに政治的な判断とか思想的な判断だとか
全然入る余地のないところへ異動になったんです。
つまりもうこの人には政治的な判断に関わる事件はさせないぞと
いう人事担当者の意思表示ですね。
で、その後もこの人は田舎の地方裁判所に転勤しまして、
今は公証人をやっていらっしゃるのかな。
高裁長官にはなりませんでした。

ただ、やっぱり僕はね、いくら親しい仲だから正直に言ったとしても
「教わったけれどもそういう判決は書かないぞ」ということを言ったことも
ビックリしましたし、その人が出世していったというのは当然だろうな
とは思いましたけれども、ものすごく残念だなぁという気がありましたね。

                        つづく

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻生首相の支持率低落は首相の憲法感覚も原因か

2008年12月13日 09時24分33秒 | Weblog
東海放送人九条の会代表運営委員の
大西五郎さんが放送人の会に掲載したもの
を転載させてしただきます。(落石)


 12月9日に新聞各紙やNHKそれにJNNが世論調査に基づく
麻生内閣の支持率を発表しました。
 それによりますと、支持率は朝日新聞の調査で22%、毎日新聞で21%、
読売新聞は20.9%、中日新聞が25.5%、NHKが25%、
JNNは23.9%と、軒並み20%台前半まで急落し、
政権を維持するためには危険水域といわれる30%を大きく割り込みました。
 新聞やテレビ報道の解説によりますと、
麻生首相は「政局より政策」と言っておきながら、
追加景気対策を盛り込む第二次補正予算案を今の臨時国会には提出せず、
1月の通常国会に先延ばししたことや定額給付金の不人気などが
原因と指摘しています。

 もちろんそれが大きな要因と思いますが、それだけでなく、
憲法改正を進めようとする麻生内閣の政治姿勢に
国民が拒否の反応を示したことが底流にあると思います。

 明治憲法(大日本帝国憲法)は、国家が国民を統制すると
いう考えに貫かれた法典でした。
それに対して現憲法(日本国憲法)は国民が国家権力を縛るという立場で
作られたものです。
第9条は、国家に戦争の道具である軍隊をもたせないぞ。
国家が勝手に外国と戦争をすることを禁ずるぞという宣言です。
憲法というものをどう考えるかの根本問題です。

 改憲派は、国民を統制するための憲法を再現しようとしています。
安倍元首相の「戦後レジームからの脱却」というのは、
憲法で国民が国家権力を規制するという現在の体制を
明治憲法の時代に戻そうというものでした。
だから国民がそれに「ノー」を突きつけ、
安倍氏は自信を失って政権を投げ出したのです。

 麻生首相はどうでしょうか。
麻生内閣の閣僚には第9条をなくせという改憲派(靖国派)と
いわれる人たちが多数入閣しています。
麻生首相は、集団的自衛権の行使について解釈を変更し、
他国(米国)の軍隊と一緒になって軍事行動がとれるようにしようと
言っています。
そしていちいち新しい法律を作らなくても、
いつでも自衛隊を海外に派兵できるようにする「恒久法」の成立を
目指しています。

 麻生首相は、産科医不足問題で「自分は病院を経営しているからわかるが、
医師には社会常識に欠ける者が多い」と言いました。
医師が不足している中で麻生家が経営する病院で医師に無理な勤務を要求し、
それを断られて、経営者である自分の権力に従おうとしないのは
常識のない奴だという意味で言ったのだとしたら、
麻生首相の方こそ社会常識に欠けています。
憲法で国民を統制しようという考え方と同じです。

 また麻生首相は、「同窓会に行くと同級生がよぼよぼしている。
自分は健康に気をつけているから医療費はかかっていない。
私の方が税金は払っている。
たらたら飲んで食べて何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」と
いうことを言いました。
首相でありながら社会保障制度が分かっていないことを露呈しましたが、
分かっていないというよりは、国が国民を守る義務を負っていることを拒否し、
国民は国に奉仕すべきだという考え方のあらわれです。
ここでも憲法感覚が問われます。

 国民は、こうした麻生氏の憲法感覚にキナ臭さを
感じているのではないでしょうか。
それが低支持率をもたらしている底流にあるように私には思えます。

                                     
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不整脈ランナーの日記(4)  文科系

2008年12月13日 02時32分49秒 | スポーツ
不整脈が酷くなってかかりつけの医者にランニングを止められてから、2ヶ月ぶりで走ったのが11月26日。長年のかかりつけ医でない大病院に初めていって精密検査をしてもらったら、許可が出たからだ。2ヶ月も走らないと、持病の腰痛はでるわ、ギターの練習をちょっと長くやると肩こりは出るわと、ブログ画面をちょっと明るいままにしておくと目が疲れるようになるわ、心持ち腹が出てくるわ、顔がゆるんでくるわ などなど惨憺たる気分の日々だった。全て運動不足から酸素の回りが悪化して起こる現象なのだと思うのである。

再開した最初の日は、60分、7.3キロ。歩くのと変わらないようなスピードも続けたのだが、無事に終わったときは世の中が明るくなったように思えたものだ。ウオームアップを以前の4倍ぐらいやると、どうやら異常が出ないらしいと、新発見出来たからだ。2ヶ月ぶりのこのランニングのことは11月28日に「天にも昇る気持」として、ここに書かせていただいた。

さてその後、間にちょっと筋トレの日を入れてから、2回目は12月4日。65分で8キロを走れた。次いで同じ65分で、10日には8.3キロ、そして12日に8.5キロである。走行中も常時ハートレートモニターを装着して時速と心拍状況とを確認しながらのランだが、まだ1度も乱れは見られていない。試運転の自己管理がうまくできているということである。そろそろ怖々とスピード上げているそのやり方が、僕の体に合っているということだ。

それでも今日は疲れた。体がちょっとだるかったし、夕食の前のビールがかなり心臓に応えたし。無理もないのである。10日と12日、これも実験的に1日置いただけで走ってみたのだし、スピードも人並みに近づいてきているのだから。ウオームアップとして初めに充分歩いたりしているから、それも含んで65分で8.5キロとは、後半はこの年齢の普通のLSDと同じようなスピードになっているということである。LSDとは、ランニング・トレ-ニングの極意であって、長時間(long)、ゆっくりと(slow)、長い距離を(distance)ということだ。これが心肺機能の向上に最も良いのである。

半ば以上諦めていたこの生活が続けられると分かった気分はどうだ! 恋に恋するという表現があるが、走れると分かって喜んでいる自分に喜んでいるという感じなども加わっているのだろう。「これだけ喜べるものがあると感じる幸せ」と言っても良い。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤周一氏の最後の(?)講演 ネット虫

2008年12月13日 00時00分28秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
★グループメールの山脇直司氏から次のような知らせがありました。聴いてみました良かったです。
************************
亡くなった加藤周一氏がちょうど二年前に駒場キャンパスで行った講演をyou tubeで見ることができます。老人と若者との連帯を説くもので、印象深い内容ですので、是非以下をクリックしてご覧ください。なお、七回に分かれているので、順次にどうぞ。
http://jp.youtube.com/watch?v=y_h1SI5x3VM&feature=related

そこから、井上ひさしさんなどの講演も聴く事が出来ます。

☆聴き方は・・アドレスを青地にして、だぶるクリックすると窓がでます。
 そこのアドレスを再びクリックすれば指定のHPの紹介があります。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする