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憲法を血肉として          まもる

2008年12月31日 23時27分21秒 | 国内政治・経済・社会問題
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」

 これは、我が国の憲法前文の一節だ。

 今年このブログで主張された様々な現実の問題が、この一節に含まれている。
 貧困・搾取・戦争etc

 そして、これらに対してわが憲法は、恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する「権利を有することを確認する。」と明確に宣言している。

 これは決して、理想主義的なスローガンではない。

 日本国民だけではなく全世界の人々に呼びかけた人類の権利の確認である。

 浅薄な現実主義者が、ましてや好戦的な改憲論者がなんと言おうと日本国憲法は
貧困と戦争の混沌とした世界に対する指針であり、戦いの宣言なのである。

 ★厳しい年を迎える今、日本国憲法をもう一度読み返し骨肉そして熱い血としたい。
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現実派?理想派? 落石

2008年12月31日 09時46分45秒 | Weblog

あるパンフレットに作家の山田太一さんが、理想主義と現実主義について
こんなことを話していました。
面白いので紹介します。


現実をきちんと見ている人には、多くの理想主義はインチキにみえてしまう。
しかし現実主義者は今起こっているものしか見えない。
でも、人間はそれ以上の可能性を持っている。
訳知りの現実主義に襲撃されると、大抵の理想主義者は甘かったと思う。
甘い理想主義にも手に負えない疑問がありますが、
一方、現実をこえるものを求めている気持ちも人間の現実。
現実主義に歯止めをかける理想主義を人間は必要としている。

夏目漱石は、理想について
「野分」のなかで、ある人物に、こう言わせています。

「理想はたましいである」

    

よいお年を。



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