★麻生総理は、日本郵政の西川社長の続投に反対していた鳩山総務大臣を事実上更迭した理由について、「政府と郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたことは甚だ遺憾なことで、この状況は早急に解決されてしかるべき。基本的にそう思って判断させてもらいました」(麻生首相)と言ったそうです。
しかし、これまでの鳩山大臣の言動はは次のようだったと思います。(TBS・NEWS参照しました)
事の発端は去年12月下旬。日本郵政が全国70か所の「かんぽの宿」をオリックスグループに一括売却すると発表したことでした。
「これが1億円しかしないんですか。そんなバカな話があるかね」(鳩山邦夫総務相 1月17日)
今年1月、大分県日田市の「かんぽの宿」を視察した際、鳩山総務大臣は声を荒らげました。
70施設の土地代と建設費の総額はおよそ2400億円。これに対し、入札の際、日本郵政から示された資産価値がおよそ90億円と、低く設定されていたことに強い疑問を示したのです。さらに・・・。
「重要文化財であるものを重要文化財でなくすのは、トキを焼き鳥にして食っちゃうような話でしょ」(鳩山総務相 2月26日)
日本郵政が進めようとしていた東京中央郵便局の建て直しをめぐっても・・・。
「おーい、これ何だい。壊れているじゃないか。誰だ壊したのは」(鳩山総務相 3月2日)
歴史的価値がある建物を壊してしまう計画に、怒りをあらわにしました。
「何これ。すでに壊してると思わないよね。信じられないな」(鳩山総務相)
こうした鳩山氏の反応に、日本郵政側は「かんぽの宿」の一括売却を白紙撤回。さらに、東京中央郵便局の再開発計画も変更に追い込まれました。
「かんぽの宿」をめぐっては、業務改善命令まで出した鳩山氏でしたが、怒りはそれだけでおさまりませんでした。ついには西川社長の経営責任を問い、続投は認めないと言い出したのです。
「お辞めいただくのは当然のこと。責任という問題」(鳩山総務相 6月3日)
「私は当たり前のことを言っている。悪は悪だ。正義は正義だ」(鳩山総務相 6月5日)
今週火曜日、参議院の総務委員会で郵政問題の集中審議が行われ、渦中の2人が出席。
「民営化の土台をしっかり築くことが私に与えられた責務」(日本郵政 西川善文社長)
「癒着があるんじゃないかと、国民が疑ってしまうのが当たり前。そういう体質の問題」(鳩山総務相)
★この鳩山氏の言動のどこが「混乱を生じたような印象を与えたこと」になるのでしょうか?
要は、小泉氏一派の圧力に麻生総理が屈しただけの話で、事前に森元総理などにご意見を伺い、たった三ヶ月の自分の政権延命を乞い、盟友を切ったという茶番劇でしょう。閣内不一致ではなく、「党内不一致という混乱の印象を与えただけ」のことです。
しかし、これまでの鳩山大臣の言動はは次のようだったと思います。(TBS・NEWS参照しました)
事の発端は去年12月下旬。日本郵政が全国70か所の「かんぽの宿」をオリックスグループに一括売却すると発表したことでした。
「これが1億円しかしないんですか。そんなバカな話があるかね」(鳩山邦夫総務相 1月17日)
今年1月、大分県日田市の「かんぽの宿」を視察した際、鳩山総務大臣は声を荒らげました。
70施設の土地代と建設費の総額はおよそ2400億円。これに対し、入札の際、日本郵政から示された資産価値がおよそ90億円と、低く設定されていたことに強い疑問を示したのです。さらに・・・。
「重要文化財であるものを重要文化財でなくすのは、トキを焼き鳥にして食っちゃうような話でしょ」(鳩山総務相 2月26日)
日本郵政が進めようとしていた東京中央郵便局の建て直しをめぐっても・・・。
「おーい、これ何だい。壊れているじゃないか。誰だ壊したのは」(鳩山総務相 3月2日)
歴史的価値がある建物を壊してしまう計画に、怒りをあらわにしました。
「何これ。すでに壊してると思わないよね。信じられないな」(鳩山総務相)
こうした鳩山氏の反応に、日本郵政側は「かんぽの宿」の一括売却を白紙撤回。さらに、東京中央郵便局の再開発計画も変更に追い込まれました。
「かんぽの宿」をめぐっては、業務改善命令まで出した鳩山氏でしたが、怒りはそれだけでおさまりませんでした。ついには西川社長の経営責任を問い、続投は認めないと言い出したのです。
「お辞めいただくのは当然のこと。責任という問題」(鳩山総務相 6月3日)
「私は当たり前のことを言っている。悪は悪だ。正義は正義だ」(鳩山総務相 6月5日)
今週火曜日、参議院の総務委員会で郵政問題の集中審議が行われ、渦中の2人が出席。
「民営化の土台をしっかり築くことが私に与えられた責務」(日本郵政 西川善文社長)
「癒着があるんじゃないかと、国民が疑ってしまうのが当たり前。そういう体質の問題」(鳩山総務相)
★この鳩山氏の言動のどこが「混乱を生じたような印象を与えたこと」になるのでしょうか?
要は、小泉氏一派の圧力に麻生総理が屈しただけの話で、事前に森元総理などにご意見を伺い、たった三ヶ月の自分の政権延命を乞い、盟友を切ったという茶番劇でしょう。閣内不一致ではなく、「党内不一致という混乱の印象を与えただけ」のことです。