九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

名無しさんに、お答えします。   落石

2009年06月10日 16時50分42秒 | Weblog
つまり、アメリカの核の傘の下で、
アメリカが徐々に手を引いて行くのを知りながらも、
その手先として今まで通りを続けるのが「平和」だと、
落石さんは言うのですね。

いっそ、戦争をしてでも、
北の将軍様を倒した方がマシかも。

というコメントですね。
ありがとうございます。
私の考え方を補足します。

まず、アメリカが徐々に東アジアから手を引くといっても
空白が生れるわけではありません。
中国の存在感が次第に強まっていきます。
最近の報道では中国はイギリスを抜いて
世界第二位の軍事大国となったそうです。

アメリカの核の傘に日本の安全保障を托すのは
当分、避けられないでしょう。
いまだに敗戦国ですから。

このバランスが逆転する時がいつかは来ます。
案外近いかも。

これまで通りアメリカべったりという選択もあります。
それで「平和」が保障されるのなら、それも大切な選択肢です。
しかし、その保障はありません。
むしろ戦争が身近になる可能性のほうが大きいでしょう。

中国に寄り添うことも考えられます。
これはかなり発想の転換をしないといけませんが
可能性ゼロではありません。
日本の国益が守られるなら、ありでしょう。
経済的には中国抜きでは日本は立ち行かない状況は
さらに強まるでしょうから。

こうした観点からいえば、北朝鮮は、ある意味で小さな問題です。
別に倒す必要もないでしょう。
(日本の問題というより、むしろ中国の問題ですから)

自民党の一部の人たちが考えている核武装論は
アメリカの庇護のもとに、核を持ち、
中国に対抗するかたちで、日本の力を強化しようとするもので、
一利あります。
もちろん、やがては・・・という下心も見えますが。

名無しさんは、どうお考えですか?
この時点での日本の外交はどうあるべきか?
外務大臣になった積りで、お答え下さい。

私の推論は米中の基本的な対立は続くという前提ですが、
米中が蜜月時代?に入るという可能性もなくは
ありません。

そうなれば、こんな議論は必要ありませんね。










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「憲法審査会」とは何か←改憲目前の手続きです

2009年06月10日 10時43分49秒 | Weblog
★メール仲間がこんな情報を送ってくれました。   (まもる)

昨日の夕刊(朝日)に『憲法審査会規程、11日に衆議院で採決』という見出しで書いています。これはどいういことでしょうか。私が調べたことをお知らせします。  
   
 ★「憲法審査会」とは何か
 
 改憲国民投票法が成立したときに、国会法が改定されて「憲法審査会」という「常設の機関」を国会におくときまりました。これは、法務委員会や外務委員会のように法律を審議して採決するところです。つまり改憲原案を作って、採決して本会議に送る機関です。
 
 来年5月18日の国民投票法の施行までに改憲案を作ってしまおうというのが与党のねらいです。今政府・与党が上程しているのは、「憲法審査会規程」という法案です。その内容は①委員数50人 ②国会開催中・閉会中を問わず活動できる ③表決は出席議員の過半数、などとなっています。

 委員の数は議席数に比例するとしていますから、改憲派の議員が多数を占めることになるでしょう。ですから、与党が提案した改憲原案が憲法審査会でそのまま通ってしまうでしょう。
 そうすると、来年5月18日に国民投票法が施行されると、すぐにでも改憲原案を国会で発議できるようになるのです。その後、60日から90日の間に国民投票を行うことになります。
 憲法「改正」が目の前まで来たという感じがします。

 新聞もテレビもこのような国会の動きをほとんど報道しませんから、国民はあまり気がついていません。
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