日経平均１７,０００円割れ 文科系

　阿修羅掲示板・赤かぶさんの紹介記事をちょっと書き直して、冒頭に転載紹介させていただきます。

『　日本の株が暴落しています。２９日は、日経平均が７１４円余り下落して、１６，９３０円で終わり、１７，０００円をいとも簡単に割り込んで引けています。

前日比で４．０５％とかなりの下落率となっていますが、個別銘柄前日比は、この４％を大きく超える下落を見せた銘柄も多かったようです。

トヨタ　－４．６８％（－３３０円：終値　６７１９円）

シャープ　－５．４４％（－８円：終値　１３９円）
東芝　－６．０２％（－　 １８円：終値　２９1円）
ソフトバンク　－６．４３％（－３７１円：終値　５４０１円）』


　土台、官製バブルなど長く続くわけがないのでしょう。円をいくら刷っても、それでどれだけ国債を買い上げても、また、年金などの基金を株などに５０％も振り込もうと叫んでも、実績に合わない株価は空売りに合うだけ。他国の金融が、日本の年金基金などをどんどん吸収しているのではないでしょうか。

　日本を初めとした諸政府が今は本音を叫んでいるように、失業者をなくしたり、賃金を上げたりしなければ、インフレ・ターゲット目標達成など全く実現できるわけはないのだと思います。２９年と同じ大恐慌が、リーマンショック以降ずっと続いていると観た方がよいのでしょう。スペイン、ギリシャなどは若者の５０％が失業とか。こんな時代が正常であるわけがありません。つまり、世界の大資本が実体経済に投資してもうまみがないので、マネーゲームをやっているだけ。そんな状態で世界に職業など増やせるわけがないということです。どん詰まりの世界ということだ。マネーゲームに明け暮れる資本本意ではなく、職業を求める働くもの本意の経済が、ぎりぎり求められている時代なのだと思います。