3日の30分2回が、9キロ。4日が9・1キロ。そして6日には久しぶりに90分走って12・3キロで、絶好調から、8日には急転直下の8.3キロ。この8日は、疲れたと感じながら走っていたから随分落として走ったのだが、案の定9日に熱が出た。風邪を引いていたらしい。暫く休止である。早く治して早く走れるようにと、その後は寝てばかりいた。そのおかげか、ラン再開は、14日。戸外を45分、歩き、また、走った。多分5キロちょっとだろう。
そして、15日にはジムへ。初めこわごわ走ったのだが、そんなに衰えていないと分かって、調子を上げていく。結局、30分×2回が、3・9キロの4・4キロ、ホクホクで帰ってきた。本当にほっとした
ところで、この間に思ったこと。年寄りの頭脳には好不調の波があるとよーく知ってはいたが、今回ほどこれを感じたのは僕として初めてのことだった。8日に走って以来、走らない日々が重なっていく。すると、頭脳が呆けていくことありありなのである。風邪の間も毎日ギターを弾いているから、このことが本当によく分かった。いつもの箇所、いつもの練習が全く上手く行かない。悪戦苦闘が深まって行くばかりだった。
それが、どうだ。14日にちょっと歩いた次の朝には、この一週間無かった調子なのである。なによりもギターを弾きたいという意欲そのものが急に増えて、パフォーマンスも急に上がった。病気の時とは見違えるように、ギター演奏が急に楽しくなったのは、当然のこと。
やっぱり脳が身体中で一番酸素を喰らう器官なのである。全身の血管も含めて、酸素吸収能力の高低がそのまま頭脳の働きに直結するということなのだろうか。本当に、怖いほどだと感じたものだ。
それにしても、風邪を引きすぎる。医者と相談しても異常なしというけれど、どうしたものだろう。