九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

面白い経済論議(続き)  文科系

2015年10月25日 22時56分52秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
第1回目の続きがありました。落ち着くところに落ち着いて、やはり面白い論議だと思うので、ご紹介します。

『 ピケティ 税制改正 (ハイ論破) 2015-10-24 17:52:30
 皆さん間違えないように!
ピケティが語っているのは「格差是正のために税制改正を!」だし、ピケティの本のタイトルは21世紀の資本論(共産主義?)ではなく『21世紀の資本』だからな!』

『理念の無理解(文科系) 2015-10-24 21:35:34
「格差是正の税制改革」とは、税による所得再配分効果を高めて、弱者を救済するやり方。金持ちから沢山税を取って、社会的弱者を救うやり方と言える。
 これは、今の新自由主義の金儲けの仕組みそのものは変えないで、弱者を救うやり方ね。

 他方、ワークシェアリングとは何か。正規の労働時間(8時間)を少なくして正規を増やせば、失業者や不規則労働者がもっともっと救える。金儲けの仕組みそのものを(世界的に)変えながら、弱者を救って一般消費を増やす道だとも言えるのではないか。

 こうして、上の二つは親類ですよ。この二つには、一つの同じ精神が働いていると言いたいわけだ。

 そして、何度も言うが、8時間労働短縮は人類史上必ず始まっていく。今の儲けの仕組みそのものに世界的に手を付ける時代が必ず来ると言いたいね。そうでなければ、どうして8時間労働制が出来たのかと、逆に質問したい。そして、なんでこの8時間労働制が100年も変えられなかったのかともね。

 マルクスもケインズもこんなことは当然のこと、必然だと考えていた。今でもケインジアンは世界に無数にいるはずだ。こういう考え方が後退したのは逆にもっと短期間で、この30年ほどのことに過ぎない。それを永遠の法則のように前提として語っていたのが君だよね。おかしいと思わないのかな?』

『更に言えば・・・ (文科系) 2015-10-24 23:21:56
 更に言えば、今はこんな時代だ。
 世界的超大現物企業でさえもびくびく恐れている。世界大金融による株の買い占めを。だからこそ、いざというときのために内部留保に血道を上げる。こうして、8時間労働を変えられないどころか、こんな意味でも賃金は出来るだけ安くして、不規則労働者で間に合わせたい。

 逆に世界大金融こそ、こういう時代はこんな最大のうま味がある。実物経済をやって内部留保など金を貯め込んでいるところの金をなんとか奪えないかなとね。ちょうど、藤田保健衛生大学や南山大学がリーマンショックのデリバティブで大損こいたような、或いはギリシャ国家が同じく、ゴールドマン・サックスにとんでもないデリバティブをつかまされて国家赤字を激増させたというような、そんなことね。
 こうして今の世界、世界大金融以外はみんなびくびくしてるだけの経済じゃないのか?

 こういう世界的異常が何故直せないの? 結局、世界大金融が8時間労働短縮を妨げ、臨時、パートを増やしているだけの世界じゃないか。つまり、ただ株主本位の、つまり世界大金融にとって都合が良いだけの、新自由主義経済ね。』

『Unknown (ハイ論破) 2015-10-25 11:50:06
 イカンイカン。こんな暇な老人につきあっていたら時間がいくらあっても足りない。原因と結果がメチャクチャ。
〈藤田保険衛生大学や南山大学がリーマンショックのデリバティブで大損こいたような〉別に世界大金融とか投資会社に狙われて金を失ったわけではない。大学経営で得たお金を「自ら」投資して「それがうまくいかなくて」金を失っただけ。ギリシャもしかり。
ちょっと前まで文科系氏が傾倒していた浜矩子氏は1ドル50円を目指し、その暁には金融で儲けようと主張していたんだよ。もう忘却の彼方?(笑)
また、文科系氏の理論だと、生産力が上がれば成長できる(はず)なのに、今は「脱成長=成長を重視しない?」という本を読んでいる時点でブレブレだ。
労働時間分担だとプラスイメージだけど、賃金分割だとマイナスイメージだよなあ……詳しくは「ワークシェアリング進まない理由」を検索なさってください(余談ですが、名無しさんのようにコレを読んで方式ではその記事が削除されていたりしたらアウトだし、他の視点から見た多様な意見や記事を参考にすることができないのであまりよくないと思う)。』

『一先ず、満足(文科系) 2015-10-25 15:11:27
 とうとうこんな一連のことを語られた。感無量ですな。
『イカンイカン。・・・・原因と結果がメチャクチャ』
『大学経営で得たお金を「自ら」投資して「それがうまくいかなくて」金を失っただけ。ギリシャもしかり』
『労働時間分担だとプラスイメージだけど、賃金分割だとマイナスイメージだよなあ』

 話がなかなか噛み合ってきたと読みましたね。アホとか「頭がおかしい」とか言われた当初とは、大違いだ。そして、これだけははっきりしている。貴方が考えた事もなかった僕の論議が一連の因果関係の中に入ってくる立派な理論問題だとやっと認められたいうことね。さらには次に、こんな事を警鐘、追い打ちしたいもんですが・・・。
『経済論議で、因果連鎖理解って案外分かりきった物ではないという意味で、難しいもの。(良悪)循環が当たり前の世界だから』
『例えば、この因果、循環論の理解で、流派があるとは、ご存知ですよね。供給派とか需要派とか』
 つまり、貴方の因果理解が必ずしも正しいというわけではないと言っておきます。

 今も韓国、台湾などアジアに大被害を残しているアジア通貨危機。これを初め、自然にバブルが起こって、それが自然に破裂したと認識、意見表明していたノーベル経済学賞受賞者スティグリッツが、後にこう立場を換えたのは有名な話。アジアにバブルが無くっても、通貨危機は起こった。つまり、日本を初めとした世界大金融が人工的に起こしたとね。藤田、南山についても、同じ事が言えるはずだが、どうでしょうか。

 がまー、今回はここまでにしておく積もりです。関連して、「ハイ論破」などという名前など使えば反発されますよと言いたい。僕の文科系はそれだけのことですが。』
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「よたよたランナーの手記」(140) 嬉しい時だ  文科系

2015年10月25日 03時16分33秒 | スポーツ
 涼しくなったからか、それとも、色々足掻いたことが吉とでたのか、はたまたちょっと力もついたのか、調子が上がってきた。

 9月9日に1時間9・2キロまで来て、その後暫く右膝靱帯炎治療の苦闘。これが治って10月初めに何とか9・1キロまでもう一度巻き直してきたら、今度は風邪で病欠。そこから17日には9・3キロ、22日には9・4キロ。そして、24日には9・5キロまで来られた。30分2回が4・5キロとジャスト5キロだ。30分で5キロを超えたのはやはり春以来だろう。最後に11・0キロ時で5分ほど走ったが、まーなんとか。

 22日などは、風邪が残っていてちょっとしんどかったのだが、まー走れた。後半は、10キロ時でも普通に行けた。ランニングの本にフルマラソンラップタイム表というのがあるが、それを見ると1時間で10キロ(1キロを6分ペース)で走れる人は、もう中級でも最上位ということになっている。この年齢としては上々の出来と、初めて知った。
 この間にあった色々なトラブルに対して、我ながら根気よく、科学的という意味で良い対処ができたのだろうなと振り返ってもいた。ちょっとしたスクワットとかつま先立ちとかをこの間の日々折を見てやってきたことも良かったのだろう。特に、僕の最弱点である足首の不安がなくて来られたのが大きい。

 まだまだ行けると、改めてまた思ったことだった。すると、こんな時はひときわ、嬉しい。「いつまでできるのだろう?」「いつか、ある怪我で、ラン永久断念?」などがいつも頭にちらつくから、ちょっとの前進が喜べる。それこそ、どんなによたよたとなってもなんとか走っている格好だけでも・・・などと思えるのである。老いをそのまま見つめてきたから、一進一退に近くとも前進できる方法を見つけられて、やってこられたということだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする